令和1608日目

2023/09/24

【木原稔防衛相】宮古島、石垣市長と面会

木原稔防衛相は24日、沖縄県を訪れ、宮古島市の座喜味一幸、石垣市の中山義隆両市長とそれぞれ面会した。沖縄の地元首長との面会は就任後初めてで、南西地域の防衛体制強化に理解と協力を求めた。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設計画を巡り、国と対立する玉城デニー知事との面会は今回、見送られた。

両市長との面会は、陸上自衛隊宮古島駐屯地と陸自石垣駐屯地の視察に伴い行われた。

宮古島市内で座喜味氏と面会した木原氏は「市民の協力に改めて感謝する。南西地域の防衛力は引き続き強化したい」と述べた。座喜味氏は「国際情勢は厳しいものがあり、市民の生命・財産をいかに守り切るかが重要な課題だ」と応じた。

木原氏は、その後の中山氏との面会では、6月以降、北朝鮮の弾道ミサイルを迎撃するための地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を石垣市内に配備したことに言及し、地元理解に感謝の意を示した。

就任早々、南西地域の防衛力を強化する上で重要な沖縄の離島の地元首長と面会した一方、玉城氏との対話も模索したが調整がつかなかった。政府関係者は「今回の沖縄訪問はあくまで部隊視察が目的だ」と説明する。

普天間飛行場の辺野古移設計画では、国が申請した工事の設計変更を県が不承認とした処分の妥当性などが争われた訴訟で、県の敗訴が4日に確定し、玉城氏は苦しい立場に追い込まれている。

それでもスイス・ジュネーブで開かれた国連人権理事会では「(米軍基地が沖縄に)集中し、平和が脅かされている」と改めて辺野古移設への反対を表明し、物議をかもした。26日に開会する沖縄県議会では、人権理事会での発言に加え令和4年度決算が県側のミスにより「赤字状態」となっている問題などで追及されるのは必至で、木原氏との面会よりも議会対応を優先したとみられる。《産経新聞》

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【大相撲】

大相撲秋場所千秋楽は24日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、西大関貴景勝(27)=兵庫県出身、常盤山部屋=が熱海富士との優勝決定戦を制し、11勝4敗で4場所ぶり4度目の優勝を逆転で果たした。

貴景勝は本割で4敗同士の関脇大栄翔を下し、4敗目を喫した熱海富士に並んだ。11勝4敗での賜杯獲得は1場所15日制が定着した1949年夏場所以降で4例目の低い成績。近年の混戦を象徴する結果となった。

両膝痛で先場所を全休し、7度目のかど番で臨んだ貴景勝。横綱不在の土俵で看板力士の責任を果たした。全休明けの大関による優勝は2003年春場所の千代大海以来2度目となった。

大相撲秋場所千秋楽の24日、三賞選考委員会が開かれ、初優勝を逃しながら11勝4敗と活躍した東前頭15枚目の熱海富士が初の敢闘賞を受賞した。三賞は初受賞。初優勝達成の条件付きだった殊勲賞はならなかった。

4敗で追っていた関脇大栄翔、平幕の高安と北青鵬も逆転優勝できず、殊勲賞を獲得できなかった。技能賞は7場所ぶりに該当者なし。三賞受賞が1人にとどまるのは、琴勇輝が殊勲賞を受賞した2016年春場所以来となった。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第28節最終日(24日・カシマスタジアムほか=3試合)2位の横浜Mはアンデルソンロペスの2得点で鹿島に2―1で逆転勝ちした。4試合ぶりの白星で勝ち点54とし、次節に直接対決を迎える首位神戸との1差をキープした。鹿島は同46のまま。

川崎は湘南と対戦し、浦和はG大阪と顔を合わせた。《共同通信》

【プロ野球・24日】

オ4―1西

オリックスが6連勝した。山本は7回無失点で10三振を奪い、リーグトップの15勝目。平野佳は27セーブ目で日米通算250セーブへあと2。打線は六回に森のソロ、ゴンザレスの3ランで4点先行した。西武は連勝が4で止まった。

ロ6―7ソ

ソフトバンクが逃げ切り、ロッテと2位で並んだ。一回に柳田、今宮の適時打などで5得点し、六回は柳田の犠飛で加点。2季ぶりの勝利となった2番手の嘉弥真ら救援陣6人で反撃をしのいだ。ロッテは5連敗で勝率5割に戻った。

楽3―1日

楽天が競り勝ち、このカード5年連続の勝ち越しを決めた。0―1の七回に浅村の二塁打で追い付き、九回に島内がサヨナラ2ランを放った。荘司が7回1失点と好投し、九回を抑えた松井裕が2勝目。日本ハムは4位以下が確定した。

