令和1256日目
2022/10/07
この日のできごと(何の日)
【プロ野球】新監督に吉井理人氏、新井貴浩氏
ロッテは7日、井口資仁監督(47)の退任に伴い、来季監督に、ロッテのピッチングコーディネーターと野球日本代表の投手コーチを務めている吉井理人氏(57)が就任すると発表した。
吉井新監督は球団を通じ「ただただ驚いている。選手のパフォーマンスと人間力の二つを上げる。最終的には勝つこと、10月に大舞台に立てることを目指す」とコメントした。和歌山・箕島高から1984年に近鉄に入団。98年に米大リーグへ移籍し、メジャー通算162試合で32勝47敗、防御率4.62。2003年にオリックスで日本球界に復帰し、07年途中にロッテへ移籍し現役を引退した。
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プロ野球広島は7日、新監督に2016〜18年のリーグ3連覇に貢献した球団OBの新井貴浩氏(45)が就任すると発表した。監督就任会見は12日に行われる。
広島は佐々岡真司監督(55)が成績不振の責任を取って辞任。後任として球団は新井氏に就任を要請し受諾された。4年連続Bクラスと苦しむチームの再建を担う。
新井氏は広島県出身。広島工高から駒沢大を経て1999年にドラフト6位で広島入団。2005年に本塁打王に輝き、08年から阪神でプレーして11年に最多打点のタイトルを獲得した。広島復帰2年目の16年には25年ぶりのリーグ優勝に貢献しリーグ最優秀選手に選ばれた。《共同通信》
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【日野自動車】取締役ら4人辞任
日野自動車は7日、エンジンの排出ガスや燃費性能の試験データを改ざんしていた問題の経営責任を明確化するため、取締役3人を含む計4人の7日付の辞任を発表した。不正は少なくとも約20年前から行われており、2003年以降の歴代社長らに報酬の一部の自主返納を求める。小木曽聡社長は続投し、月額報酬50%を6カ月間減額する。企業風土改革など経営の立て直しに取り組む。
小木曽社長は同日午後、斉藤鉄夫国土交通相に再発防止策を報告した。国交相は「長年の不正慣行と決別し、改革を進めてほしい」と求め、小木曽社長は「新しい日野に生まれ変わるよう精進する」と応じた。《共同通信》
【東京株式市場】
7日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。米長期金利の指標となる10年債利回りが上昇し前日の米国株式市場が下落したことが投資家心理を冷やし、東京市場も幅広い銘柄で売り注文が優勢だった。
終値は前日比195円19銭安の2万7116円11銭。東証株価指数(TOPIX)は15.67ポイント安の1906.80。出来高は約11億1196万株だった。《共同通信》
【COVID-19】
国内で7日、2万9132人の新型コロナウイルス感染者が報告された。都道府県別では東京3016人、神奈川2050人、大阪2021人など。死者は大阪9人、北海道と東京がそれぞれ7人など計78人だった。
厚生労働省によると、重症者は前日から1人増えて150人だった。
福岡や愛媛などで過去発表分を修正した。《共同通信》
【柔道】
柔道の世界選手権は7日、タシケントで行われ、男子66キロ級の阿部一二三(25)=パーク24、女子52キロ級の阿部詩(22)=日体大=がそろって優勝した。昨夏の東京五輪で同日金メダルに輝いた兄と妹が再び強さを示し、2024年パリ五輪での兄妹連覇へ向けて大きな弾みをつけた。
阿部一は決勝で2連覇中の丸山城志郎(29)=ミキハウス=を下し、18年以来3度目の制覇を果たした。阿部詩は19年以来3度目の優勝。日本勢は6日の初日と合わせて男女計4階級で表彰台の頂点を独占し、最高のスタートを切った。《共同通信》
【岸田文雄首相】電力高騰対策に全力
