令和1156日目

2022/06/29

この日のできごと(何の日)

【日米韓首脳会談】

岸田文雄首相は29日、スペインで日米韓首脳会談に臨んだ。北朝鮮による弾道ミサイルの脅威に対抗し核開発を阻止するため、安全保障協力を強化することで一致した。3カ国の首脳会談は2017年9月以来約5年ぶり。首相は「核実験を含め北朝鮮による挑発の可能性が深刻に懸念されている。連携強化が不可欠だ」と強調。影響力を拡大する中国を念頭に自由や民主主義といった基本的価値を共有する3カ国の結束も確認した。

バイデン米大統領は「朝鮮半島の完全な非核化と自由で開かれたインド太平洋という共通の目標を達成するために3カ国の協力は欠かすことができない」と述べた。《共同通信》

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【日本列島】各地で猛暑

日本列島は29日も東日本や西日本を中心に高気圧に覆われて気温が上がった。気象庁によると、群馬県伊勢崎市で40.0度を観測した。同市では25日に40.2度を記録しており、6月に40度に達するのは今回が全国の観測史上2例目。全国914観測点のうち35度以上の猛暑日は今年最多となる150地点を超えた。

気象庁は29日、東北南部が梅雨明けしたとみられると発表。東北北部と梅雨のない北海道を除く全地方が6月中の梅雨明けとなった。記録的な暑さは全国的に続く見込みで、30日も関東北部で40度に迫る可能性がある。熱中症に警戒が必要だ。《共同通信》

【プロ野球・29日】

西6―2日

西武が今季初の5連勝。一回に森の適時打で2点を先制し、三回にも森の適時二塁打で加点した。六回は山川の適時二塁打と栗山の適時打で突き放した。エンスが5回1安打無失点で5勝目。日本ハムは投打に精彩を欠いた。

オ6―1楽

オリックスは0―1の四回に吉田正の7号2ランで逆転し、五回は中川圭の2点二塁打、吉田正の犠飛で3点追加。七回は杉本の適時打で加点した。田嶋は9安打されながら7回を1失点で4勝目。楽天は岸が五回途中5失点と崩れた。

D4―2神

DeNAが競り勝った。一回に1点を先制された直後に佐野の2ランで逆転。二回に追い付かれたが、四回にソトと嶺井の連続犠飛で2点を勝ち越した。石田は六回途中2失点で2勝目。阪神はガンケルが4回4失点と粘れなかった。

広2―9ヤ

ヤクルトが3連勝した。四回に山田のソロなどで2点を先行し、七回に代打浜田の適時三塁打、八回に村上の2ラン、九回も村上の29号2ランなどで4点を加えた。原が6回7安打無失点で6勝目。広島は自力優勝の可能性が消えた。

巨2―3中

中日が連敗を6で止めた。延長十回に3連打で満塁とし、代打三ツ俣の押し出し死球で勝ち越した。阿部は5安打2打点。4番手のR・マルティネスが2勝目、最後を締めた谷元が5年ぶりのセーブを挙げた。巨人は鍬原が誤算だった。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第15節最終日(29日・パナソニックスタジアム吹田=1試合)新型コロナウイルスの影響で未消化だった試合はG大阪が4位の広島を2―0で破り、連敗を4で止めた。勝ち点を20として12位に浮上した。前半に黒川の先制ゴールと、坂本のJ1初得点で奪ったリードを守った。

広島は7試合ぶりの黒星で連勝が4で止まった。勝ち点は30のまま。《共同通信》

【ボクシング】

世界ボクシング機構(WBO)アジア・パシフィック・スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦が29日、東京・後楽園ホールで行われ、世界3階級制覇の実績がある田中恒成(畑中)が王者の橋詰将義(角海老宝石)を5回2分52秒、TKOで破って新チャンピオンとなった。

27歳の田中は積極的に圧力をかけ、右の強打を的確に打ち込んだ。5回の猛攻で試合を終わらせ「勝負時は逃さないように意識した。内容は良くなかったが、KOできたのはよかった」と話した。

畑中ジムの畑中清詞会長は来年、世界王座に再挑戦させる意向を示した。《共同通信》

【東京株式市場】

29日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は5営業日ぶりに反落し、下げ幅は一時360円を超えた。終値は前日比244円87銭安の2万6804円60銭。景気後退懸念から前日の米国株式市場が下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢となった。

東証株価指数(TOPIX)は13.81ポイント安の1893.57。出来高は約16億6200万株。《共同通信》

【COVID-19】

国内で29日、2万3346人の新型コロナウイルス感染者が確認された。都道府県別では東京3803人、大阪2222人、沖縄1709人など。死者は東京3人、京都と佐賀で各2人など計18人の報告があった。

厚生労働省によると全国の重症者は前日から4人増えて50人だった。

青森、静岡、大阪で過去に公表した感染者が取り下げられた。《共同通信》

【パリ同時多発テロ事件】生存の被告に完全終身刑

130人が死亡した2015年のパリ同時多発テロの判決公判で、パリの裁判所は29日、実行犯のうち唯一の生存者とされ、テロ殺人罪などに問われたモロッコ系フランス人のサラ・アブデスラム被告(32)に対し、求刑通り刑の執行停止などを原則として認めない完全な終身刑を言い渡した。フランスのメディアが伝えた。

