令和1330日目

2022/12/20

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ侵攻】

ゼレンスキー氏、東部の最激戦地を訪問

ウクライナのゼレンスキー大統領は20日、東部ドネツク州の激戦地バフムトを電撃訪問し、自国兵士を激励した。ウクライナメディアが伝えた。ゼレンスキー氏は19日のビデオ声明で「最激戦地だ」と述べ「占領者がわれわれのバフムトを壊そうとしている」と訴えていた。

バフムトはロシア軍が制圧を目指し戦力を集中させているとされ、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の戦闘員が投入されるなど、数カ月に及び攻防が続いている。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【新潟県】大雪渋滞、一部でほぼ解消

国土交通省北陸地方整備局は20日、新潟県柏崎市内の国道8号で大雪による渋滞や立ち往生がほぼ解消したと明らかにした。午後2時時点で約80台まで減っており、20日中に解消する見通し。夜にも通行止めを解除したいとしている。20日未明には少なくとも計約800台が滞留しており、市などが支援物資を配布した。

長岡、小千谷両市や見附市などにつながる国道8号と17号で、一部に発生している渋滞は解消の見通しが立っていない。国交省長岡国道事務所は陸上自衛隊とともに除雪作業や車両の移動を急ぐ。

県は大雪で1人が死亡したと発表。けが人は5人になった。《共同通信》

【日銀】金利上昇を容認

日銀は20日の金融政策決定会合で大規模な金融緩和策の修正を決め、長期金利が0.5%程度まで上昇することを容認した。これまでは0.25%程度としており、事実上の利上げとなるが、黒田東彦総裁は記者会見で「景気に全くマイナスにならない」と悪影響を否定。修正後の大規模緩和策を粘り強く続け、物価と賃金がそろって上昇する経済の好循環を目指す考えを改めて表明した。

黒田氏は9月26日の大阪市での会見で、長期金利の上限引き上げは利上げに当たるのかとの質問に「それはなると思う」と明言したが、今回は「利上げではない」と説明を一変させ、市場機能の改善が狙いと強調した。 《共同通信》

【東京株式市場】

20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は、日銀の金融政策決定会合の結果を受けて大幅続落した。終値は前日比669円61銭安の2万6568円03銭で、約2カ月ぶりの安値を付けた。日銀が市場の予想に反して事実上の利上げを決めたことから、景気悪化への警戒感が高まり、ほぼ全面安の展開となった。下げ幅は一時800円を超えた。

東証株価指数(TOPIX)は29.82ポイント安の1905.59。出来高は約18億4300万株。

朝方は買い優勢。午後に日銀が長期金利の上限引き上げを決めたことを受け、外国為替市場で円高ドル安が進行。平均株価は急落に転じた。 《共同通信》

【COVID-19】

国内で20日、339人の新型コロナウイルス感染による死者が報告された。1日の死者数が300人を超えるのは9月6日以来。全国の新規感染者数は18万9983人で、1週間前と比べて1万人余り増えた。

オミクロン株の登場以降、感染者数が桁違いに増えたことに伴って死者数も急増した。今年に入ってからの死者数は計3万5千人を超えている。《共同通信》

中国各地の当局は20日までに、新型コロナウイルスに感染しても軽症であれば出勤するよう求めた。患者が増加する中、一部病院では人手不足のため軽症者に勤務を求める動きも。厳格な抑え込みを目指した「ゼロコロナ」政策の破綻を受け「ウィズコロナ」の方向へ強引に急傾斜し始めている。感染抑制を手放す事態に批判も出ている。

重慶市は、共産党・政府機関や企業で働く人は、無症状感染や軽症であれば「職場の必要に応じて」通常出勤できるとした。安徽省蕪湖市も同様の通知を出した。北京市は自宅療養から職場復帰する際に陰性証明は不要とした。経済活動の再開を促す狙いとみられる。

【立憲民主党】敵基地攻撃能力を限定容認

立憲民主党は20日、安全保障政策に関する党見解を公表した。政府が「国家安全保障戦略」に明記した反撃能力(敵基地攻撃能力)保有に賛同できないと強調する一方、他国領域を打撃できるミサイル保有について「政策的な必要性と合理性を満たし、憲法に基づく専守防衛と適合する」との条件で限定容認した。島しょ部などへの軍事侵攻を抑止し排除するため、ミサイルの長射程化は必要とも明記した。

党見解は、安保戦略が示す反撃能力について「正確な攻撃着手の判断は困難で、先制攻撃となるリスクが大きい」と指摘し、米国が攻撃されることによる「存立危機事態」での反撃能力行使にも懸念を示した。《共同通信》

【台湾・蔡英文総統】EU訪問団と会談

台湾の蔡英文総統は20日、総統府でEU欧州議会の国際貿易委員会のアシマコプロウ副委員長率いる訪問団と会談し、ロシアや中国といった権威主義国家への対抗や経済関係を一層緊密化させていくことで一致した。蔡氏はカーティス米下院議員(共和党)とも会談。中国が反発する可能性がある。

アシマコプロウ氏はロシアのウクライナ侵攻に触れ、台湾がウクライナ支持を打ち出したことに謝意を表明。台湾への軍事的圧力を強める中国の動きには「両岸関係の現状を一方的かつ武力で変更することに反対する」と強調した。蔡氏は「強靱な民主主義陣営の同盟戦線を構築していく」よう呼びかけた。《共同通信》

【サッカー・W杯】

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会で優勝したアルゼンチン代表が20日、首都ブエノスアイレスをバスで凱旋パレードした。36年ぶりに優勝トロフィーを同国にもたらした英雄メッシ選手らの姿を一目見て祝福しようと、推定400万人以上が沿道で歓迎した。

炎天下、メッシ選手らを乗せた屋根のない2階建てバスは市中心部に向かった。4時間以上かけて15キロほど進んだ後、バスの進行が群衆の中で困難になったため選手らはヘリに。首都中心部の大通りにある記念塔「オベリスコ」や大統領府の上空を飛行した。《共同通信》

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会でアフリカ勢として初の4強入りを果たしたモロッコ代表が20日帰国し、首都ラバトでパレードした。地元メディアは数千人のファンが出迎えたとし、国王モハメド6世が選手と監督を晩さん会に招くと伝えた。

地元メディアの映像によると、スーツ姿の選手らはバスから笑顔で沿道のファンに手を振った。ファンは赤い国旗を掲げて歓声を上げた。

モロッコ代表はW杯1次リーグや決勝トーナメントで強豪ベルギーやスペイン、ポルトガルを次々に退けて躍進。3位決定戦でクロアチアに敗れたが、地元では称賛が広がっている。《共同通信》

【米・カリフォルニア州】M6.4の地震

米西部カリフォルニア州北部で20日、マグニチュード(M)6.4の地震があり、米メディアは少なくとも2人が死亡し、11人が負傷したと報じた。約7万人が停電の影響を受けているほか、水道施設や道路など一部インフラにも被害が見られるという。

地震は20日未明(日本時間同日夜)に発生。震源はカリフォルニア州ユーリカの南西約37キロで、震源の深さは約18キロだった。数十の余震を観測しており、米地質調査所(USGS)は住民に警戒を呼びかけている。《共同通信》



12月20日 その日のできごと(何の日)