D0―6巨

 巨人が今季のDeNA戦勝ち越しを決めた。四回にブリンソンの犠飛で先制し、坂本が五回に2ラン、九回に3ランを放った。戸郷は6安打に封じ、今季2度目の完封で12勝目。DeNAは打線が振るわず、今永は粘りを欠いた。

広1―3ヤ

ヤクルトの小川が8回4安打1失点の好投で3年ぶりに10勝に到達した。田口が33セーブ目。打線は0―1の四回に山田と村上の連続長打で2点を奪い、七回は塩見の適時三塁打で加点。広島は五回以降は無安打に抑えられた。

中0―0神

両チームの投手陣が奮闘し、ともに無得点で引き分けた。阪神は才木が10回を投げ、5安打無失点と好投した。救援陣も踏ん張った。中日の柳も8回を3安打無失点と力投。九回以降は5投手をつないで粘り、本塁を踏ませなかった。《共同通信》

【F1】

自動車F1シリーズ第16戦、日本グランプリ(GP)は24日、三重県鈴鹿サーキットで決勝が行われ、9番手からスタートしたアルファタウリの角田裕毅は12位となり、入賞を逃した。

ポールポジションから出たレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季13勝目、通算48勝目を挙げた。レッドブルは製造者部門で総合2連覇を確定させた。2位にランド・ノリス(英国)、3位にオスカー・ピアストリ(オーストラリア)とマクラーレン勢が続いた。

これまで秋に開催されてきた日本GPは来年は4月に移行となる。《共同通信》

【ブレイキン】

来夏のパリ五輪で初採用されるブレイキン(ブレイクダンス)の世界選手権は24日、ベルギーのルーベンで行われ、女子は2021年大会女王の福島あゆみ(ダンサー名・AYUMI)が銀メダルを獲得した。決勝でリトアニア選手に敗れ、今大会での五輪出場権獲得はならなかった。

男子は半井重幸(SHIGEKIX)が3位決定戦で中国選手に勝って銅メダル。昨年女王の湯浅亜実(AMI)は8強入りを懸けたリーグ戦で敗退した。《共同通信》

【ラグビー】

ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会第12日は24日、リヨンなどで1次リーグの2試合が行われ、C組で前回4位のウェールズが優勝2度のオーストラリアに40―6で快勝し、3連勝の勝ち点14で準々決勝進出を今大会一番乗りで決めた。2敗目(1勝)を喫したオーストラリアは8強入りが厳しくなった。

B組でスコットランドはトンガを45―17で下し、1勝1敗の勝ち点5とした。トンガは2連敗。《共同通信》

【ゴルフ】

女子ゴルフのミヤギテレビ杯ダンロップ女子最終日は24日、宮城県利府GCで行われ、21歳の岩井明愛が69で回り、通算13アンダー、203とし、2週連続で初日から首位を譲らない完全優勝を果たした。日本女子プロゴルフ協会によると、2週連続の完全優勝は1988年のツアー制度施行後4人目。今季、通算ともに3勝目で、賞金1260万円を獲得した。《共同通信》

パナソニック・オープン最終日(24日・兵庫県小野東洋GC=7113ヤード、パー72)33歳の大槻智春が6バーディー、ボギーなしの66で回り、通算20アンダー、268として2打差3位から逆転優勝した。約1年ぶりの通算3勝目で、賞金2千万円を獲得した。

3打差の2位は米沢蓮と宋永漢(韓国)。長野泰雅がさらに1打差の4位、永野竜太郎が5位で続いた。賞金ランキング首位の中島啓太は68と伸ばし通算13アンダーの8位に入った。《共同通信》

男子ゴルフの欧州ツアー、フランス・オープンは24日、パリ近郊のサンカンタンアンイブリーヌのル・ゴルフ・ナショナル(パー71)で最終ラウンドが行われ、66をマークした久常涼が通算14アンダー、270で初優勝を果たした。日本勢が同ツアーで勝ったのは青木功、松山英樹に次いで3人目。

久常は岡山県出身の21歳。5位から出た最終ラウンドは後半で五つスコアを伸ばすなど7バーディー、2ボギーで回って逆転した。ツアー公式サイトの英語インタビューで「常に自信を持ってスイングした。リーダーボードは見ずにゴルフだけに集中した」と喜びを語った。《共同通信》

【マラソン】

ベルリン・マラソンは24日、ベルリンで行われ、女子のティギスト・アセファ(エチオピア)が2時間11分53秒の世界新記録を樹立して2連覇した。従来の記録はブリジット・コスゲイ(ケニア)の2時間14分4秒だった。