死刑を廃止したフランスで最も重い刑に当たる。被告は上訴できる。

テロは15年11月に発生。3グループに分かれた実行犯はパリの飲食店やバタクラン劇場、サンドニのフランス競技場近くで銃乱射や自爆により人々を殺傷した。実行犯10人のうち9人は死亡。《共同通信》

【WHO・テドロス事務局長】米中絶判断に反対

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は29日の記者会見で、米連邦最高裁が人工妊娠中絶の憲法上の権利を認めない判断を示したことに「全ての女性は、体や健康に関して選択する権利を持つべきだ」とWHOの立場を述べ、反対する姿勢を示した。

テドロス氏は「安全なやり方での中絶は健康管理であり(母体の)命を救う。安全ではない中絶は合併症や死につながる」と説明。中絶が非合法化されると、中絶を望む女性が不適切な手法を取り健康を害する状況が生じると懸念を表明した。

安全な手法での中絶容認は過去40年間の世界的な潮流で、今回の動きを「後退」だと指摘した。《共同通信》

【NATO首脳会議】

欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)は29日、スペイン・マドリードで開かれている首脳会議で、今後約10年間の指針となる新たな「戦略概念」を採択した。戦略概念の改定は2010年11月以来、約12年ぶり。ウクライナに侵攻したロシアへの姿勢について、現行の「戦略的パートナー」から「最大かつ直接の脅威」と明記し、大きく変更した。

中国が「体制上の挑戦」を突き付けているとし、中国への懸念に初めて言及した。「インド太平洋地域はNATOにとって重要だ」とも記した。NATOは冷戦終結後、最大の転換期を迎える。

岸田文雄首相が初めて出席した。

岸田文雄首相は29日(日本時間29日夜〜30日未明)、スペイン・マドリードで欧米の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に日本の首相として初めて参加した。ロシアのウクライナ侵攻と中国の覇権主義的な動きを踏まえ、欧州とインド太平洋地域の安全保障は切り離せないと指摘するとともに、NATOによるアジアへの関与拡大を歓迎。日米同盟強化と並行してNATOとの関係を新たなレベルに引き上げ、多層的な安保体制構築を目指す構えだ。

首相は韓国とオーストラリア、ニュージーランドの各首脳らと共に、パートナー国として会議に招待された。《共同通信》

岸田文雄首相は29日、スペイン・マドリードで、スウェーデンのアンデション首相と会談し、同国のNATO加盟に関し「歴史的決断を支持する」と伝えた。ウクライナ侵攻を続けるロシア対応で結束し、食料・エネルギー危機の影響を受ける途上国支援で連携する方針を確認した。

この後、スペインのサンチェス首相と会談した。いずれの会談でも、中国が影響力を増すインド太平洋地域について「力による一方的な現状変更の試みは認められない」との認識で一致。北朝鮮の核・ミサイルや拉致問題を巡る連携を申し合わせた。

NATOのストルテンベルグ事務総長とも会談した。《共同通信》

【日韓豪NZ】初の首脳会談

岸田文雄首相は29日(日本時間同)、韓国、オーストラリア、ニュージーランドの首脳とスペイン・マドリードで会談した。インド太平洋地域の平和と安定に向け、緊密な意思疎通を継続する方針を確認した。4カ国首脳による会談は初めてで、首相が主催した。

4カ国首脳は「ロシアによるウクライナ侵略」を非難。インド太平洋と欧州の安全保障は不可分との認識に基づき、4カ国が連携しながら北大西洋条約機構(NATO)と協力を進めることを申し合わせた。

会談には、韓国の尹錫悦大統領、オーストラリアのアルバニージー首相、ニュージーランドのアーダン首相が出席した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】 

ジョコ大統領、キーウ訪問

インドネシアのジョコ大統領は29日、ウクライナの首都キーウを列車で訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した。モスクワでロシアのプーチン大統領とも会談を予定し、停戦実現への足掛かりを模索する。ロシアのウクライナ侵攻後、アジアの首脳が両国を訪問し首脳と会談するのは初めて。

ゼレンスキー氏は会談後の記者会見で「黒海の封鎖解除と食糧輸出正常化の重要性で一致した」と述べ、ジョコ氏は侵攻を巡り、主権と領土の一体性の原則と、平和的解決の重要性を強調した。

ジョコ氏は、11月にバリ島で開催されるG20サミットにゼレンスキー氏の対面での参加を招待した、と述べた。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは29日、各地で行われ、エンゼルスの大谷は本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「3番・投手兼指名打者」で出場し、5回2/3を5安打無失点とし4連勝で7勝目(4敗)を挙げた。今季5度目の2桁となる11奪三振をマーク、連続イニング無失点がメジャー自己最長の21回2/3となった。

打者では、3打数無安打で3試合ぶりにヒットがなかった。チームは4―1で勝った。《共同通信》



6月29日 その日のできごと(何の日)