令和1400日目

2023/02/28

この日のできごと(何の日)

【長渕剛さん】母校卒業式で激励

鹿児島県出身の歌手長渕剛さんが母校の県立鹿児島南高校(鹿児島市)で28日、新型コロナウイルス禍の影響を受け続けた3年生の卒業式に駆け付けた。約300人を激励し、「社会で待っているから、早く来いよ」とエールを送り、自身の「乾杯」など8曲を熱唱した。

長渕さんは、卒業式の終了直後に後方からサングラス姿で登場。生徒や教員らは手拍子で迎え入れ、「剛!」などと歓声を上げた。

同校3年生は、体育祭の規模縮小や分散登校など、学生生活でさまざまな影響を受けた。長渕さんは「つらかったね。3年間、決して楽しいだけの毎日ではなかったと思う」とねぎらった。《共同通信》

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【2022年出生数】80万人割れ

2022年に生まれた赤ちゃんの数(出生数)は前年比5.1%減の79万9728人で、統計開始以来、初の80万人割れとなったことが28日、厚生労働省の人口動態統計(速報値)で分かった。外国人を除いた「概数」は77万人前後になる見通し。国が17年に公表した推計は、速報値の80万人割れを33年と見込んでおり、10年超速いペースで少子化が進んでいる。

死亡数の速報値は158万2033人(前年比12万9744人増)に上り過去最多となった。死亡数から出生数を引いた人口の自然減は78万2305人(17万2913人増)で過去最大の減少幅だった。

岸田文雄首相は28日、出生数減は危機的な状況だとの認識を示し「少子化のトレンドを反転させるために子ども子育て政策を具体化し、政策を進めていくことが重要だ」と強調した。政府の関係府省会議が3月末をめどに具体的政策のたたき台をまとめる予定で、実効性が求められる。

出生数減は未婚化や晩婚化のほか、新型コロナウイルス流行の長期化による生活環境の変化も影響したとみられる。《共同通信》

【鶏卵】卸値過去最高に

JA全農たまごは28日、鶏卵の2月の卸売価格(東京地区、Mサイズ基準値)が月平均で1キロ当たり327円となり、統計が公表されている1993年以降で最高値を更新したと明らかにした。鳥インフルエンザの感染拡大による供給減少や、ウクライナ侵攻に伴う飼料代の値上がりが影響した。28日の卸値は過去最高に並ぶ335円となり、高止まりが続いている。

2月の月平均卸値は、これまで最高だった昨年12月平均の284円より43円高い。1年前の2月平均(175円)と比べると、152円値上がりした。

昨秋に始まった今シーズンの鳥インフルエンザは異例のペースで感染が拡大した。《共同通信》

【WBC】

日本野球機構(NPB)は28日、米大リーグ、カブスの鈴木誠也外野手(28)が3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の出場を辞退すると発表した。日本代表に選ばれていたが25日のオープン戦前に左脇腹の張りを訴え、精密検査を受けていた。

鈴木は2017年の前回WBCに出場し、21年の東京五輪は4番打者として金メダル獲得に貢献。走攻守に優れ、今大会でも主軸として期待されていた。代替選手は未定だが、プロ野球阪神の近本光司外野手らが有力候補に挙がる。《共同通信》

【JAXA】宇宙飛行士試験に2人合格

文部科学省と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は28日、昨年4月に始めた宇宙飛行士選抜試験に諏訪理さん(46)と米田あゆさん(28)が合格したと発表した。諏訪さんは世界銀行上級防災専門官、米田さんは日本赤十字社医療センター(東京)の外科医。飛行士候補としてJAXAに入り、飛行士となるための訓練を約2年間受ける。東京都内で記者会見し、米田さんは「道のりは簡単ではないが、可能であれば月に行きたいと考えている」と話した。

 米国からオンラインで参加した諏訪さんも「大きな責任を負うことになったという感覚だ」と話した。出身は茨城県つくば市。米田さんは京都市出身。《共同通信》

「小さい頃からの夢だった」「大変幸せに思う」。新たな日本人宇宙飛行士の候補者となった諏訪理さん(46)と米田あゆさん(28)は28日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が東京都内で開いた記者会見に出席し、現在の喜びや月探査への思いなどを笑顔で語った。

