令和1493日目

2023/06/01

この日のできごと(何の日)

【将棋】藤井聡太「七冠」誕生

将棋の藤井聡太六冠(20)=竜王・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=は1日、長野県高山村で指された第81期名人戦7番勝負第5局で渡辺明名人(39)を破り、4勝1敗で名人を初獲得し、七冠となった。20歳10カ月の名人奪取は最も若く、7タイトル保持も最年少で羽生善治九段(52)に続き史上2人目。残るは王座のみとなり、初の八冠制覇に王手をかけた。

挑戦者として出場した藤井新名人は後手番94手までで勝利。終局後、「持ち時間9時間は初めてのことで、しっかり考えて指すことができた。(名人は)重みのあるタイトルなので今後はそれに見合う将棋を指したい」と話した。

これまでの最年少名人は1983年、谷川浩司17世名人(61)が樹立した21歳2カ月で、藤井新名人はこの記録を40年ぶりに更新。羽生九段が7タイトル時代の96年に全冠独占したのは、25歳4カ月だった。

王座への挑戦者を決めるトーナメントは5月10日に開幕。藤井新名人は初戦を突破し、永瀬拓矢王座(30)への挑戦まであと3勝としている。《共同通信》

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【プロ野球交流戦・1日】

西4―2神

西武が約1カ月半ぶりの連勝。プロ初先発の宮川が5回5安打1失点とし、今季初登板で勝利を挙げた。打線は二回に柘植の2点二塁打で逆転。五回に川越の1号2ランで加点した。阪神は伊藤将が5回4失点で今季初黒星。

日0―5ヤ

ヤクルトが1分けを挟んだ連敗を12で止めた。村上が一回に先制打、三回に10号2ランと3打点の活躍。七回は今季初めて先発で出場した川端の適時打で加点した。サイスニードが7回無失点で4勝目。日本ハムは序盤の拙守が痛かった。

ロ2―3巨

巨人が競り勝った。岡本和が一回に2点二塁打、三回は2試合連続本塁打となる12号ソロを放った。山崎伊は要所を締めて3連勝で4勝目。大勢が11セーブ目を挙げた。ロッテは先発カスティーヨが3回8安打3失点だったのが響いた。

楽3―11D

(1日) DeNA大勝、東が5勝目 DeNAが17安打11得点で大勝。0―1の二回に3者連続適時打で逆転し、三回に2点、四回に4点を加えて突き放した。東が7回を5安打1失点(自責点0)で5勝目。楽天は滝中が三回途中5失点で3敗目。救援陣も精彩を欠いた。

ソ5―6中

中日が接戦を制した。八回に途中出場の高橋周が適時二塁打を放って勝ち越した。七回途中で救援した清水が今季初勝利、マルティネスが13セーブ目。ソフトバンクは七回に追い付く粘りを見せたが、八回に5番手の津森が力尽きた。

オ9―2広

オリックスの茶野が3安打6打点の活躍だった。五回に逆転の2点打を放ち、5―1の八回にはプロ1号となる満塁本塁打を放った。山下は球威があり、6回4安打1失点で負けなしの5連勝。広島はコルニエルが五回につかまった。《共同通信》

【東京株式市場】

1日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。取引時間中に米連邦政府の債務上限の効力を一時的に停止する法案が米議会下院で可決され、デフォルト(債務不履行)の危機が回避されそうだとの安心感から買い注文が優勢だった。前日終値からの上げ幅は一時300円に迫った。

終値は前日比260円13銭高の3万1148円01銭。東証株価指数(TOPIX)は18.66ポイント高の2149.29。出来高は約13億8403万株だった。《共同通信》

【れいわ新選組・櫛渕万里共同代表】登院停止10日間

衆院は1日の本会議で、与野党を批判する紙を議場で掲げた、れいわ新選組の櫛渕万里共同代表に対し、登院停止10日間の懲罰を科すことを自民、日本維新の会、公明各党などの賛成多数で決めた。立憲民主、共産、れいわ各党は反対した。

懲罰は重い順に、除名、一定期間の登院停止、議場での陳謝、戒告の4種類ある。

国会議員への懲罰を巡っては、参院で3月、国会欠席を続け、議場での陳謝も拒否したガーシー氏が除名された。衆院では2007年に民主党(当時)の内山晃氏が登院停止30日間となって以来、約16年ぶり。

櫛渕氏は、5月18日の本会議で「与党も野党も茶番!」と書かれた紙を持って壇上で広げた。《共同通信》

【浜田靖一防衛相】米国防長官と会談

浜田靖一防衛相は1日、来日した米国のオースティン国防長官と防衛省で会談した。北朝鮮が5月31日に「軍事偵察衛星の打ち上げ」として実施した弾道ミサイル技術を使った発射を非難。再発射に備え、日米や日米韓3カ国の連携と警戒監視の強化を確認した。日本が保有を決めた反撃能力(敵基地攻撃能力)の効果的な運用を含め、同盟の抑止力・対処力強化に向けて連携する方針で一致した。

