令和1498日目

2023/06/06

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ侵攻】

巨大ダム決壊

ウクライナ軍の南部作戦司令部は6日、ロシア軍がドニエプル川のカホフカ水力発電所のダムを爆破したとフェイスブックで主張した。被害程度を調べているという。欧州最大のザポロジエ原発はダムの貯水池から冷却水を取水している。

一方、ロシア軍に大規模攻撃を仕掛けたウクライナのゼレンスキー大統領は5日の国民向け動画声明で「ウクライナが勝利すると敵は知っている」と主張。自国の将兵らに対し、特に東部ドネツク州の激戦地バフムト付近で進軍したとし「この日期待していた通りの知らせをもたらしてくれた」と戦果をたたえた。《共同通信》

ウクライナ南部ヘルソン州でドニエプル川のカホフカ水力発電所の巨大ダムが6日決壊し、洪水が発生、住民が大規模避難を強いられた。ゼレンスキー大統領はロシア軍がダムを破壊したと非難し、国土の安全を回復するには戦勝が必要だと訴えた。ロシアのショイグ国防相は6日、ウクライナ軍が反転攻勢を始め、3日間続いているとの認識を示し、撃退したと主張した。

欧州最大のザポロジエ原発はダムから冷却水を貯水池に取水。ウクライナ原子力企業エネルゴアトムは6日、貯水池の水位は現時点で十分で、原発は「制御下にある」とした。

ダムへの攻撃は戦時国際法違反。ヘルソン州知事は、ウクライナ側が支配する川の北側だけで住民約1万6千人が洪水で危険にさらされると警告した。ロシア通信によると、ロシア支配の南側では約2万2千人が被災する見通し。

ウクライナ側は、ダムは補修不能と判断。広範囲の洪水が予想されている。ダムの面積は琵琶湖の3倍超。ロシアのペスコフ大統領報道官は6日、ダム決壊は「ウクライナ側による故意の破壊行為だ」と主張した。《共同通信》

国連安全保障理事会は6日、ウクライナ南部のカホフカ水力発電所の巨大ダム決壊に関する緊急公開会合を開いた。決壊の原因が明らかでない中、欧米は名指しでのロシア非難を避けつつ、責任追及の構えを見せた。ロシアはウクライナ側の関与を主張。国連高官は決壊による被害に懸念を示し、ダムへの攻撃が国際人道法違反に当たると強調した。

国連のグテレス事務総長は会合に先立ち、記者団に「人道的、経済的、環境的にとてつもない大惨事だ」と憤った。「市民と民間インフラへの攻撃を止めなければいけない」と訴えた。

国連人道問題調整室のグリフィス室長(事務次長)は会合で「国際人道法は、ダムのような施設が破壊されれば市民に多大な損害を与えるため特に保護が必要だと明示している」と説明した。

日本や欧米はロシアのウクライナ侵攻がダム決壊につながったと批判し、ロシア軍の撤退を改めて要求。英国のカリウキ国連次席大使は、ロシアが民間施設への攻撃を繰り返してきたと前置きして「ダム決壊の責任が証明されれば、品位の低さを新たに示すことになる」と述べた。《共同通信》

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【プロ野球交流戦・6日】

オ2―1巨

オリックスが3連勝。山本は球威のある直球に変化球を効果的に交え、8回4安打1失点で5勝目。山崎颯が今季初セーブ。打線は三回に森の2点二塁打で先制した。巨人は接戦に持ち込んだが、あと1点が遠かった。

楽4―1神

楽天が連敗を3で止めた。太田が0―1の二回に2点打、2―1の四回に適時二塁打を放ち、八回に辰己の3号ソロで加点した。則本が6回1失点で2勝目。阪神は一回の1得点のみと打線が振るわず、村上が8回4失点で2敗目。

西1―2中

中日が逃げ切り。鈴木は六回途中まで無失点の力投で、2年ぶりの白星、先発では初勝利を挙げた。奪三振はなく、低めを突いて打たせて取った。打線は五回に岡林、細川の連続適時打で2点を先行。西武は終盤の反撃が及ばなかった。

日2―3広

広島が逆転勝ち。0―2の四回に堂林が適時二塁打を放ち、八回は西川と代打松山の連続適時打で2得点。2番手で1回無失点の栗林がプロ初勝利を挙げた。日本ハムは上原が6回1失点と力投したが、3番手の宮西が2死から崩れた。

ロ3―10ヤ

ヤクルトが快勝で4連勝を飾った。2―3の七回に内山の2点打で逆転。八回はサンタナの6号2ラン、九回は4安打を集めて4点を加えた。小川は6回4安打3失点で、3勝目。ロッテは引き分けを挟んで5連敗となった。

ソ2―1D

ソフトバンクは1―1の九回、先制ソロを放った今宮の内野安打を起点に2死一、二塁とし、牧原大が左中間にサヨナラ打を放った。九回を3者連続三振に抑えたモイネロが2勝目。DeNAは8回1安打1失点の今永を援護できず。《共同通信》

【東京株式市場】

6日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が続伸した。終値は前日比289円35銭高の3万2506円78銭。1990年7月19日以来の水準を付け、バブル経済崩壊後の最高値を3営業日連続で更新した。海外資金が流入しており、今後も株高は続くとの期待が根強かった。大引け前に取引時間中としてのバブル後最高値も付けた。

東証株価指数(TOPIX)は16.49ポイント高の2236.28で90年8月1日以来の水準。出来高は約12億7100万株だった。《共同通信》

【佳子内親王殿下】児童出版文化賞式典ご臨席

秋篠宮家の次女佳子さまは6日、東京都港区の明治記念館を訪れ、第70回産経児童出版文化賞の贈賞式に出席された。あいさつで、受賞者に祝意を伝え「多様な本に接する経験は、大切な宝物になる」と述べた。

佳子さまは、障害、家庭や経済の状況などで本を読むことが困難な人たちに向け、環境を整備する取り組みが広がっているとし「このような努力が実を結び、多様な本がより多くの人たちの手に届くことを願う」と結んだ。

式典への出席は、2019年の天皇代替わりに伴う公務分担の見直しで、母の紀子さまから引き継いだ。《共同通信》

【国民民主党】初の政治塾

国民民主党は6日、東京都内で「こくみん政治塾」を開いた。初の試みで、早期の衆院解散論がくすぶる中、党の主張に共鳴してくれる新人候補を独自に発掘する狙い。玉木雄一郎代表が自らマイクを握り、党の理念や政策を巡り講演することで、塾生を引き付け擁立につなげたい考えだ。

開催に当たり、国民は4月末に塾生募集を始めた。当初は100人程度の参加を想定していたが、640人超が応募。定員を約550人に拡大した。

基本的には11月まで毎月実施し、現職国会議員や外部有識者が憲法や安全保障をテーマに講義する。塾生には修了時、論文提出を課す。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは6日、各地で行われ、レッドソックスの吉田は敵地クリーブランドでのガーディアンズ戦に「2番・左翼」で出場し、5打数で今季4度目の1試合3安打をマークした。チームは5―4で勝って連敗を3で止めた。

エンゼルスの大谷はカブス戦に「2番・指名打者」で先発し、0―4の四回に5試合ぶりの16号ソロ本塁打を放つなど2打数1安打1打点だった。カブスの鈴木は「4番・右翼」で4打数1安打。試合はエンゼルスが7―4で勝った。《共同通信》



6月6日 その日のできごと(何の日)