令和1471日目

2023/05/10

この日のできごと(何の日)

【立憲民主党】両院議員懇談会

立憲民主党は10日、公認3候補が全敗した4月の衆参補欠選挙と、統一地方選の結果を踏まえ、両院議員懇談会を党本部で開き、次期衆院選に向けた党の立て直し策に関し意見交換した。泉健太代表ら執行部の責任を追及する声は出なかったものの、両院懇は2時間半を超え、党の発信力強化を求める意見が相次いだ。日本維新の会の台頭を警戒する見方もあった。 補選後、泉、岡田両氏は引責辞任を否定した。

両院懇開催を要請した蓮舫参院議員は終了後、泉氏に自己改革を求めたと記者団に強調。「泉氏には何に取り組みたいか、何を発信したいかしっかり考えてほしい。認識を変えなければいけない」と発言したことを明らかにした。《共同通信》

立憲民主党は10日、党本部で両院議員懇談会を開催し、次期衆院選へ向けた党勢回復へ向けて厳しい意見が飛び交い、2時間30分あまりにわたって紛糾した。

4月の衆参補選で3選挙区に公認候補を擁立したが全敗したことなどを受け、党内には執行部の責任論や、G7(先進国首脳会議)広島サミット(19日〜21日)後にも衆院解散の可能性が浮上する中で危機感が広がる。

蓮舫参院議員は泉健太代表に対して「代表の指示が補選に成果も結果も出てなかった。一番、変えなくちゃいけないのは代表の認識じゃないですか。何をやりたいか、何にしがみつきたいか、何を発信したいか」と厳しく指摘した。「自分で今日夜、持って帰って、しっかり考えてくれ」とした蓮舫氏に対し、泉代表は「家に帰って、よく考えます」と返答したという。

8日には若手、中堅衆院議員32人が次期衆院選へ向け、289選挙区で候補者を「最低でも200以上の選挙区で擁立すべき」などとした緊急提言書を泉代表に提出するなど、党内の波紋は収まっていない。懇談会後に会見した大串博志選対委員長は「執行部の進退を問う意見はなかった」としたが、「厳しい意見が多かった」とした。《日刊スポーツ》

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【J1】

明治安田J1第10節最終日(10日・埼玉スタジアム=1試合)アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制した浦和は0―2で鳥栖に敗れ、リーグ戦で8試合ぶりの黒星を喫した。勝ち点17のまま。鳥栖は長沼の得点などで連敗を2で止め、勝ち点14とした。《共同通信》

【プロ野球・10日】

楽2―8オ

オリックスが快勝。先発の田嶋は8回1/3を投げ、6安打無四球2失点で4勝目を挙げた。打線は先発全員の16安打で8点を奪った。楽天は岸が三回途中5失点と振るわず2敗目。得点は九回の浅村の2ランのみと攻撃でも精彩を欠いた。

ソ3―6日

日本ハムが逆転勝ち。1―2の六回にマルティネスの3号2ランと、アルカンタラの3号ソロで3点を奪った。五回途中から移籍後初登板で好投した斎藤綱が、3季ぶりの勝利。ソフトバンクは松本裕が痛打され、3位に後退した。

西2―3ロ

ロッテが競り勝った。先発の小島は7回を3安打2失点にまとめ3勝目を挙げた。益田が10セーブ目。打線は三回にポランコの2点適時打で先制し、1点差の六回は暴投で加点した。西武は1点差に追い上げたが、3安打に終わった。

中0―4広

広島の九里が3季ぶりの完封で2勝目を挙げた。制球が良く散発4安打に抑えた。打線は三回にマクブルームの2点打などで3点を先取し、六回は野間の適時打で加点した。チームは勝率5割に復帰。中日は2試合連続で零敗となった。

神0―5ヤ

ヤクルトは石川が六回途中4安打無失点で今季初白星を挙げ、22年連続勝利をマークした。打線は四回にオスナの適時打で2点を先制し、終盤も効果的に加点した。阪神は2試合連続の零敗。西勇は七回途中3失点で3敗目。

ヤクルトの石川雅規投手(43)が10日、甲子園球場で行われた阪神8回戦で今季初勝利を挙げ、1956〜77年の米田哲也(阪急など)のプロ野球最長に並ぶ入団年から22年連続勝利をマークした。1年目からに限らない最長記録は工藤公康(西武など)、山本昌(中日)、三浦大輔(DeNA)の23年連続。

