令和1525日目
2023/07/03
この日のできごと(何の日)
【共産党・小池晃書紀局長】立憲・泉氏の共闘巡る発言を批判
共産党の小池晃書記局長は3日の記者会見で、立憲民主党の泉健太代表に対し、次期衆院選での共産との選挙協力を否定した発言を撤回するよう求めた。「市民連合」を介した共闘の可能性に言及した泉氏の発言に対しても「スジが違う話だ」と批判し「候補者調整しないという発言は撤回していただくことが必要ではないか」と述べた。
泉氏は5月、共産などとの候補者調整を含む選挙協力を否定する考えを表明。党内の反発などを受け、6月30日の記者会見で、2021年衆院選で市民連合を介して共闘した経緯に言及し「そういうものは十分あり得る」と軌道修正していた。
小池氏は3日の会見で「市民連合の役割はものすごく大きいが、現時点での共闘の問題は政党の責任で解決すべきではないか。特に(選挙協力を否定した)党首の発言で障害が生まれている」と強調した。《毎日新聞》
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【熊本県】線状降水帯相次ぐ
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で九州では3日、早朝に熊本県で線状降水帯が発生するなど大雨となった。熊本市では約36万人に避難指示が出され、熊本県山都町では国道の橋が崩落するなど被害が出た。気象庁は同日午後から4日午前にかけて九州南部で線状降水帯が発生する可能性があるとの予測を出し、土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけた。
3日午前の1時間降水量は熊本県山都町で82ミリ、益城町で80ミリと猛烈な雨となり、7月の観測史上1位を更新。南阿蘇村でも69.5ミリを記録した。
熊本市は3日、市内を流れる川が増水し、氾濫する恐れがあるとして、市内の約18万世帯、約36万人に避難指示を出した。3日午前7時40分ごろには、山都町を流れる御船川に架かる国道の金内橋が大雨の影響で崩落した。人的被害は確認されていない。
気象庁によると、4日昼前にかけ、九州で雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがある。降り続いた雨の影響で、低い土地への浸水や河川の増水・氾濫も懸念される。《共同通信》
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活発化した梅雨前線の影響で九州では3日、大雨となり、洪水や土砂災害が相次いだ。熊本県では午前と午後の2回、局地的な豪雨をもたらす線状降水帯が発生。益城町などでは、川が氾濫して住宅の浸水被害が相次いだ。気象庁は4日午前にかけて九州南部で線状降水帯が発生する可能性があるとの予測を出し、土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけた。
3日正午ごろまでの12時間降水量は熊本県山都町で323.5ミリと観測史上最多を更新。九州各地では6月28日ごろから断続的に雨が降り続き、3日午後2時までに大分県日田市で737ミリ、熊本県南阿蘇村で714.5ミリ、宮崎県えびの市で612ミリ。《共同通信》
【東京都港区】ビルで爆発
3日午後3時15分ごろ、東京都港区新橋3丁目のビルで「爆発音がして、灰色の煙が出ている」と目撃者から110番があった。警視庁愛宕署などによると、2階の飲食店で爆発があり出火、店の従業員や通行人ら男女4人が顔などにけがをした。うち3人は重傷とみられるが、4人とも命に別条はない。ガス漏れがあった可能性があり、署が原因を調べている。
全身にやけどを負い重傷とみられる男性店長(52)は「店内の喫煙室でガスや下水のような臭いがすると思いながらたばこを吸おうとライターの火を付けたら爆発した」と警視庁に説明している。開店前で客はおらず、署は準備中に出火したとみて原因を調べている。
他に店にいた50代女性従業員とビルの外を歩いていた通行人の50代男性が顔や頭にけがをして重傷とみられる。男性はガラスの破片を浴びるなどした。もう1人の通行人の70代男性は軽傷。
ビルは地下1階、地上8階建て。署はガス漏れの危険や実況見分などを理由に周辺を交通規制した。東京消防庁によると、火は1時間余りでほぼ消し止められた。《共同通信》
【プロ野球】
巨人の石川慎吾外野手(30)とロッテの小沼健太投手(25)のトレードが成立し、両球団が3日に発表した。長打力のある野手を求めるロッテと、救援強化を狙う巨人の思惑が合致した。小沼の背番号は92に決まった。
石川は東大阪大柏原高から2012年にドラフト3位で日本ハムに入団し、16年オフのトレードで巨人へ。今季は1軍出場がなかったが、イースタン・リーグでは打率3割5分8厘、4本塁打と好調だった。
