令和1067日目

2022/04/01

この日のできごと(何の日)

【成人年齢】18歳に引き下げ

改正民法が1日施行され、20歳だった成人年齢が18歳に引き下げられた。ローンを組むなどの契約が18歳から可能となる。喫煙や飲酒、公営ギャンブルは引き続き20歳未満は禁止される。

民法の成人年齢に関する規定変更は146年ぶり。明治以来続いた成人の定義を変えることで、若者の自立を促し、社会の活性化を図る狙いがある。経済協力開発機構(OECD)加盟のほとんどの国が「18歳成人」を採用しており、国際標準に合わせた動きだ。

具体的には、親の同意なしに携帯電話やクレジットカードなどが契約可能となる。ただ、契約取り消しが簡単にできなくなるため、消費者トラブルの若年化を懸念する声が出ている。有効期間10年のパスポートも取得できる。女性が結婚できる年齢は16歳から男性と同じ18歳になる。

改正少年法も施行され、事件を起こした18、19歳を「特定少年」と位置づけ、一定の厳罰化を図る。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【プロ野球・1日】

オ2―0日

オリックスが5投手による無失点リレーで連敗を5で止めた。先発の山岡はチェンジアップを有効に使い、5回2/3を4安打、7奪三振で今季初勝利。一回に杉本が先制打で、五回は吉田正が適時二塁打。日本ハムは三塁を踏めなかった。

楽0―1ソ

ソフトバンクが67年ぶりの開幕7連勝。四回に柳田の1号ソロによる1点を守り切った。千賀は8回5安打無失点で今季初勝利、森が5セーブ目を挙げた。楽天は緊急先発した涌井の6回1失点の好投を生かせず、連勝が4で止まった。

ロ2―1西

ロッテが今季初のサヨナラ勝ちで連敗を4で止めた。1―1の延長十回1死満塁から佐藤都の犠飛で試合を決めた。十回を抑えたゲレーロが来日初勝利。西武は八回にジャンセンの犠飛で追い付いたが、十回1死満塁での逸機が響いた。

ヤ1―6D

DeNAが4連勝を飾った。一回に佐野の2ランと宮崎のソロで先行し、3―1の九回に宮崎の適時二塁打、戸柱の適時打などで3点を加えた。今季初先発の上茶谷が7回2安打1失点で白星。ヤクルトは打線が奮わず4連敗となった。

中3―2広

中日が連敗を3で止めた。1点を追う八回に鵜飼の適時打で追い付き、阿部が二回の先制ソロに続いて勝ち越し打を放った。先発の大野雄が8回を5安打2失点で今季初勝利。広島は大瀬良が粘れず、開幕からの連勝が6で止まった。

巨6―5神

巨人が4連勝を飾った。一回に坂本、ポランコの2者連続ソロで先行。二回に大城のソロ、三回に丸の2点適時打で加点し、反撃をしのいで逃げ切った。菅野が7回3失点で2勝目。阪神は藤浪がつかまり開幕7連敗を喫した。《共同通信》

【 J1】

明治安田J1第6節第1日(ベスト電器スタジアム=1試合)九州勢同士の対戦となった福岡―鳥栖は互いに決め手を欠き、0―0で引き分けた。開幕から無敗の鳥栖は1勝5分けの勝ち点8とした。前節に初勝利を挙げた福岡は同7。《共同通信》

【サッカー・W杯】組み合わせ抽選会

サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会の組み合わせ抽選は1日、ドーハで行われ、7大会連続出場の日本はW杯優勝経験のある欧州の強豪スペイン、ドイツと同じ1次リーグE組に入った。極めて厳しい組で、もう1チームはコスタリカ(北中米カリブ海)とニュージーランド(オセアニア)による6月の大陸間プレーオフ勝者となる。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング23位の日本が、優勝4度を誇る同12位のドイツに挑む初戦は11月23日にドーハのハリファ国際競技場で午後4時(日本時間午後10時)キックオフ。《共同通信》

【東京株式市場】

1日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。ウクライナとロシアの停戦合意への期待が後退し、前日の米株式市場が下落した流れを引き継いだ。

終値は前日比155円45銭安の2万7665円98銭。東証株価指数(TOPIX)は2.13ポイント安の1944.27。出来高は約11億9029万株だった。《共同通信》

【東京証券取引所第1部】60年の歴史に幕

市場再編に伴い廃止となる東京証券取引所第1部が1日午後、最終日の取引を終え、60年余の歴史に幕を下ろした。高度成長期には旺盛な企業資金獲得の受け皿になったほか、投資ブームに乗ったバブル経済期は世界に日本経済の勢いを見せつけた。有力企業が集結する日本経済の体温計としての役割は、4日誕生する「プライム市場」に引き継ぐが、海外投資を呼び込む起爆剤としては迫力を欠く再編になったとの見方もある。