現役最年長の同投手は秋田商高から青学大を経て2002年に自由獲得枠で入団。同年4月4日の広島戦でプロ初勝利を手にした。勝ち星は現役最多の184勝(181敗)。《共同通信》

【柔道】

柔道の世界選手権第4日は10日、ドーハで男女2階級が行われ、男子81キロ級は2021年東京五輪金メダルの永瀬貴規(旭化成)が3位決定戦を制し、2年連続で銅メダルを獲得した。準々決勝で李俊奐(韓国)に優勢で敗れ、敗者復活戦から勝ち上がった。15年以来2度目の優勝を逃し、この階級で日本勢は6大会連続で頂点に届かなかった。

女子63キロ級は昨年優勝の堀川恵(パーク24)、東京五輪代表の高市未来(コマツ)が3回戦で敗退。日本勢が同級でメダルを逃すのは2大会ぶり。東京五輪女王のクラリス・アグベニェヌ(フランス)が6度目の制覇を達成した。《共同通信》

【東京株式市場】

10日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比120円64銭安の2万9122円18銭。前日に約1年4カ月ぶりの高値を付けたことから、当面の利益を確定する売りが優勢だった。

東証株価指数(TOPIX)は11.64ポイント安の2085.91。出来高は約13億1500万株だった。《共同通信》

【改正刑訴法】成立

保釈された刑事被告人らの逃亡防止を図るため、裁判所が衛星利用測位システム(GPS)の装着を命令できる刑事訴訟法などの改正案が10日、参院本会議で可決、成立した。日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告(69)のレバノン逃亡などを受けた再発防止策で、不正な取り外しは処罰される。公判不出頭や指定された住居を離れた場合の刑事罰を新設する。

罰則などは順次施行され、GPS装着は公布から5年以内に開始。法務省は、端末を体のどこに取り付けるかなど具体的な運用方法を検討する。位置情報の漏えいといったプライバシー侵害の対策が課題となる。

装着は海外への逃亡を防ぐ必要がある場合に限定し、海外に拠点がある企業の幹部などを想定。端末を外したり、裁判所が定めた空港や港など「所在禁止区域」に入ったりすれば拘束され、1年以下の拘禁刑(懲役・禁錮を統合し2025年までに新設される刑罰)が科される。

公判期日に裁判所の召喚に応じない「不出頭罪」と許可なく住居を離れる「制限住居離脱罪」は、いずれも2年以下の拘禁刑を科す。《共同通信》

【日・ポーランド外相会談】

林芳正外相は10日、ポーランドのラウ外相と東京都内で会談し、ロシアの侵攻を受けるウクライナへの支援継続や、法の支配に基づく国際秩序の維持に向けた連携を確認した。ウクライナのゼレンスキー大統領がオンライン参加を予定する先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)を控え、対ロシアで結束を図った形だ。

会談後の共同記者発表で、林氏は「侵略を一日も早く終わらせるため連携したい」と強調。ラウ氏は「ウクライナの復興と経済成長につながるプロジェクトを共に実現したい」と語った。

林氏は会談で、隣国として多くの避難民を受け入れているポーランドの姿勢を評価した。《共同通信》

【中国・秦剛国務委員兼外相】ポツダムで「台湾統一決意」

欧州歴訪中の中国の秦剛国務委員兼外相は10日、ドイツの首都ベルリン郊外のポツダムを訪れた。第2次大戦で日本が降伏を受け入れたポツダム宣言について「日本が盗んだ台湾を含む領土を中国に戻した」と意義を強調し「中国の国家統一は必ず実現しなければならない」とする談話を発表、台湾統一の決意を示した。中国外務省が発表した。

秦氏は、米国が「起草に関わったポツダム宣言を忘れ去り、台湾独立勢力を支持し、戦後の国際秩序を破壊している」と非難した。米国は、中国が国際秩序に挑戦していると批判している。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは10日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「3番・指名打者」で出場し、九回に右越えへ8号2ランを放った。8試合ぶりの本塁打で、4打数1安打2打点。チームは4―5で敗れた。

カブスの鈴木はカージナルス戦に「4番・右翼」で出場し、4打数2安打1打点と活躍。カブスは10―4で勝ち、連敗を3で止めた。ブレーブス戦で「4番・指名打者」のレッドソックスの吉田は4打数無安打で、チームは5―2で勝った。

アスレチックスの藤浪はヤンキース戦で2―11の五回途中から3番手で登板し、2回1/3を無安打無失点。チーム3―11で4連敗。《共同通信》



5月10日 その日のできごと(何の日)