令和1510日目

2023/06/18

この日のできごと(何の日)

【米中外相会談】

ブリンケン米国務長官は18日、北京を訪問し、中国の秦剛国務委員兼外相と5時間半にわたり会談した。米中関係の悪化に歯止めをかけ、偶発的衝突の回避に向けた対話を確保する狙い。焦点の台湾情勢など両国の利害が対立する安全保障分野について議論。2021年1月のバイデン政権発足後、国務長官を含めた閣僚の訪中は初めて。

国務省によると、ブリンケン氏は会談で、不測の事態を防止するため意思疎通を維持することの重要性を強調した。複数の分野で懸念を伝達。対話を続けるために秦氏をワシントンに招待し、日程を調整することで一致した。

冒頭で両氏は握手。米中関係の悪化に懸念が高まっており、両国は軍同士を含めた当局間の意思疎通の活性化を探る。世界経済の安定や気候変動といった分野では協力を模索。バイデン米大統領が意欲を示す習近平国家主席との会談につながるかどうかも注目される。

両外相は会談の議題を14日の電話会談で事前に整理した。双方の立場の溝は多分野で深く、歩み寄りが実現する可能性については悲観的な見方が強い。《共同通信》

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【群馬県前橋市】35.5度を観測

本州付近は18日、梅雨の中休みとなり晴れ間が広がった。西日本から北日本の広い範囲が高気圧に覆われて気温が上昇。前橋市で35.5度を観測するなど、群馬の3地点で最高気温が35度以上の猛暑日となった。猛暑日は、福島などで5月18日に観測して以来1カ月ぶり。

全国914観測点のうち30度以上の真夏日も、140地点を超えた。気象庁は、こまめに水分を取ったり、エアコンを使ったりするなどの熱中症対策を呼びかけた。

他に猛暑日となったのは、群馬県伊勢崎市で35.3度、高崎市で35.2度。関東内陸部で特に気温が高く、栃木県佐野市で34.7度、埼玉県熊谷市で34.5度を記録した。《共同通信》

【プロ野球交流戦・18日】

広4―11西

西武が今季最多11得点で連敗を7で止めた。2―3の五回に鈴木の犠飛で追い付き、渡部の2点本塁打で勝ち越し。七回に外崎、九回は岸の2ランで加点した。平良が7回3失点で5勝目。広島はプロ初先発の河野が5回5失点だった。

巨1―2楽

楽天は0―1の六回、失策で出た走者を置いて辰己が逆転の2点本塁打を放った。岸が5回を5安打1失点にまとめ、継投も決まり、5月2日以来の2勝目。巨人は二回以降無得点と振るわず、菅野は今季初黒星。

ヤ0―6オ

オリックスが4連勝。0―0の七回に頓宮の7号ソロ、福田の押し出し四球、ゴンザレスの満塁本塁打で6点を奪った。宮城が要所を締め、6回無失点でリーグトップに並ぶ6勝目。ヤクルトは決定打を欠き6連敗。

D6―1ロ

DeNAの牧が4安打2打点。ロッテの佐々木朗から0―1の四回に同点打、六回は勝ち越し三塁打を放つなど攻略に貢献した。先発の石田が粘り、2勝目の森原ら救援陣も光った。佐々木朗は6回を今季ワースト4失点で2敗目。

中0―4日

日本ハムが同一カード3連戦3連勝。一回に万波、マルティネスの適時打で2点を奪い、七回は松本剛の適時打などで加点した。北山は七回途中まで1安打無失点の好投で4勝目。中日は1分けを挟んで4連敗となり借金は16になった。

神0―9ソ

ソフトバンクは七回に牧原大の適時二塁打と近藤の2点二塁打などで5点を先制。八、九回も加点した。先発スチュワートは六回途中まで無失点と粘り、2番手の新人大津がプロ初勝利。阪神は救援陣が崩れ、4カード連続の負け越し。《共同通信》

【ゴルフ】

ニチレイ・レディース最終日(18日・千葉県袖ケ浦CC新袖=6621ヤード、パー72)昨季年間女王の山下美夢有が3バーディー、ボギーなしの69で回り、大会記録に並ぶ通算17アンダー、199で3日間首位を譲らない完全優勝を果たした。今季4勝目で、通算10勝目。賞金1800万円を獲得した。