米田さんはチャコールグレーのスーツ姿で会場に登場し、諏訪さんは現在の勤務地の米首都ワシントンから、濃紺のネクタイ姿でオンライン参加した。

合格したことを、会見の24時間前にかかってきた電話で知ったという諏訪さんは「気持ちが高ぶってあまり眠れなかった。今後は、しっかり新しい仕事をしていきたい」と心境を語り、米田さんは「合格の自信はなかったので、最初の気持ちは驚き。次が喜びで、身が引き締まる思い、支えてくれた人への感謝へとつながっていった」と話した。

東京都で生まれ、茨城県つくば市で育った諏訪さんは「小学3年生のとき、つくば科学万博が開かれ、何度も足を運んで宇宙に強い興味を持ち、宇宙飛行士になることが夢になった」という。平成20年の前回募集も応募したが一次試験で脱落。「不完全燃焼の思いだった」ことから今回も応募し二度目で夢をかなえた。

一方、東京都で生まれ、京都市で育った米田さんが宇宙に興味を持ったきっかけは、幼少期に父からもらった向井千秋宇宙飛行士の伝記マンガだったという。「向井さんが宇宙から地球の美しい姿を眺めて感動している様子に感銘を受け、そこから宇宙への思いが出てきた」と振り返った。《産経新聞》

【COVID-19】

国内で28日、1万4997人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前から4600人余り減った。都道府県別では東京1181人、大阪1003人、愛知991人など。死者は埼玉と新潟で9人、北海道8人など計111人。

厚生労働省によると、全国の重症者数は前日から4人減って166人だった。《共同通信》

【東京株式市場】

28日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。前日の米国株式市場の上昇を好感し、買い優勢となった。ただ、午後にかけて当面の利益を確定する動きに押され、マイナスで推移する場面もあった。

終値は前日比21円60銭高の2万7445円56銭。東証株価指数(TOPIX)は0.50ポイント高の1993.28。出来高は約13億8807万株だった。《共同通信》

【2023年度予算案】衆院通過

2023年度予算案は28日の衆院本会議で、与党などの賛成多数により可決され、衆院を通過した。憲法の衆院優越規定に基づき、3月中の成立が確定した。一般会計の歳出総額は114兆円超、そのうち防衛費は約6兆8千億円で、いずれも過去最大。防衛費は22年度当初の1.26倍に膨張した。野党は防衛費増額に伴う増税方針に反対しており、少子化対策などと併せて参院審議でも追及する方針だ。

 立憲民主党の泉健太代表は、衆院通過を受け「上積みされた防衛費の内訳は不明で、子ども予算は中身が何も決まっていない。国民の不安が倍増する予算だ」と国会内で記者団に述べた。

 23年度予算案は、新型コロナウイルスの感染拡大や物価高、ウクライナ危機に備え、22年度と同じ5兆円の予備費を計上。高齢化に伴い、社会保障費も過去最大の約36兆8千億円となった。

 採決では、立民のほか、日本維新の会、共産党、れいわ新選組などが反対した。昨年、異例の賛成に回った国民民主党も反対した。《共同通信》

令和5年度予算案の採決を行った28日の衆院本会議で、賛否の投票の際に、れいわ新選組の大石晃子衆院議員らが自分の席から投票箱までゆっくり歩いて時間を稼ぐ遅延戦術「牛歩」を繰り出した。

大石氏は細田博之議長から再三にわたって速やかな投票を求められても応じず、壇上まで進むと、「こんな売国棄民予算でいいのか」「この愚か者めが!」と叫んだ。れいわは昨年の4年度予算案の採決でも山本太郎代表や大石氏が壇上で予算案に抗議しており、採決時にパフォーマンスを繰り返している。《産経新聞》

【米・ブリンケン国務長官】カザフスタン訪問

米国のブリンケン国務長官は28日、カザフスタンの首都アスタナを訪れ、トカエフ大統領やトルクメニスタンのメレドフ副首相兼外相らと相次いで会談した。ロシアが勢力圏とみなす中央アジアでは、ウクライナ侵攻を受けて各国が外交の多角化を加速させており、ブリンケン氏は経済分野などでの関係強化を進める姿勢を表明した。

米国務省とカザフ大統領府によると、トカエフ氏は会談で、カザフへの最大投資国の一つである米国との連携に積極姿勢を示した。ブリンケン氏は「協力して地域をまとめ上げ、各国のつながりを深化させる」と語った。《共同通信》



2月28日 その日のできごと(何の日)