令和1348日目
2023/01/07
この日のできごと(何の日)
【ジェットスター501便】中部空港に緊急着陸
7日午前6時20分頃、成田発福岡行きジェットスター・ジャパン501便(乗客・乗員計142人)の爆破を予告する電話が成田空港にあり、同便は中部国際空港(愛知県常滑市)に緊急着陸した。誘導路で停止し、乗客を脱出用シューターで機外へ避難させた。その際に24〜67歳の男女5人が擦り傷などの軽傷を負った。愛知県警が調べたところ、不審物は見つからなかった。成田空港側から通報を受けた千葉県警は威力業務妨害容疑を視野に捜査している。
捜査関係者などによると、英語で電話があり、同便について「貨物室に100キロのプラスチック爆弾を仕掛けた。マネジャーに代わらなければ爆破する」などと告げられた。電話はドイツが発信元と通知され、ボイスチェンジャーを使ったとみられる男性のような声だったという。
同社によると、同便は午前6時35分頃に離陸。同55分頃に爆破予告があったとの連絡を受け、行き先を中部空港に変更し、同7時40分頃に着陸した。
中部空港では滑走路を約4時間半閉鎖し、愛知県警が機体と貨物室の荷物などを確認したが、不審物は発見されなかった。この影響で午後5時現在、同空港発着の国内、国際線計63便が欠航し、一部に遅れが出た。
乗客によると、機内では午前7時20分頃、「機体トラブルで緊急着陸する」とのアナウンスがあり、着陸直後に「爆発物が仕掛けられたようです。緊急脱出してください」と告げられた。搭乗していた千葉県浦安市の男性会社員(25)は「アナウンスがあって緊張したが、機内は比較的落ち着いていた」と話した。
3連休初日に欠航が相次いだため、中部空港のターミナルビルは混雑した。名古屋市の女性は「別の飛行機に乗って離陸を待っていたが、戻された。目的地には新幹線で向かいます」と疲れた表情で払い戻しの列に並んでいた。《読売新聞》
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【昭和天皇祭の儀】
昭和天皇の命日の7日、「昭和天皇祭の儀」が皇居・宮中三殿と、東京都八王子市の武蔵陵墓地で行われた。
宮内庁によると、宮中三殿には、天皇陛下や秋篠宮ご夫妻ら皇族方、武蔵陵墓地には、秋篠宮家の次女佳子さまが参拝された。
佳子さまは午前10時20分頃、黒の参拝服姿で参道を進み、昭和天皇が埋葬されている武蔵野陵の前で拝礼された。《読売新聞》
【プロ野球】
楽天の田中将大投手が7日、契約更改交渉に臨み、球界最高年俸だった昨季の9億円から4億2500万円減の年俸4億7500万円プラス出来高払いでサインした。
2021年に米大リーグから古巣に復帰し、昨季で2年契約が終了。2年連続で規定投球回はクリアしたもののオンラインの記者会見で「(1年目から)4勝、9勝と球団の期待には大きく届かずファンの期待も裏切っている。ものすごくふがいない2シーズンだった」と悔やんだ。
自身は日米通算200勝まであと10勝。「(今季で200勝を)大きく超えていかないとチームのタイトルには届かないと思う」と目標を口にした。(金額は推定)《共同通信》
【全国高校ラグビー】
全国高校ラグビー大会最終日は7日、大阪府東大阪市の花園ラグビー場でAシード同士による決勝が行われ、東福岡が報徳学園(兵庫)を41―10で下して、6大会ぶり7度目の優勝を果たした。報徳学園は兵庫県勢初の優勝に届かなかった。
東福岡は前半を12―7で折り返すと、後半に4トライを奪って、突き放した。
昨年3月の全国選抜大会では、対戦相手に新型コロナウイルスの陽性者が出た東福岡が決勝の出場を辞退。報徳学園が不戦勝で優勝した。《共同通信》
【COVID-19】
国内で7日、23万8605人の新型コロナウイルス感染者が確認された。20万人を上回ったのは3日連続。都道府県別では東京1万9630人、大阪1万6704人、愛知1万5774人など。静岡と岡山は過去最多を更新した。
死者は愛知32人、東京30人、大阪28人など計387人だった。また厚生労働省によると、全国の重症者は668人で前日から9人増えた。
静岡や熊本などが過去に公表した感染者数を修正した。
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中国政府は新型コロナウイルスを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策を7日いっぱいで正式に終了させた。ロックダウン(都市封鎖)や集中隔離をはじめとする強制措置を撤廃。春節(旧正月)の大型連休を控え、帰省や旅行の特別輸送態勢「春運」も7日に始まり、市民の移動が活発化し始めた。各地では感染拡大の懸念が強まっている。
コロナの大流行で一時閑散としていた北京駅は7日、帰省客らでにぎわった。春節連休(21〜27日)を含む2月15日までの春運期間中、鉄道や航空機などで延べ約21億人が移動する見通し。北京市内に設けられていたPCR検査所は多くが撤去された。《共同通信》