令和1258日目

2022/10/09

この日のできごと(何の日)

【沖縄県豊見城市長選】自公系新人が初当選

任期満了に伴う沖縄県豊見城市長選が9日投開票され、新人の元市議徳元次人氏(41)=自民、公明推薦=が、再選を目指した現職山川仁氏(48)=立民、共産、れいわ、社民、沖縄社大推薦、新人のNPO法人理事辻内岳晴氏(42)を破り、初当選した。投票率は49.72%で過去最低。

岸田政権が徳元氏、玉城デニー知事を支える勢力「オール沖縄」が山川氏をそれぞれ支援していた。自公は夏の参院選沖縄選挙区と先月の県知事選で敗れたが、今年の県内の市長選は6連勝となった。16日には那覇市長選が告示される。《共同通信》

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【プロ野球・9日】

D1―0神

DeNAが無失点リレーで、五回に大和の適時打で挙げた1点を守り抜いた。先発の大貫は直球が走り、6回1/3を2安打に抑えて10奪三振。1―0の七回1死三塁で好リリーフの伊勢が八回は3者連続三振を奪い、九回は山崎が締めた。

阪神は打線が散発2安打と振るわず、14三振を喫した。好投の伊藤将を援護できず、七回は好機で近本と大山が倒れた。

ソ8―2西

ソフトバンクが快勝した。三回に柳田の満塁本塁打で先制。5―1の七回には三森の適時打と牧原大の適時三塁打で突き放し、八回に甲斐が四回に続く2本目の適時打を放った。東浜は要所を締め、5回1失点で白星を手にした。

西武は今井が三回に3四死球と乱れ、4回5失点と役割を果たせなかった。打線も2得点に終わった。

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は9日、セ、パ両リーグともに第2戦が行われ、パはレギュラーシーズン2位のソフトバンクが3位西武に8―2で快勝し、2連勝でファイナルステージに進出した。セは2位のDeNAが3位阪神に1―0で勝ち、対戦成績を1勝1敗として10日の第3戦に持ち込んだ。

ソフトバンクは三回に柳田の満塁本塁打で先制し、その後も小刻みに加点した。DeNAは五回に大和の適時打で挙げた1点を3投手の無失点リレーで守り切った。

セの第3戦先発はDeNAが浜口、阪神が才木と発表された。

プロ野球西武は9日、辻発彦監督(63)の退任を発表した。奥村剛球団社長がペイペイドームで行われたクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ第2戦後に記者会見し「辻監督は退任いたします。首脳陣の若返りを目的としている。後進に引き継ぐベストなタイミングと判断した」と説明した。後任は松井稼頭央ヘッドコーチ(46)の昇格が最有力。

6年間チームを率いた辻監督は「やっぱり野球は楽しい。そういう意味ではちょっと寂しい。2度優勝できたのはいい思い出」と目を潤ませながら語った。今後については「さっき(退任を)言われたばかりだから考えられない」と話した。《共同通信》

【ゴルフ】

スタンレー・レディースホンダ最終日(9日・静岡県東名CC=6570ヤード、パー72)前日から持ち越された第2ラウンドの残りと最終ラウンドを実施し、24歳で第2ラウンド首位の小祝さくらが最終ラウンドを2バーディー、ボギーなしの70にまとめ、通算12アンダーの204で逃げ切り、今季2勝目を挙げた。通算8勝目で賞金2160万円を獲得した。

1打差の2位は菅沼菜々、西郷真央、永井花奈の3人。大里桃子が通算10アンダーで5位となった。

バイ・ザ・プレーヤーズ最終日(9日・群馬県ザ・レーサム=7137ヤード、パー71)得点制で争われ、首位でスタートした36歳の小林伸太郎が5バーディー、2ボギーで8点を加え、通算41点で逃げ切ってツアー初優勝を果たした。優勝賞金は1千万円。

5点差の2位が大岩龍一。さらに4点差の3位がジャスティン・デロスサントス(フィリピン)。通算31点の4位が竹安俊也と小鯛竜也だった。 《共同通信》

【柔道】

柔道の世界選手権第4日は9日、タシケントで男女各1階級が行われ、女子63キロ級の堀川恵(パーク24)が決勝で東京五輪3位のカトリーヌ・ボーシュマンピナール(カナダ)に一本勝ちし、初出場優勝を果たした。積極的な闘いぶりで5試合に勝ち、日本勢の63キロ級では2010年の上野順恵以来9大会ぶりの制覇。

男子81キロ級で東京五輪金メダルの永瀬貴規は藤原崇太郎(ともに旭化成)との3位決定戦を指導3の反則勝ちで制した。永瀬は準々決勝で世界ランキング1位のタト・グリガラシビリ(ジョージア)に延長の末、指導3の反則負け。15年以来の優勝を逃した。《共同通信》

【COVID-19】

国内で9日、新たに2万2600人の新型コロナウイルス感染者が確認された。1週間前と比べ、6500人余り減少した。都道府県別では東京2242人、大阪1515人、神奈川1424人など。死者は大阪7人、秋田、東京、京都、兵庫で各4人など計39人が報告された。

厚生労働省によると、重症者は前日から16人減り、137人だった。《共同通信》

【F1】

自動車のF1シリーズ第18戦、日本グランプリ(GP)は9日、三重県鈴鹿サーキットで決勝が行われ、ポールポジションからスタートしたレッドブルの25歳、マックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季12勝目、通算32勝目を挙げ、ドライバー部門で2年連続2度目の総合優勝を果たした。

