令和1262日目
2022/10/13
この日のできごと(何の日)
【プロ野球・西武】新監督に松井稼頭央氏
西武は13日、来季新監督に松井稼頭央ヘッドコーチ(46)が就任すると発表した。18日に就任記者会見を行う。辻発彦監督(63)の退任を9日に発表していた。
松井新監督は日米通算2705安打を記録し、2018年に西武で現役を引退。辻監督の下、18年に選手兼任でテクニカルコーチ、19〜21年に2軍監督、今季はヘッドコーチを務めた。奥村剛球団社長は「チームが目指す『常勝』と『育成』という点において監督として最もふさわしい人材だと判断し、就任を要請した」とコメントした。《共同通信》
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【プロ野球】
プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は13日、セ、パ両リーグともに第2戦が行われ、セはレギュラーシーズン2連覇のヤクルトが3位阪神を5―3で、パは2年連続リーグ王者のオリックスが2位ソフトバンクに4―3で競り勝ち、ともに2連勝でリーグ優勝による1勝のアドバンテージを含め3勝0敗とした。
両チームは14日の第3戦で勝つか引き分ければ、ともに2年連続の日本シリーズ進出が決まる。
第3戦の先発はセが高橋(ヤクルト)と青柳(阪神)、パは田嶋(オリックス)と千賀(ソフトバンク)と発表された。
ヤ5―3神
ヤクルトは0―1の三回2死一塁で村上が2ランを放ち、逆転。四回は長岡のソロ本塁打、五回にはオスナの2試合連発の2ランで加点した。サイスニードはピンチの連続も六回途中1失点と粘り、継投で逃げ切った。
阪神は藤浪が3回2失点で、2番手の西純も2回3失点。打線は相手を上回る11安打を放ったが、3点止まりだった。
オ4―3ソ
オリックスが接戦を制した。1―2の三回に西野の犠飛で追い付くと、五回に杉本が勝ち越しの2ランを放った。先発の宮城は要所で変化球を低めに集めてしのぎ、5回2失点。六回からは4投手による継投で逃げ切った。
ソフトバンクは板東が三回途中で降板し、2番手大関が痛打を浴びた。打線は九回に1点差に迫りながら届かなかった。 《共同通信》
【柔道】
柔道の世界選手権最終日は13日、タシケントで混合団体が行われ、日本は決勝でフランスを4―2で下し、5連覇を達成した。昨夏の東京五輪決勝で敗れた雪辱を果たした。
準決勝はドイツに4―0で完勝。女子70キロ級の新添左季(自衛隊)、男子90キロ級の増山香補(パーク24)、女子70キロ超級の冨田若春(コマツ)、男子90キロ超級の太田彪雅(旭化成)が制した。日本は初戦の2回戦でドミニカ共和国、準々決勝はオランダをいずれも4―0で退けた。
混合団体は男女各3人の6人制。2017年から実施され、日本が全ての大会を制している。《共同通信》
【アントニオ猪木さん】通夜
「燃える闘魂」のキャッチフレーズで昭和、平成のプロレスブームをけん引し、1日に79歳で死去したアントニオ猪木(本名猪木寛至)さんの通夜が13日、東京都内で近親者のみが出席して行われた。マネジメント会社によると、一番弟子のレスラー、藤波辰爾さんや野田佳彦元首相ら333人が参列した。14日には家族葬が執り行われる。
戒名は「闘覚院機魂寛道居士」。祭壇にはトレードマークだった赤いマフラーをイメージした装飾がされ、プロレスラーや参院議員時代の写真も飾られた。後日、一般向けに「お別れの会」を実施する予定。《共同通信》
【COVID-19】
国内で13日、4万5655人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前から1万人以上増えた。都道府県別では東京4338人、大阪3313人、神奈川2453人など。死者は愛知12人、群馬と東京で各5人など、計70人の報告があった。
厚生労働省によると、全国の重症者は143人で前日から8人増加した。
過去に公表された感染者について、島根などで修正があった。《共同通信》
【東京株式市場】