浜田氏は北朝鮮に関し「さらなる発射を行う可能性があり、日米、日米韓の連携を強化していく必要がある」と強調。オースティン氏は会談後の共同記者会見で、北朝鮮の衛星打ち上げに関し、米本土と同盟国の安全確保のため「米国はあらゆる必要な措置を取る」と表明した。「日米同盟はインド太平洋地域の内外で平和と安全の礎であり続ける」とも述べた。

会談でオースティン氏は、米国が核を含む戦力で日本防衛に関与する「拡大抑止」へのコミットメント(関与)は揺るぎないと言明した。両氏は拡大抑止の信頼性を維持するため、率直な議論を強化していく考えで一致した。《共同通信》

【国連総会】議長にフランシス氏

国連総会(193カ国)は1日、トリニダード・トバゴのデニス・フランシス国連大使を9月から1年間の第78会期の議長に選んだ。唯一の候補で、無投票だった。ハンガリーのコロシ議長の後任となる。

フランシス氏は外交官で、駐ジュネーブ国際機関代表部大使などを歴任した。ロシアのウクライナ侵攻などで加盟国間の溝が深まる中、フランシス氏は選出後「多くの課題に対処するため、和解と協力、共通の取り組みに向けた環境づくりを進めたい」と語った。

総会議長は国連の行事で演説する機会が多く、事務総長に次ぐ国連の顔。世界5地域の持ち回りで選ばれる。《共同通信》

【EPC首脳会合】

旧ソ連モルドバの中部ブルボアカで1日、欧州連合(EU)加盟国と近隣諸国の新たな連合体「欧州政治共同体(EPC)」の2回目の首脳会合が開かれた。ロシアの侵攻を受けたウクライナや軍事的脅威にさらされるモルドバへの欧州の連帯を演出し、ロシアの孤立化を図った。ウクライナのゼレンスキー大統領も参加した。

ゼレンスキー氏は会合前、モルドバのサンドゥ大統領と共に記者団の前に現れ、避難民の受け入れなどモルドバ市民のウクライナ支援に謝意を示した。サンドゥ氏は「(ロシアと戦う)ウクライナのおかげでモルドバは安全だ」と語りかけた。

ウクライナとモルドバは昨年、侵攻を受けEUに加盟を申請し、EUは同年6月、両国を加盟候補国に認定した。

EPCはウクライナ侵攻を受け、EUの枠を超えて欧州各国の連携を強化する枠組みとしてフランスのマクロン大統領が提唱し発足。昨年10月にチェコ・プラハで初会合を開いた。今回の会合には47カ国が招待された。トルコのエルドアン大統領は出席しなかった。

ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、旧ソ連モルドバ中部ブルボアカで、ウクライナが北大西洋条約機構(NATO)に加盟するまでの間の「安全の保証」を強く求めた。欧州連合(EU)加盟国と近隣諸国の新たな連合体「欧州政治共同体(EPC)」の2回目の首脳会合に出席後、記者会見で語った。

NATO内でもウクライナの安全を保証する枠組みづくりに向けた議論が急速に進展。フランスのマクロン大統領は1日の記者会見で、7月のNATO首脳会議でウクライナに対し「即時の保証に関するメッセージを送り、(加盟に向けた)明確な見通しを示す必要がある」と主張した。

ゼレンスキー氏は記者会見で「われわれはNATOからの安全の保証を得たいと考えている」と訴えた。ウクライナへの戦闘機供与について、EPCの首脳会合で各国から強い支持を得たと強調した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ウクライナの首都キーウのクリチコ市長は1日、同日未明にロシア軍による攻撃があり、子ども2人を含む3人が死亡したと通信アプリに投稿した。

一方、英国防省は5月31日、ウクライナ侵攻を続けるロシアが5月に入って戦闘の主導権を一層失い、ウクライナ側の攻撃に対して受け身に回っているとの分析を公表した。防空網の無力化などを目的に、ウクライナ領内を無人機や巡航ミサイルで攻撃したが、ほとんど成果を上げられなかったと指摘した。

ウクライナは反転攻勢に向け準備を進めているとされる。軍参謀本部は31日、航空部隊がロシア側の部隊や装備が集中している地域を9回攻撃したと発表した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは1日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は敵地ヒューストンでのアストロズ戦に「3番・指名打者」で出場し、第1打席で右前打を放って5打数1安打だった。チームは2―5で負けた。

レッドソックスの吉田はレッズ戦に「4番・左翼」で出場し、3打数無安打だった。チームは8―2で勝って連敗を3で止めた。《共同通信》



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