小沼は独立リーグ、ルートインBCリーグ茨城から21年に育成ドラフト2位でロッテ入り。速球が武器で今季は4試合に登板し、防御率9.00。《共同通信》
【東京株式市場】
週明け3日の東京株式市場は、日銀の企業短期経済観測調査(短観)で景況感が改善したことを好感し、ほぼ全面高の展開となった。日経平均株価(225種)は大幅反発し、前週末比564円29銭高の3万3753円33銭で取引を終えた。1990年3月9日以来、約33年4カ月ぶりの水準を付け、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。
東証株価指数(TOPIX)は32.21ポイント高の2320.81。TOPIXも90年7月23日以来の高い水準となり、バブル後の最高値となった。《共同通信》
【フランス】150人超拘束
パリ郊外で警察官が少年(17)を射殺した事件を受けた暴動は6夜目となる2日夜から3日未明にかけて続いた。警察官ら4万5千人が警戒に当たり、内務省によると少なくとも全国で157人が拘束された。フランスメディアが伝えた。規模は前夜までに比べ縮小傾向がみられる。少年の祖母は地元テレビで沈静化を訴えた。
内務省によると、3人が負傷し、352件の公道での放火、297件の車両火災が確認された。拘束された人数は6月30日夜から7月1日未明が1311人、7月1日夜から2日未明が719人だった。
事件は6月27日、移民が多いパリ郊外ナンテールで起きた。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
ゼレンスキー大統領「クリミア奪還まで戦争継続」
ウクライナのゼレンスキー大統領は3日放映の米CNNテレビのインタビューで、2014年にロシアが併合した南部クリミア半島の占領が続く限り「戦争は終わることがない」と述べ、半島を奪還するまで戦闘を継続する考えを示した。
ロシアのプーチン大統領による民間軍事会社ワグネルの反乱への対応は弱々しかったとし、プーチン氏の権力構造が「崩壊しつつある」と指摘。モスクワ南方までワグネルの進軍を防げておらず「治安状況も制御できていない」との見方を示した。
インタビューはウクライナ南部オデッサで2日に収録された。《共同通信》
ザポロジエ原発、バックアップ送電線に接続
国際原子力機関(IAEA)は3日の声明で、ロシアが占拠するウクライナ南部のザポロジエ原発がバックアップの送電線に再接続したと発表した。グロッシ事務局長は、再接続を評価しつつ「外部電源の状況は非常に脆弱なままだ」と訴えた。
欧州最大のザポロジエ原発を巡っては、周辺での双方の戦闘に巻き込まれる形で、大事故につながることが危惧されている。
声明によると、バックアップの送電線との接続は3月1日に損傷して切れたが、7月1日夜に復旧したという。《共同通信》
プリゴジン氏、1週間ぶり音声
ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」は3日、武装反乱を起こした民間軍事会社ワグネルの創設者プリゴジン氏が音声メッセージを公表したと伝えた。音声は「近い将来、われわれの次の勝利が前線で見られると確信している」と述べ、プリゴジン氏やワグネルが今後もウクライナ侵攻に関わることを示唆した。
ワグネルに近い通信アプリのチャンネルを通じて約40秒の音声を公表した。音声の公表は反乱収束後の6月26日以来約1週間ぶり。発信場所は不明。
プリゴジン氏は反乱の目的について「裏切り者と戦い、社会を動員するのが目的だった」と改めて強調。「われわれは多くを達成できた」とも訴えた。
ベラルーシのルカシェンコ大統領は6月27日、プリゴジン氏がベラルーシに到着したと述べた。プリゴジン氏は自身の居場所を明らかにしていない。
【MLB】
米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(28)が3日、ア・リーグ野手部門の6月の月間最優秀選手(MVP)と、前週に好成績を残した選手が表彰される週間MVPを同時受賞した。月間は2年ぶり3度目、週間は今季2度目で通算6度目となり、ともに日本選手で単独最多の選出回数となった。
大谷は6月、27試合に出場して打率3割9分4厘、15本塁打、29打点をマーク。6月26日〜7月2日の成績が対象の週間では7試合で6本塁打を放ち、打率4割1分7厘、7打点だった。《共同通信》
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米大リーグは3日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は敵地サンディエゴでのパドレス戦に「3番・指名打者」で出場し、3打数無安打、2四球だった。チームは3―10で敗れた。
カブスの鈴木はブルワーズ戦の七回途中の守備から右翼で出場し、1打数無安打だった。チームは6―8で負けて3連敗。吉田のレッドソックスは試合がなかった。《共同通信》