令和1555日目
2023/08/02
この日のできごと(何の日)
【日本維新の会・馬場伸幸代表】台湾・蔡英文総統と会談
台湾を訪問した日本維新の会の馬場伸幸代表が2日、総統府で台湾の蔡英文総統と会談した。馬場氏は会談後の記者会見で、中国による軍事力を使った現状変更の試みに対抗するため「日台が協力して抑止力を高めていく必要がある」と訴えた。
総統府によると、蔡氏は会談で「(維新は)台湾の重要な友人だ」と表明。馬場氏に対し、台湾の環太平洋連携協定(TPP)への支持を要請した。馬場氏は記者会見で、加盟を支持する姿勢を強調した。
馬場氏は1〜3日の日程で台湾を訪問。2日は、来年1月の総統選に出馬する台湾民衆党主席の柯文哲・前台北市長とも面会した。《共同通信》
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【台風6号】沖縄で死傷者
台風6号の接近で暴風雨に見舞われた沖縄県では2日、最大で県内全世帯の3割を超える21万5800戸が停電した。多くの医療機関が休診となり、公共交通機関も運休するなど市民生活に大きな影響が出た。強風にあおられるなどして、けが人も相次いだ。
沖縄電力は、遠隔で停電の復旧作業を急いでいるが、屋外での対応は風雨が収まった後となる。今後は台風の速度が遅くなることもあり、全面復旧のめどは立っていないという。
離島・久米島の公立久米島病院では午前1時ごろから約9時間停電。高齢の入院患者らが冷房を使えないまま一夜を明かした。琉球大病院(西原町)は一般外来を停止し、救急患者のみを受け入れた。《共同通信》
◇
大型で非常に強い台風6号は2日、沖縄本島と宮古島を暴風域に巻き込みながら西寄りに進んだ。沖縄県内では倒壊した車庫の下敷きになり男性が死亡。強風で計36人がけがをし、一時全世帯の3割以上の約22万戸が停電した。気象庁は台風の速度が遅く、沖縄や奄美で影響が長期化する恐れがあるとして暴風や高潮に厳重な警戒を呼びかけた。
台風は勢力を維持したまま東シナ海で速度が遅くなり、東寄りに進路を変える見通し。今後の動きは不確実だが、進路によっては九州に近づき影響が出る可能性がある。
最大瞬間風速は2日、那覇市で52.5メートルを観測。1日夜、沖縄県大宜味村で車庫の下敷きになった男性(90)が死亡した。
このほか1日夜の住宅火災でやけどを負った、うるま市の女性(89)が2日に死亡。停電し、ろうそくを使っていたという。《共同通信》
【青森ねぶた祭り】
極彩色の巨大な武者灯籠が宵闇を照らす「青森ねぶた祭」が2日、青森市で開幕した。浴衣姿の踊り手「ハネト」が「ラッセラー」のかけ声とともに躍動し、北国の夏を熱気が包んだ。今年は新型コロナウイルス対策の参加制限がなくなり、4年ぶりの通常開催。期間中は23台の大型ねぶたが練り歩く。7日まで。
午後7時過ぎ、市内中心部の大通りに勇壮なねぶたがずらりと並び、祭りが始まった。幅9メートル、高さ5メートル、重さ4トンにもなる大型ねぶたが沿道ぎりぎりまで迫り、観客は大興奮。きらびやかな装飾をまとったハネト衆は、活気あるおはやしに合わせて力いっぱい跳びはねた。《共同通信》
【プロ野球・2日】
オ3―2楽
オリックスがサヨナラ勝ちで4連勝。勝ち越しを20に増やした。2―2の九回2死無走者から四球、安打、四球で満塁とし、新人の茶野が中前に殊勲打を運んだ。平野佳が3勝目。楽天は2度のリードを守れず、最後は安楽が打たれた。
西2―0ソ
西武の与座は2安打無四球完封で2勝目を挙げた。巧みに緩急をつけ、テンポ良く打たせて取った。三回にペイトンの適時打で先制し、四回は呉念庭の適時二塁打で加点した。ソフトバンクは2戦連続の零敗で自力優勝の可能性が消滅。
