令和1324日目

2022/12/14

この日のできごと(何の日)

【総務省】NHKを行政指導

総務省は14日、NHKが郵便法に違反していたとして行政指導した。国の許可を得ていない事業者に、信書に当たる文書の送付を委託していたという。対象は2015年12月から今年1月までの計約2070万通に上る。

信書は手紙やはがき、契約書などさまざまな文書が該当し、日本郵便や、総務相の許可を受けた事業者が取り扱える。

総務省によると、文書はNHKが受信契約の締結が確認できない人に契約を促すため送ったもので、期日を指定して返送を求めていた。同省はこうした内容が信書に当たると判断。NHKは「再発防止を徹底し、ガバナンス(組織統治)の強化に努めたい」とコメントした。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【日本列島】日本海側で荒天

強い冬型の気圧配置の影響で、14日は日本海側を中心に荒れた天気となった。北日本では15日夜遅くにかけて雪を伴った非常に強い風が続く恐れがあるとして、気象庁は、暴風、高波、猛吹雪や吹きだまりによる交通障害に警戒を呼びかけた。

気象庁によると、最大瞬間風速は14日午前、山形県酒田市で34.0メートル、新潟県佐渡市で32.9メートル、石川県輪島市で30.4メートルを観測。午後5時までの24時間降雪量も北海道上川町で50センチ、青森市酸ケ湯で30センチに上った。佐渡市では強風の影響で建物の瓦が飛んだり、電柱が倒れたりするなどの被害が確認された。《共同通信》

【ボクシング】

ボクシングのバンタム級で日本人初の世界主要4団体統一王者となった29歳の井上尚弥(大橋)が偉業達成から一夜明けた14日、横浜市の大橋ジムで記者会見に臨み、黒、緑、赤、えんじ色の4団体のベルトを前に「最高の夜だった。4本全てがそろった重みを実感している」と心境を語った。

防御に徹したポール・バトラー(英国)をなかなか仕留められなかったが、11回に右ボディーブローで相手の足を止め、連打を浴びせてKO勝利。被弾も少なかった大一番を「ディフェンスのうまさは感じたが、プロとしてしっかり見せるものは見せられた」と振り返った。《共同通信》

【プロ野球】

日本ハムから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、ソフトバンクに加入した近藤健介外野手(29)が14日、福岡市内で入団会見を行い「自分をしっかり分かってもらえるようなプレーをしたい。リーグ優勝、日本一を目指していく」と意気込み、背番号「3」のユニホームに袖を通した。出来高を含めると最大で推定総額50億円以上の7年契約を結んだ。

残留を要請していた日本ハムやオリックスなどとパ・リーグ5球団での争奪戦の中、球界随一の選手層を誇るソフトバンク入りを決断。「厳しい環境で、自分をもっと成長させたい思いが強かった」と理由を説明した。《共同通信》

【皇嗣同妃両殿下】国際生物学賞授賞式にご」出席

秋篠宮ご夫妻は14日、東京都内で開かれた国際生物学賞授賞式に出席された。コロナ禍で延期になっていた昨年分も含めて行われた。

同賞は、生物学者だった昭和天皇の在位60年を記念して創設され、生物学分野で世界的な業績を上げた研究者に贈られる。秋篠宮さまは受賞者らの研究の進展を願いつつ、「生物学分野が一層深まっていくことを祈念します」と述べられた。式典では、昨年受賞の米カリフォルニア大バークレー校教授の古人類学者、ティモシー・ダグラス・ホワイト博士(72)と、今年受賞の東京大名誉教授の塚本勝巳博士(74)の妻が代理で出席した。《読売新聞》

【赤穂義士祭】

赤穂浪士が藩主浅野内匠頭の敵討ちとして吉良上野介邸に討ち入った日に当たる14日、兵庫県赤穂市で「赤穂義士祭」が開かれ、俳優中村雅俊さん(71)が大石内蔵助役を務め、四十七士に扮した市民らと街を練り歩いた。新型コロナウイルス流行の影響で中止されていたパレードが行われるのは3年ぶり。

黒い羽織に刀を携えた討ち入り装束の中村さんは、出発前に「市民にとって赤穂浪士の存在の大きさを感じる」と語った。先頭で隊列を率い、陣太鼓を打ち鳴らしながら、赤穂城跡の大手門前から約600メートルの道のりを勇壮に進むと、沿道の観客から歓声が上がった。《共同通信》

【大阪地裁】マスク拒否男に有罪判決

ピーチ・アビエーション機内で新型コロナウイルス感染対策のマスクの着用を拒否し、客室乗務員にけがを負わせ、安全な運航を妨げたとして、傷害や威力業務妨害などの罪に問われた明治学院大の元非常勤職員奥野淳也被告(36)に、大阪地裁の大寄淳裁判長は14日、懲役2年、執行猶予4年の判決を言い渡した。乗務員に対する傷害罪の成立は否定し、暴行罪にとどまるとした。

マスク着用拒否と運航妨害との因果関係などには言及しなかった。求刑は懲役4年だった。

この日も「ノーマスク」で出廷した被告は判決後、「私は無罪で冤罪だ」と裁判長に大声で詰め寄り、騒然となった。《共同通信》

【東京株式市場】

14日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。米国のインフレがピークを越えたとの見方が広がり、前日の米国株式相場が上昇した流れを引き継いだ。