13日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4営業日続落した。 米連邦準備制度理事会(FRB)による急ピッチでの金融引き締め継続に対する警戒感が重荷となり、幅広い銘柄で売り注文が優勢となった。米国の消費者物価指数の公表を控え、午後に入ると様子見姿勢も強まった。
終値は前日比159円41銭安の2万6237円42銭。東証株価指数(TOPIX)は14.39ポイント安の1854.61。出来高は約10億4287万株だった。《共同通信》
【マイナンバーカード】事実上義務化へ
河野太郎デジタル相は13日、現行の健康保険証を2024年秋に廃止してマイナンバーカードを代わりに使う「マイナ保険証」に切り替えると発表した。カードと運転免許証の一体化も24年度末としていた実施時期の前倒しを検討する。保険証廃止はカード取得の事実上の義務化と言え、23年3月末までにほぼ全ての国民に交付するとした政府目標へ向け、普及促進を図る。
マイナ保険証は既に本格運用が始まっている。医療機関は患者の同意の下、過去の処方薬や特定健診の情報を見て治療に生かせる。廃止後もカード未取得者が診療を受けられるよう厚生労働省などと対応策を検討する。
◇
共産党の志位和夫委員長は13日の記者会見で、マイナンバーカードに運転免許証や健康保険証を一体化させ、取得を事実上義務化する政府方針を批判した。「個人情報を全部ひも付けし、無理やり取得させるやり方に反対だ。制度自体の廃止が必要だ」と述べた。
カードの交付率が人口の半数程度にとどまっている点について「個人情報が守られるかどうかの懸念があるから普及しない。国民が政府を信頼していない」と指摘した。《共同通信》
【北朝鮮】金正恩氏、核攻撃手段拡大を指示
13日の北朝鮮メディアによると、金正恩朝鮮労働党総書記は12日に巡航ミサイルの発射を現地指導した際、軍事的危機を抑止し主導権を握るため「核戦力の運用空間を引き続き拡大しなければならない」と述べ、核攻撃手段の進展を指示した。
北朝鮮は昨年9月から巡航ミサイル発射を繰り返しているが、北朝鮮メディアは、2千キロ飛行したとする12日の2発の発射は、朝鮮人民軍戦術核運用部隊に作戦配備された「長距離戦略巡航ミサイル」の性能向上と技術検証のための実験だったとして、実戦配備段階に進んでいると強調した。実際に配備、運用しているかは不明だ。 《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
NATO、ロシアの核使用けん制
北大西洋条約機構(NATO)は12、13両日、ブリュッセルの本部で国防相会合を開き、ロシアが核兵器を使用した場合の有事対応や、ウクライナの防空能力を高める支援強化策を協議した。ストルテンベルグ事務総長は閉幕後、核使用は「深刻な結果をもたらす」と強くけん制。NATOは来週、核抑止のための年次軍事演習をする。
ロシアのプーチン大統領は「領土」防衛手段として核使用の可能性を示唆。ストルテンベルグ氏は会見で、実際に核兵器を使用した際の対応には明言を避けつつ「脅威を真剣に受け止めており、警戒を続けている」と強調した。《共同通信》
東部・南部で600集落奪還
ウクライナ政府は13日、軍が本格的な反攻を開始してからの1カ月で、東部ハリコフ州や南部ヘルソン州などで計600以上の集落を奪還したと発表した。ヘルソン州ではウクライナ軍が進軍を続け、英紙フィナンシャルタイムズは、複数の西側の軍事当局者の話として、早ければ来週にも同州を流れるドニエプル川に達する可能性を指摘した。
ウクライナ政府によると、ヘルソン州では75、ハリコフ州では502の集落を奪還。東部のドネツク州では43、ルガンスク州では7集落を取り返したとしている。《共同通信》
【MLB】
米大リーグのプレーオフは13日、ヒューストンでア・リーグの地区シリーズ(5回戦制)第2戦が行われ、アストロズがマリナーズに4―2で勝ち、対戦成績を2勝0敗とした。第1戦で逆転サヨナラ3ランを放ったアルバレスが1―2の六回に逆転2ランを放った。
第1戦に先勝したヤンキースはガーディアンズ戦が悪天候のために14日(日本時間15日)に延期された。《共同通信》