日本歴代2位の記録を持つ新谷仁美(積水化学)は2時間23分8秒の11位。

男子は五輪2連覇中のエリウド・キプチョゲ(ケニア)が2時間2分42秒で2年連続5度目の優勝を果たした。(記録は速報値)《共同通信》

【杭州アジア大会】

杭州アジア大会第2日の24日、競技が本格化し、柔道は女子48キロ級でパリ五輪代表内定の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)が今大会で日本の金メダル1号となり、前回大会の52キロ級に続く2階級制覇を飾った。男子66キロ級の田中龍馬(筑波大)も優勝した。

競泳は女子50メートル平泳ぎで32歳の鈴木聡美(ミキハウス)が30秒14の日本新記録をマークし、男子100メートル背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)とともに銀メダルを手にした。

体操は男子団体総合決勝を実施した。ローイング(旧ボート競技)の女子かじなしフォアで日本が2位に入り、今大会の日本勢初メダル。近代五種の日本は男女ともパリ五輪の出場枠を獲得した。《共同通信》

【秋篠宮皇嗣同妃両殿下】ベトナムの世界遺産ご訪問

ベトナムを公式訪問中の秋篠宮ご夫妻は24日、中部ダナン郊外にある世界遺産・ミーソン遺跡を見学された。2〜15世紀に栄えたとされるチャンパ王国の聖地で、ヒンズー教の影響を受けた彫像や塔などが現存している。秋篠宮さまは顔を近づけて細部まで観察し、担当者に質問を重ねた。ご夫妻で記念撮影する場面もあった。

その後、ダナン中心部にあるホテルでグエン・バン・クアン市党委員会書記と面会し、昼食会に出席した。秋篠宮さまはあいさつで「遺跡では、どのようにしてれんがを接着しているのかなど、興味が尽きませんでした」と述べた。《共同通信》

【中国恒大集団】債券発行困難に

経営再建中の中国不動産大手、中国恒大集団は24日、子会社の恒大地産集団が当局による調査を受けているため「新規債券発行の適格基準を満たしていない」とする声明を発表した。新たな債券の発行ができなければ、再建に向けた債務再編案の実行に支障を来す可能性がある。

恒大地産は8月、情報開示に絡んで違反があったとして中国証券監督管理委員会から調査を受けていると発表していた。

恒大は3月に債務再編案を公表。発行済みの債券を新たな債券や関連会社の株式に転換する方針を示していた。 《共同通信》

【仏軍】ニジェール撤退へ

フランスのマクロン大統領は24日、7月にクーデターが起きた西アフリカ・ニジェールから駐留軍を撤収させると発表した。今後数週間から数カ月の間に手続きを進め、年内に完全撤収する方針。大使や外交官も直ちに帰国させるとした。フランスメディアとのインタビューで語った。

旧宗主国として長年アフリカに大きな影響力を維持し続けてきたフランスの対アフリカ政策にとって大きな打撃となる。マクロン氏は「ニジェール軍政はもはやテロとの戦いを望んでいない。軍事協力は終わりだ」と強調した。

ニジェールではクーデター後、反フランス感情が強まり、フランス軍の撤収などを求めるデモが繰り返し行われた。軍事政権による撤収圧力も強まっていたが、軍政を認めていないフランスは拒否し続けていた。

ルモンド紙によると、ニジェールには現在、首都ニアメー、首都北方のウアラム、隣国マリ国境近くのアヨルに計約1500人のフランス軍部隊が駐留する。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

英国のシャップス国防相は24日、BBC放送で、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援を巡り、来年11月の米大統領選の結果にかかわらず「われわれは引き続き支援する」と表明した。米国で野党共和党を中心に支援継続への懐疑論が広がっていることを問われ、英国の「揺るぎない支援」継続の立場を改めて説明した。

シャップス氏は「ウクライナのゼレンスキー大統領が言うように、ウクライナが民主国家であり続けることが、米国にとっても世界にとっても利益になる」と強調した。

米CNNテレビが8月に発表した世論調査によると、米国民の過半数がウクライナへの追加支援に反対で、共和党支持層に限れば71%が反対する立場を示した。

ウクライナメディアは24日、南部ヘルソン州にロシアによる攻撃があり、少なくとも民間人6人が負傷したと報じた。東部ドネツク州の戦線ではロシア軍が失地を回復しようと攻勢を強めた。 《共同通信》

【MLB】

米大リーグは24日、各地で行われ、カブスの鈴木はシカゴでのロッキーズ戦に「5番・右翼」で出場し、3打数2安打、2得点だった。チームは4―3で勝ち、3連勝とした。

レイズ戦に先発したブルージェイズの菊池は4回9安打3失点で勝敗は付かず、10勝6敗のまま。チームは9―5で勝った。レッドソックスの吉田はホワイトソックス戦に「4番・指名打者」で出場し、3打数1安打。試合は六回裏終了後に降雨コールドゲームとなり、2―3で敗れた。《共同通信》