13番手から出たアルファタウリの角田裕毅は13位で入賞を逃した。2位はレッドブルのセルヒオ・ペレス(メキシコ)、3位にはフェラーリのシャルル・ルクレール(モナコ)が入った。

レースは悪天候の影響で約2時間中断し、53周から28周に短縮された。

岸田文雄首相は9日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで行われた自動車F1シリーズの日本グランプリ(GP)決勝を視察した。屋外でのセレモニーなどではマスクを外して臨んだ。11日から新型コロナウイルス水際対策が緩和されることを踏まえ「日本や世界がまた一歩元気になる手がかりになればと期待している」とアピールした。

主催者によると、日本GPを現役の首相が訪れたのは初めて。

首相は視察後、新型コロナ禍の影響で3年ぶりに開催となったことに触れ「多くの皆さんにこうしたイベントを楽しんでいただき、日本の活力につなげていただければと期待している」と記者団に強調した。《共同通信》

【テニス】

男子テニスの楽天ジャパン・オープン最終日は9日、東京有明コロシアムで行われ、米国勢対決となったシングルス決勝は第3シードのテーラー・フリッツが第4シードのフランシス・ティアフォーを7―6、7―6で破り、優勝を果たした。ツアー今季3勝目、通算4勝目を挙げた。

ダブルス決勝ではマッケンジー・マクドナルド(米国)マルセロ・メロ(ブラジル)組がラファエル・マトス(ブラジル)ダビド・ベガエルナンデス(スペイン)組と対戦し、6―4、3―6からのマッチタイブレークを10―4で制した。

今大会は新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催だった。《共同通信》

【北朝鮮】弾道ミサイル発射

韓国軍合同参謀本部は9日未明、北朝鮮が同日午前2時(日本時間同)前に東部の江原道文川付近から日本海に向けて短距離弾道ミサイル2発を発射したと明らかにした。日本政府も北朝鮮が2発の弾道ミサイルを発射し、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)外に落下したと発表した。日本政府は潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の可能性を含めて分析している。

北朝鮮は弾道ミサイルの発射を異例のペースで繰り返しており、巡航ミサイルを含めると今年25回目。4日には日本列島上空を通過させる形で発射した。7回目の核実験を強行する懸念が強まっている。《共同通信》

政府は9日未明、北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け「平和と安全を脅かすもので、断じて容認できない」(井野俊郎防衛副大臣)として、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議した。岸田文雄首相は発射から約1時間後の午前3時前、公邸で村田隆内閣危機管理監らから状況報告を受けた。朝には予定通り三重県鈴鹿市へ向かった。 首相は発射直後、国民への的確な情報提供と船舶・航空機の安全確認、不測事態への態勢確保の3点を関係省庁に指示した。 井野氏は記者団に「反撃能力(敵基地攻撃能力)を含め、あらゆる選択肢を排除せず検討し、防衛力の抜本的な強化に取り組む」と強調した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ザポロジエ原発の外部電源復旧

国際原子力機関(IAEA)は9日の声明で、ロシアが占拠するウクライナ南部ザポロジエ原発の外部電源が復旧したと発表した。8日には、砲撃により冷却に必要な電力を供給する外部電源を失い、非常用のディーゼル発電機が起動したと明らかにしていた。

同原発では、周辺への攻撃で大規模事故が起きることが懸念されている。IAEAのグロッシ事務局長は9日の声明で「砲撃はすぐに停止しなければならない」と強調した。

ロイター通信によると、ウクライナの軍報道官は9日、8月後半にロシアへの反撃を開始して以降、南部ヘルソン州で1170平方キロ以上を奪還したと明らかにした。

プーチン大統領、クリミア大橋爆発は「ウクライナのテロ」

ロシアのプーチン大統領は9日、2014年にウクライナから一方的に併合したクリミア半島とロシア本土とを結ぶクリミア橋で8日に起きた爆発は、ウクライナ情報機関によるテロ行為だと明言した。連邦捜査委員会のバストルイキン委員長から直接報告を受けた。国営テレビが報じた。

プーチン氏がウクライナ側のテロと断定したことで、両国間の緊張は一層の激化が避けられない情勢となった。

プーチン氏は「疑いなく、民間の重要インフラ破壊を狙ったテロだ。計画し実行したのはウクライナ情報機関だ」と指摘。バストルイキン氏は爆発したトラックの走行ルートや容疑者の一部を特定したと報告した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグのプレーオフは9日、ニューヨークでナ・リーグのワイルドカードシリーズ(WCS=3回戦制)第3戦が行われ、ダルビッシュが所属するパドレスがメッツに6―0で快勝し、2勝1敗で地区シリーズ(5回戦制)に進出した。11日(日本時間12日)からドジャースと顔を合わせる。

同リーグではフィリーズがカージナルスを下し、ブレーブスとの地区シリーズに進出。ア・リーグはマリナーズ、ガーディアンズがWCSを突破し、それぞれアストロズ、ヤンキースに挑む。《共同通信》

【柴田保光さん】死去

元日本ハム投手の柴田保光氏が9日、不整脈で死去した。65歳だった。

1979年に投手として西武に入団し、84年に日本ハムに移籍。1990年4月25日の近鉄戦で、両リーグを通じて平成に入って初の無安打無得点試合を達成した。現役引退後は日本ハムでコーチも務めた。《読売新聞》



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