岸田文雄首相は7日の参院本会議の代表質問で、高騰する電気料金の引き下げ策に関し「全ての家計、企業が直面する電力高騰の対策に全力を挙げる」と述べた。併せて新型コロナ対策を巡り、同日閣議決定した感染症法改正案に触れ、法改正により「機動的かつ効果的な緊急事態対応が可能になる」と意義を強調した。
北朝鮮による4日の弾道ミサイル発射を受けたJアラートの誤発信に関し「今後このようなことが起こらないよう、再発防止にしっかり取り組む」と明言。自衛隊の各種レーダーによる航跡情報の解析の結果、日本の領域に落下する恐れがないと判断したため「破壊措置は行わなかった」と説明した。《共同通信》
【ノーベル平和賞】1個人2団体に
ノルウェーのノーベル賞委員会は7日、2022年のノーベル平和賞を、ロシアによる2月の侵攻後、戦争犯罪の記録に取り組むウクライナの人権団体「市民自由センター」(CCL)、ロシアのプーチン大統領の強権体制に抵抗して人権活動を続け解散させられた団体「メモリアル」、ベラルーシで拘束中の人権活動家アレシ・ビャリャツキ氏(60)の1個人2団体に授与すると発表した。
ノーベル賞委員会は「ベラルーシ、ロシア、ウクライナ3国の人権、民主主義、平和共存の擁護者を表彰したい」と強調。強権支配と隣国への侵攻を続けるプーチン氏を厳しく糾弾した。《共同通信》
【ウクライナ侵攻】
プーチン大統領、70歳に
ロシアのプーチン大統領が7日、70歳の誕生日を迎えた。ウクライナ侵攻を支持するロシア正教会最高位のキリル総主教は同日、プーチン氏の国家への献身を称賛し、心身の健康を願うとする声明を発表した。
キリル氏は「国家指導者として長年、祖国に献身してきた」とプーチン氏をたたえた。「ロシアの主権と防衛力の強化、国益保護、社会経済的発展、国民の幸福への関心は、議論の余地のない成果の一部だ」と指摘した。
プーチン氏は7日、出身地の北西部サンクトペテルブルクで独立国家共同体(CIS)首脳との非公式会合を開いた。ロシア国営テレビが伝えた。
ゼレンスキー氏がビデオ演説
ウクライナのゼレンスキー大統領は7日のビデオ演説で、北方領土に言及し「日本の主権と領土保全を尊重する」と述べた。大統領府は北方領土について日本の立場を支持するとの大統領令を公表した。ウクライナ最高会議(議会)も同日、同じ内容の決議を採択した。
ゼレンスキー氏は、ロシアには北方領土を保有する権利はないと指摘し、各国に同様の対応を取るよう呼びかけた。「占領者から全ての土地を解放しなければいけない」と強調した。
またロシア側がウクライナ東部・南部4州を併合するための「住民投票」を強行後、2434平方キロの制圧地を奪還したと明らかにした。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは7日、プレーオフが始まり、ア、ナ両リーグでワイルドカードシリーズ(WCS=3回戦制)第1戦の4試合が行われ、ナでパドレスのダルビッシュはニューヨークでのメッツ戦で7回6安打1失点と好投、勝利投手の権利を持って降板した。八回表を終えてパドレスが7―1でリード。
アで菊池のブルージェイズはトロントでのマリナーズ戦に0―4で敗れ、菊池は登板しなかった。ガーディアンズはレイズに2―1で勝ち、ナのフィリーズはカージナルスに6―3で先勝した。《共同通信》
【一柳慧さん】死去
斬新な前衛音楽で現代音楽をけん引した作曲家、ピアニストで文化勲章受章者の一柳慧さんが7日午後0時37分、東京都内の病院で死去した。89歳。神戸市出身。
米ジュリアード音楽院で学び、米国を代表する前衛音楽の作曲家ジョン・ケージさんらと実験的な音楽活動を展開した。帰国後、ケージさんが追求した「偶然性の音楽」を日本に紹介。雅楽や邦楽器を含む幅広いジャンルの作品を手がけた。
代表作に交響曲「ベルリン連詩」、モノオペラ「火の遺言」。紫綬褒章、旭日小綬章。2018年に文化勲章。オノ・ヨーコさんの元夫。《共同通信》