東証1部は、高度成長期の企業勃興に対応するため1961年に誕生した。トヨタ自動車や日立製作所などが並ぶ「1部上場企業」は一流企業の証しとされた。《共同通信》

【COVID-19】国内新規感染4万9266人

国内で1日、新たに4万9266人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は東京7982人、埼玉4031人、大阪3670人など。死者は大阪34人、東京と兵庫で各9人など計78人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者は533人で前日より94人減少した。

過去に公表された感染者について、千葉や福岡などで取り下げがあった。《共同通信》

【韓国】訓練機同士が衝突

韓国空軍によると、1日昼ごろ、南部の泗川基地(慶尚南道・泗川市)の訓練機「KT1」2機が飛行訓練中に上空で衝突し、墜落した。2機の操縦士と指導員ら4人全員の死亡が確認された。

住民のけがなどは確認されていないが、聯合ニュースによると、破片が落下して駐車中の乗用車が大きく損壊した。

聯合によると、KT1は韓国で開発された国産機で2000年から配備された。2人乗りで、03年にも教育訓練中に墜落事故が起きた。《共同通信》

【ローマ教皇】カナダ先住民に謝罪

ローマ教皇フランシスコは1日、バチカンでカナダ先住民の代表らと会い、カトリック教会が運営する同国の寄宿学校の子どもたちが過去に大規模な虐待を受けていたとされる問題に関し「嘆かわしい行為に心からの強い悲しみを表明し謝罪する」と述べた。7月に同国を訪問する意向も示した。

カナダでは19世紀から20世紀にかけ、同化政策に基づき約15万人の子どもが家族から引き離されて寄宿学校で暮らし、虐待などで数千人が命を落としたとされる。カナダ政府が設置した調査委員会は2015年、寄宿学校に関する当時の政策を「文化的ジェノサイド」と非難している。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

マリウポリ市民の退避難航

ロシア側の包囲攻撃が1カ月以上続くウクライナ南東部の港湾都市マリウポリで1日、市民を退避させるため人道回廊設置が計画されたが、難航している。ロイター通信によると、赤十字国際委員会(ICRC)は50台以上のバスを用意し、退避支援団がマリウポリに向かったが、人道支援物資の搬入は拒否されたと表明した。ロシア側の妨害とみられる。両国高官は1日、停戦交渉をオンラインで再開した。

ロシア国防省は31日、仏独首脳の要請に基づき人道回廊を1日に開設し、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とICRCが直接関与すると発表した。《共同通信》

豪、輸送防護車を供与へ

オーストラリアのモリソン首相は1日、地雷にも耐えられる同国製の輸送防護車「ブッシュマスター」をウクライナに供与する方針を明らかにした。近く数台をC17輸送機で届ける。シドニーで記者団に語った。

ウクライナのゼレンスキー大統領は3月31日夕にオーストラリア議会でオンライン演説。ブッシュマスターの性能を「非常に優れている」と評価し、提供を要請。モリソン氏が一晩で快諾した。

ブッシュマスターは四輪駆動車で排気量7200ccのディーゼルエンジンを搭載し最高出力300馬力。兵士10人を運べる。価格は1台推定50万豪ドル(約4600万円)。《共同通信》

【ウィル・スミスさん】アカデミー退会

米アカデミー賞の発表・授賞式でプレゼンターのコメディアン、クリス・ロックさんを平手打ちした俳優ウィル・スミスさんは1日、賞を主催する映画芸術科学アカデミーから退会する意向を明らかにした。米メディアが伝えた。

自らの振る舞いについて声明で「衝撃的で苦痛を与え、許されない行為だった」と釈明した。

アカデミーは退会届を受理した。懲戒手続きは引き続き進める見通しで、スミスさんには資格停止や除名などの処分が科される可能性が残っている。

スミスさんは声明で「いかなる結果も全面的に受け入れる」と表明。「アカデミーの信頼を裏切った」とも言及した。《共同通信》

【吉野浩行さん】死去

元ホンダ社長の吉野浩行氏が1日午前6時40分、死去した。82歳。福井市出身。

東大工学部航空学科を卒業し、1963年にホンダに入社した。副社長や本田技術研究所社長などを経て、98年から2003年までホンダ社長を務めた。世界的に自動車メーカーの合従連衡が相次ぐ中で、自主独立路線をかじ取りした。

燃料電池車の実用化に力を入れ、人型ロボット「ASIMO」の開発を進めた。在任中に小型車「フィット」も発売した。社長退任後は取締役相談役や特別顧問を務めた。《共同通信》



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