令和1495日目

2023/06/03

この日のできごと(何の日)

【米国】債務上限停止法成立

バイデン米大統領は3日、連邦政府の債務上限の効力を2025年1月まで停止する法案に署名し、同法が成立した。ホワイトハウスが発表した。今月5日にも米国債がデフォルト(債務不履行)に陥る危機が迫っていたが、直前で回避された。

バイデン氏はツイッターで、自身が署名する様子の動画を公開し「史上初のデフォルトを防ぐ超党派の法案に署名した」と強調。「世界最強の経済をつくるための仕事を続ける」と訴えた。

同法は、バイデン氏と野党共和党のマッカーシー下院議長との合意に基づく内容。共和党が求めた国防費以外の歳出の抑制と引き換えに、25年1月まで債務上限の効力を停止し、新たな借り入れを可能にする。今年1月に現在の上限である約31兆4千億ドル(約4400兆円)に達していた。

上下両院は今月1日までに、与野党の賛成多数で法案を可決。バイデン氏は2日の演説で「経済危機と経済破綻を免れた」と述べていた。

米議会予算局(CBO)によると、今後10年で財政赤字が総額1兆5千億ドル減少する。《共同通信》

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【関東甲信】大雨

台風や前線の影響で、3日午前、関東甲信を中心に激しい雨が降った。気象庁はこれまでの大雨で災害の危険度が高まっているとして、東日本で土砂災害と河川の増水・氾濫、西日本で土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけた。

2日に東京―名古屋間で運転を見合わせていた東海道新幹線の全線運転再開は3日正午ごろになる見通し。愛知県豊橋市では水没した軽乗用車内から60代ぐらいの男性が見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

2日から3日午前にかけ、四国、近畿、東海で局地的な豪雨をもたらす「線状降水帯」が相次いで発生するなど記録的な大雨となった。24時間雨量は浜松市天竜区熊で497.5ミリ、三重県鳥羽市で490.5ミリ、愛知県豊橋市で419ミリ、和歌山県湯浅町で385ミリ、長野県飯田市南信濃で273.5ミリと観測史上最も多くなった。高知県室戸市佐喜浜は363ミリで6月として最多となった。

気象庁によると、関東から西日本太平洋側に延びる前線に、台風から非常に暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が活発となった。《共同通信》

大雨の影響で運転を見合わせていた東海道新幹線の東京―名古屋間の運転は3日正午ごろ、上下線ともに再開した。JR東海によると、約22時間ぶりに全線が復旧し、ほぼ通常通りのダイヤに戻る。

また同社は2日から3日にかけ、東京、名古屋、新大阪の各駅に、足止めされた乗客らのために車両を宿泊用として開放。計約5300人が利用した。

JR西日本は、3日の始発から午後3時ごろまで、山陽新幹線と東海道新幹線との直通運転を中止すると発表。新大阪―博多間は始発から本数を減らして運行した。《共同通信》

【大相撲】

一昨年の大相撲春場所限りで現役引退した元横綱鶴竜の鶴竜親方(37)=モンゴル出身、陸奥部屋=の引退相撲が3日、東京・両国国技館で開かれ、断髪式で宮城野親方(元横綱白鵬)や二所ノ関親方(元横綱稀勢の里)ら約380人がはさみを入れた。

師匠の陸奥親方(元大関霧島)から大銀杏に最後のはさみを入れられ「相撲のおかげで今日の自分がいる。大相撲が永遠に続いていくように、一生懸命努力する」と宣言。入門時の師匠で横綱まで育ててくれた先代井筒親方(故人=元関脇逆鉾)の弟、錣山親方(元関脇寺尾)や父マンガラジャラブさんがはさみを入れた際は感極まった。 《共同通信》

【J1】

明治安田J1第16節第1日(3日・味の素スタジアムほか=6試合)横浜MはFC東京との点の取り合いを3―2で制し、連勝を3に伸ばした。終盤にマルコスジュニオールが勝ち越し点を奪い、試合のなかった首位神戸に勝ち点33で並んだ。

名古屋も3連勝。C大阪に3―1で逆転勝ちし、勝ち点32とした。G大阪は福岡に2―1で勝って今季初の2連勝。鳥栖に1―2で敗れた横浜FCは最下位に落ちた。札幌は柏との激戦に5―4で競り勝ち、湘南は新潟と2―2で引き分けて6連敗を免れた。

台風2号の影響で、神戸―川崎は中止となった。代替開催日は未定。《共同通信》

【プロ野球交流戦・3日】

D6―2西

DeNAのバウアーは変化球の精度が良く、1カ月ぶりの2勝目を挙げた。来日最長8回をソロ本塁打2本による2失点で、10奪三振。打線は1―1の五回に佐野、関根の連続適時打で3点を勝ち越した。西武は高橋が失策から崩れた。