ロ6―8日
日本ハムが打ち勝った。5―5に追い付かれた直後の四回にマルティネスの2点二塁打と野村の犠飛で3点を勝ち越した。2番手のマーベルが三回途中から5回を投げ、3安打無失点で来日初白星。ロッテは3連敗となった。
中3―1神
中日が連敗を5で止めた。1―1の五回に岡林の適時二塁打と宇佐見の適時打で2点を勝ち越し、継投で逃げ切った。3番手の斎藤が移籍後初勝利。阪神は秋山が五回途中を3失点と粘れず、打線は近本のソロによる得点だけだった。
広4―2D
広島が連敗を3で止めた。一回に上本の適時打で先制。2―1の八回は代打松山と小園の連続適時打で突き放した。森は6回8安打1失点と粘り4勝目、矢崎が21セーブ目。DeNAは11安打を放ちながら2得点とつながらなかった。
巨9―2ヤ
巨人が5本塁打。一回に坂本のソロと岡本和の2ランで逆転し、二回はブリンソンのソロと坂本の2打席連発の2ランで加点した。五回は岡本和が24号ソロ。7回2失点のグリフィンが5月20日以来の5勝目。ヤクルトは高橋が7敗目。《共同通信》
【東京株式市場】
2日の東京株式市場は、ほぼ全面安の展開となった。日経平均株価(225種)は大幅反落し、終値は前日比768円89銭安の3万2707円69銭だった。米国債の格下げを懸念材料とみた売り注文が広がり、下げ幅は今年最大となった。
東証株価指数(TOPIX)は35.60ポイント安の2301.76。出来高は約18億3400万株。
格付け会社のフィッチ・レーティングスが米長期国債の格付けを最上位から引き下げたと発表し、米経済の混乱リスクが想起された。今週に入って急ピッチで上げていた反動に加え、中国が1日に希少金属の輸出規制を発効させたのも重しとなり、半導体関連を中心に多くの銘柄が下落した。《共同通信》
【日・ウガンダ外相会談】
林芳正外相は2日、訪問先のウガンダでオドンゴ外相と会談した。ロシアによるウクライナ侵攻を巡り意見交換し、国際秩序の維持に向けた協力を確認。ウクライナ産穀物輸出合意を離脱したロシアに対し、再考を求める立場を共有した。
ウガンダは、軍事面などでロシアと一定の協力関係を維持している。林氏は「ウクライナの公正かつ永続的な平和実現が重要だ」と強調。ロシアの穀物輸出合意離脱について「極めて遺憾で、再開に向けて共に努力したい」と伝えた。
両氏は、今年12月に予定される「グローバル難民フォーラム」の共同議長国に日本とウガンダが就くことを踏まえ、難民支援に向け協力することで一致した。《共同通信》
【中国】豪雨の被災者300万人
中国政府は2日、先月末から続いた豪雨で多大な被害が出たことを受け、復旧作業を本格化させた。中国メディアによると、被災者は全土で計300万人以上に及んだ。北京市ではこの140年で最多の降水量を記録。同市や周辺の天候は回復したが、南部では接近する台風6号への警戒も呼びかけられた。今回の豪雨ではこれまでに少なくとも20人が死亡、行方不明者も出ている。
政府は被災者支援のため、既に計約16億5千万元(約330億円)以上の財政資金の投入を決定。北京に隣接し広大な農地を擁する河北省では、多くのダムで基準水位を超えて洪水が発生、農作物への被害が深刻化している可能性がある。
北京市では7月29日夜から8月2日朝までの降水量が744.8ミリに上り、記録を確認できる1883年以降の140年間で最多だった。
政府は河北省などで農業関連で8億4200万元、ダムや堤防の修理などに4億990万元の対策費を公表。北京市と周辺に1億1千万元、福建省などに9千万元、四川省などにも2億元の救援資金を充てると発表した。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