双子の姉、岩井明愛が3打差の2位。妹の岩井千怜と佐久間朱莉が通算12アンダーで3位。福田真未、鶴岡果恋、木村彩子が10アンダーで5位だった。《共同通信》

ハナ銀行招待最終日(18日・千葉県千葉夷隅GC=7625ヤード、パー73)2週連続優勝を狙い、首位でスタートした中島啓太は5バーディー、1ボギーの69で回り、通算19アンダーの273で1打差の2位に終わった。優勝はヤン・ジホ(韓国)で、賞金約1830万円を獲得した。

佐藤大平が通算18アンダーで3位。河本力が66の好スコアで16アンダーまで伸ばし、5位に入った。稲森佑貴と吉田泰基が15アンダーで6位だった。《共同通信》

【テニス】

故障による長期離脱から復帰した男子テニスの錦織圭(33)=ユニクロ=が18日、米自治領プエルトリコのパルマスデルマールで行われた下部ツアー大会、カリビアン・オープンで優勝を果たした。決勝では19歳の米国選手に6―2、7―5で快勝し、2021年10月以来の大会出場で復活を印象づけた。

四大大会の全米オープンで準優勝の実績を持つ錦織は、昨年1月に股関節の手術を受け、その後に右足首も負傷した。今大会はブランクを感じさせないプレーで、1回戦から決勝まで5試合を勝ち抜いた。《共同通信》

【天皇陛下】ジャカルタ都市高速鉄道ご視察

インドネシアを訪問中の天皇陛下は18日、日本の支援で整備されたジャカルタ都市高速鉄道(MRT)の車両基地を視察された。皇后さまは19日にある歓迎行事などに向けて体調を整えるため同行を見送り、滞在先のホテルで過ごした。

陛下はヘルメットに黄色い作業ベスト姿で車両基地内の検査・修繕施設を巡り、車体と台車を切り離して部品を検査する様子を見学。担当者に「障害者のためにどう工夫をしていますか」などと質問した。電車の運転席に乗り込み、笑顔で手を振る場面もあった。

MRTは2019年3月に開業し、北部延伸工事を進めている。建設から運営支援まで日本が全面的に関わった。《共同通信》

【斉藤鉄夫国土交通相】ウクライナ副首相と会談

斉藤鉄夫国土交通相は18日、先進7カ国(G7)交通相会合に参加したウクライナのクブラコフ副首相兼インフラ相と三重県志摩市で会談した。斉藤氏はウクライナ南部ヘルソン州のダム決壊に触れ、復旧に向けた技術的な支援を行う意向を示した。国交省は今後、ウクライナの要望を聞いて具体策を検討する。

国交省によると、斉藤氏は「東日本大震災で被災したインフラの復旧で得た知見を生かした支援がしたい」と説明。クブラコフ氏は「日本のノウハウに関心があり、詳しく学びたい」と期待を示した。《共同通信》

【自民党・茂木敏充幹事長】野党候補一本化をけん制

自民党の茂木敏充幹事長は18日、次期衆院選を巡り、立憲民主党の小沢一郎衆院議員らが主張している野党候補一本化をけん制した。「政策の一致もないままに、選挙だけ目的にした組み合わせは野合だ」と宇都宮市で記者団に述べた。

同時に「安全保障やエネルギーなど国家の基本的な政策が全く合わない中での協力は、国民から批判されるのではないか」と指摘した。

自民の森山裕選対委員長は新潟市で講演し、岸田文雄首相が21日に会期末を迎える今国会中の衆院解散を見送ったことに関連し「油断してはいけない。22日からは別だという意味なので、しっかり備えないといけない」と語った。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは18日、各地で行われ、エンゼルス大谷は敵地でのロイヤルズ戦に「2番・指名打者」で出場し、五回に2試合連続本塁打となる逆転の24号2ランを放つなど4打数1安打2打点だった。15試合連続安打。チームは5―2で勝った。

レッドソックス吉田はヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に「5番・指名打者」で出場して4打数1安打。チームは6―2で勝った。第2試合は欠場。試合は4―1で勝ち4連勝。カブス鈴木はオリオールズ戦に「3番・右翼」で出場し、4打数無安打。

アスレチックス藤浪はフィリーズ戦で0―2の七回に2番手で投げ、1回1/3を2安打1失点だった。《共同通信》



6月18日 その日のできごと(何の日)