巨3―2日

巨人がサヨナラ勝ち。2―2の延長十回無死一塁から岡本和が左翼線に二塁打を放ち、試合を決めた。大勢が1点リードの九回に追い付かれたが、十回を無得点に抑えて2勝目。粘りを見せた日本ハムは5番手の玉井が痛打された。

ヤ9―5楽

ヤクルトが13安打9得点と打ち勝った。一回に青木の今季初本塁打の2ランで先制し、二回に山田の3ランなどで4得点、三回は2得点と序盤に猛攻。ピーターズが5回4失点で2勝目。楽天の早川はプロ入り後最短2回6失点だった。

広4―2ソ

広島の森下が7回2安打無失点で2勝目を挙げた。一回に西川の適時打で先制し、六回は森下のスクイズで加点。七回にも西川の適時打などで2点を加えて突き放した。ソフトバンクは九回に2点を返したが反撃が遅かった。

中1―5オ

オリックスが逆転勝ち。1点を追う七回に代打ゴンザレスの適時打で追い付き、代打・中川圭と広岡の連続2点打で勝ち越した。山崎福は6回を1失点で3勝目。中日は好投の松葉を5回で交代。七回に救援陣が5失点と精彩を欠いた。

神6―5ロ

阪神がサヨナラ勝ち。5―5で迎えた延長十一回1死満塁から小幡が中前へ適時打を放った。6番手の浜地が今季2勝目をマークした。ロッテは九回に3点差を追い付いたが、6番手の広畑が打ち込まれた。3連敗。《共同通信》

【天皇皇后両陛下】岩手県ご訪問

天皇、皇后両陛下は3日、東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた岩手県陸前高田市を訪れ、高田松原津波復興祈念公園にある「海を望む場」に供花し、犠牲者を追悼された。大震災の被災地訪問は即位後初めて。

両陛下は防潮堤の上に設けられた「海を望む場」の供花台に白い花束を手向け、深く拝礼した。

引き続き、津波に耐えた復興のシンボル「奇跡の一本松」や、被害の実相と教訓を学ぶ東日本大震災津波伝承館などを視察する。

両陛下はこの日、羽田発の特別機で岩手県入りした。1泊2日の日程で、4日は震災後にオープンした大船渡市の復興商店街を巡り、高田松原津波復興祈念公園で全国植樹祭の式典に出席する。

両陛下は皇太子時代の2011〜17年に計9回、岩手、宮城、福島の3県へ赴き、被災者を励まし、復興を見守ってきた。だが19年の即位後は、新型コロナウイルス禍の影響で現地訪問がかなわず、震災10年の節目だった21年は、両陛下の希望で3県の被災者とオンラインで交流した。《共同通信》

【皇嗣秋篠宮同妃両殿下】みどりの愛護式典ご臨席

秋篠宮ご夫妻は3日、北九州市の北九州ソレイユホールで、第34回全国「みどりの愛護」のつどいの式典に出席された。秋篠宮さまは「相互に交流を深め、緑を守り育てる心をさらに高められることを願っております」とあいさつした。

式典では緑化活動に貢献した団体が表彰された。ご夫妻はその後、市中心部の勝山公園でシダレザクラを植樹した。表彰者らとの懇談では和歌山県の団体代表者に対し、台風2号の影響による大雨被害を案じた。

この日は明治時代の建物などが残る旧安川邸も見学した。ご夫妻は2日から1泊2日の日程で北九州市を訪問した。 《共同通信》

【日米豪比防衛相会談】

日本と米国、オーストラリア、フィリピンの4カ国は3日、4カ国防衛相会談を初めてシンガポールで開いた。中国の海洋活動を念頭に「自由で開かれたインド太平洋」を推進し、4カ国での安全保障協力を進めていく方針で一致した。日米豪3カ国はそれぞれフィリピンとの連携を深めており、太平洋を取り囲む形で連携をアピールした格好だ。

浜田靖一防衛相とオースティン米国防長官、オーストラリアのマールズ国防相、フィリピンのガルベス国防相が出席。南シナ海などを艦艇により航行し、違法活動を抑止する「共同巡回」などについて協議したもようだ。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは3日、各地で行われ、パドレスのダルビッシュが本拠地サンディエゴでのカブス戦に先発し、7回を2安打無失点、9奪三振の好投で4勝目(4敗)を挙げた。「4番・右翼」で出場したカブスの鈴木は4打数無安打。試合は6―0だった。

アストロズ戦に「1番・指名打者」で出場したエンゼルスの大谷は5打数4安打2打点で、今季2度目の1試合4安打をマーク。チームは6―9で敗れ3連敗。

Rソックスの吉田はレイズとのダブルヘッダー第1試合に「4番・左翼」で出場して4打数2安打1打点。チームは8―5で逆転勝ち。「3番・指名打者」の第2試合は4打数1安打で、2―4で敗れた。《共同通信》



6月3日 その日のできごと(何の日)