日本、ウクライナ継続支援へ
財務省の神田真人財務官は2日、ウクライナのキーウ(キエフ)でマルチェンコ財務相と会談し、ウクライナに対する継続した支援を再確認した。日本の財務省によると、会談は経済政策などを議論する閣僚級協議。ロシアのウクライナ侵攻後に閣僚級の2国間協議の開催は世界初とみられる。
日本側の具体的な支援策として、侵攻で破壊された住宅の建て直しに向けた支援を表明した。世界銀行による融資支援を、日本政府が保証する形だ。
今回の会談では双方がロシアの侵攻を非難。日本がウクライナに同情と哀悼の意を伝え、ウクライナは日本の支援に対し感謝を表明した。《共同通信》
ロシア、ルーマニア国境地帯を再攻撃
ウクライナ国防省は2日、南部オデッサ州イズマイルで同日未明、ロシア軍の無人機攻撃があり、港の施設が損傷したと発表した。イズマイルはドナウ川沿いにあり、対岸はルーマニア。ロシアが黒海経由のウクライナ産穀物輸出合意から離脱後、ドナウ川を通じた輸出が代替ルートとなっており、ウクライナはロシアが妨害したと批判を強めた。
イズマイルに近いドナウ川沿いのレニでも7月24日、ロシア軍の無人機が穀物倉庫や港を攻撃していた。ゼレンスキー大統領は「ロシアが再び港や穀物、そして食料安全保障に対する攻撃を仕掛けた」と通信アプリに投稿した。《共同通信》
【ニジェール】国外退避進む
クーデターが起きた西アフリカ・ニジェールで2日、フランスやイタリアの支援によるそれぞれの国民らの国外退避が進んだ。フランス政府は同日中に退避を終了させたい考え。ロイター通信は2日、米大使館から職員の一部がチャーター機で退避すると報じた。クーデターから2日で1週間。緊迫した情勢が続いている。
フランス政府支援の第1陣の航空機は262人を乗せて1日にニジェールの首都ニアメーを離陸し、2日未明にパリに到着。その後、第2陣の便も到着した。邦人2人と外国籍の家族1人もフランス手配の航空機で退避した。日本政府によると、1日時点で約10人の邦人がニジェールに滞在している。《共同通信》
【米・ペロシ前下院議長】「中国は卑劣」
ペロシ前米下院議長は昨年8月の台湾訪問から1年を迎えた2日、声明を発表し、台湾への軍事圧力を強める中国について「卑劣であり、黙っているわけにはいかない」と批判した。世界が民主主義と専制主義のどちらの陣営を選択するか迫られているとして、台湾の人々と連帯する重要性を訴えた。
ペロシ氏は、自身の訪台に世界中から好意的な反応が寄せられ、その後の1年で米国でも超党派で台湾との交流が深まったと指摘。今春に台湾の蔡英文総統が米国を訪れたことを成果として挙げ、自由と人権のため米国は確固とした取り組みを続けると強調した。《共同通信》
【MLB】
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(29)が2日、ア・リーグ野手部門で7月の月間最優秀選手(MVP)に選ばれた。2カ月連続の受賞。通算では4度目の選出で、日本選手の最多受賞回数を更新した。
39本塁打で両リーグトップに立つ大谷は、7月15〜17日に3試合連続で33〜35号をマーク。27日のタイガースとのダブルヘッダーでは、第1試合で投手としてメジャー初完封をマークした後、第2試合で2本塁打を放つなどリーグトップの月間9本塁打を記録した。出塁率4割4分7厘もリーグ1位で打率は2割8分2厘、打点は14だった。
投手では2勝2敗、防御率4.97だった。《共同通信》