終値は前日比201円36銭高の2万8156円21銭。東証株価指数(TOPIX)は11.74ポイント高の1977.42。出来高は約9億8558万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内の新型コロナウイルス感染者は14日、新たに19万383人確認された。鳥取県で過去最多を更新。全国の死者は265人で、重症者は前日から17人増の448人だった。

東京都の新規感染者は1万8812人で、前週の同じ曜日から3866人増え、9日連続で1週間前を上回った。直近1週間の平均新規感染者は前週比20%増の1万4291人だった。50〜90歳代の男女23人の死亡が確認された。《読売新聞》

中国で新型コロナウイルス対応を担う孫春蘭副首相は、今後の新型コロナ対策について「考えを転換し重点を感染防止から治療に移す」と表明した。共産党機関紙、人民日報が14日伝えた。感染まん延を前提に医療拡充や医薬品供給の確保を急ぐ姿勢を鮮明にした。習近平指導部は「ゼロコロナ」政策終了を正式には宣言していないが、同政策には人民日報も触れておらず、事実上崩壊している。

政府は14日、ワクチンの4回目のブースター接種を進めることも発表。人民日報によると、孫氏は「目標は重症化を防ぐこと。防疫と社会経済の発展を高い効率で同時に進める」と述べた。《共同通信》

【サッカー・W杯】

サッカー・ワールドカップ(W杯)第21日(14日・アルホル)準決勝の残り1試合が行われ、前回大会覇者のフランスがアフリカ勢初の4強入りを果たしたモロッコに2―0で勝ち、2大会連続で決勝に進出した。18日(日本時間19日未明)の決勝ではアルゼンチンと対戦し、イタリア、ブラジルに続く史上3チーム目の2連覇を狙う。

フランスは前半の立ち上がりにT・エルナンデスが先制ゴール。モロッコの攻勢をしのぎ、終盤にはエムバペの仕掛けから最後はコロムアニが追加点を奪った。

モロッコは17日(同18日未明)の3位決定戦でクロアチアと顔を合わせる。《共同通信》

【ウクライナ】親ロ派元大統領の財産押収決定

ウクライナ高等反汚職裁判所は14日、2014年の政変でロシアへ追放された親ロ派のビクトル・ヤヌコビッチ元大統領の全財産を押収し、国有化すると決めた。地元メディアなどが伝えた。

押収が決まった財産には首都キーウ(キエフ)郊外の豪邸が含まれる。当時、豪勢な暮らしぶりを批判されたヤヌコビッチ氏の邸宅には広大な庭やテニスコートなどがあり、腐敗の象徴とされてきた。ヤヌコビッチ氏が追放されると一般に開放され話題となった。

ヤヌコビッチ政権は、欧州連合(EU)との関係強化棚上げに反発する親欧米デモ隊と治安部隊の衝突を経て崩壊した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ロシア、子供用「拷問部屋」か

ウクライナ最高会議の人権委員会は14日、ロシア軍から奪還した南部ヘルソンで、同軍が設置した子供用の「拷問部屋」が10カ所見つかったと明らかにした。子供用の拷問部屋の存在が明らかになったのは、ロシアによる侵攻後初めてとしている。人権委によると、拷問部屋は大人用の部屋と同じ建物に設置されていた。

ロシア軍に抵抗した子供が拘束されていたとみられ、14歳の少年が破壊されたロシア軍の装備を写真撮影して連行された例もあった。

食事はほとんど与えられず、水も1日おきの支給で「親はおまえを見捨てた。家に帰ってこない」などと心理的圧力も加えていたという。《共同通信》

プーチン大統領、年末の会見中止

ロシアのプーチン大統領が、内外の報道陣を集めた年末恒例の大規模記者会見を取りやめた。さらにペスコフ大統領報道官は14日、年内に行われるはずだった連邦議会への年次報告演説も来年にずれ込む可能性が「大いにあり得る」と発言。ウクライナでの軍事作戦の詳細な説明を避けたい意向とみられ、思い通りに進まない戦況が大統領の政治日程にも重くのしかかっている。

タス通信によると、2000年に大統領に就任したプーチン氏は首相に転じて大統領職に復帰した12年以降、毎年12月にモスクワで記者会見し、数百人〜約2千人の報道陣の質問に数時間にわたって答えるのが年中行事になっていた。《共同通信》

【笠浩二さん】死去

「Romanticが止まらない」などのヒット曲で知られるバンド「C―C―B」でドラムとボーカルを担当した笠浩二さんが14日午後6時23分、脳梗塞のため熊本県内の病院で死去した。60歳。福岡県出身。葬儀は近親者で行った。後日お別れの会を行う予定。

1982年にバンド「Coconut Boys」を結成。バンド名をC―C―Bに改め、85年に「Romanticが止まらない」が大ヒット。同年のNHK紅白歌合戦に出場した。ピンク色に染めた髪と眼鏡がトレードマークで、透明感のあるハイトーンボイスで人気を博した。《共同通信》



12月14日 その日のできごと(何の日)