令和1053日目

2022/03/18

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ侵攻】

米中首脳が電話会談

バイデン米大統領と中国の習近平国家主席は18日、オンライン会談した。バイデン氏はウクライナ侵攻を続けるロシアに対して中国が物資支援した場合の「意味合いと結果」を説明し、対抗措置を警告した。習氏は「全方位的で無差別な制裁で苦しむのは庶民だ」と述べ、大規模な対ロ制裁に反対する姿勢を示した。米中両政府が発表した。

米中首脳の直接対話はウクライナ侵攻後初めてで、約1時間50分続いた。バイデン氏は侵攻を巡り同盟・友好国と協力した対応を説明し、外交解決を支持する考えを強調した。習氏は「ウクライナ危機は私たちが見たくないものだ」と指摘した。《共同通信》

「無差別攻撃」非難高まる

ロシア軍は18日、ウクライナの首都キエフなど各地で攻撃を続けた。ロイター通信によると、ゼレンスキー大統領は同日、空爆された南東部マリウポリの劇場で救出作業が続いており、130人が救出されたと述べた。空爆時に劇場に避難していた人数は千数百から数百まで情報が錯綜。攻撃が絶えず、作業は難航のもようだ。欧米などではプーチン政権の「無差別攻撃」に非難が高まった。

西部リビウ州のコジツキー知事によると、州都リビウの空港の整備場に18日朝、ミサイル4発が着弾し、1人が負傷した。《共同通信》

プーチン氏、ロシア部隊称賛

ロシアのプーチン大統領は18日、モスクワで開かれたクリミア半島編入8周年の集会に参加し、ウクライナでの軍事作戦について「ロシアの部隊は互いに助け合い、英雄的に戦っている」と称賛した。国営テレビなどが中継した。

プーチン氏は、住民投票でロシアへの編入を求めたクリミアの選択は正しかったと述べ、「この8年間で多くのことが成し遂げられた」と強調した。

インタファクス通信によると、会場のルジニキ競技場内と周辺には警察発表で20万人以上の支持者が集まった。《共同通信》

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【東北新幹線】構造物20カ所が損傷

最大震度6強を観測した地震で脱線し区間運休している東北新幹線を巡り、JR東日本は18日、高架橋や駅ホームの土台といった土木構造物の損傷を、これまでの点検で計20カ所確認したと明らかにした。被害の全容把握にはさらに2〜3日かかるとみられ、全面開通までは時間がかかりそうだ。

一方、同社は脱線車両の撤去に向け、車体を持ち上げてレールに戻す作業を数日中に始める意向を示した。福島―仙台間以外は、早ければ22日から段階的に再開できる可能性があるといい復旧を急ぐ。全線再開は4月以降とみている。

JR東日本によると、ほかにレールのゆがみや電柱の損傷などが確認された。《共同通信》

【東京電力】節電を緊急呼び掛け

東京電力パワーグリッドは18日、同日夜の電力需給が逼迫したとして、節電への協力を緊急に呼び掛けた。東北を中心に発生した地震による一部の発電所の停止が長引き、18日の低気温による暖房需要の増加も重なり、供給余力が乏しくなった。節電の呼び掛けは昨年1月以来となる。

同社は18日、北海道電力ネットワークなど計5社から、最大94.36万キロワットの電力融通を受けたと発表した。5社は他に中部電力パワーグリッド、北陸電力送配電、中国電力ネットワーク、九州電力送配電。東京電力パワーグリッドが今回の地震後に電力融通を受けるのは初めて。《共同通信》

【岩手県野田村】震度5強

18日午後11時25分ごろ、岩手県野田村で震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は岩手県沖で震源の深さは18キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5.6と推定される。津波はなかった。

東北、上越、北陸各新幹線の被害や東北電力東通原発(青森県)の異常は確認されていない。岩手県一関市の約2200戸が停電した。

気象庁は19日未明に記者会見し、揺れの強かった地域では発生から約1週間、震度5強程度の地震に注意するよう呼び掛けた。16日に最大震度6強を観測した宮城、福島の地震と「関連は考えにくいが詳細は不明」としている。《共同通信》

【悠仁親王殿下】武蔵野陵参拝

秋篠宮家の長男悠仁さま(15)は18日午後、昭和天皇が埋葬されている武蔵野陵(東京都八王子市)を参拝し、お茶の水女子大付属中(東京都文京区)を卒業したことを報告した。

中学の制服を着た悠仁さまは午後2時20分ごろ、車で到着した。冷たい雨が降る中、黒い傘を差して陵の前に進み、玉串をささげて深く拝礼した。その後、敷地内にある香淳皇后が埋葬されている武蔵野東陵も参拝した。

3年前にお茶の水女子大付属小を卒業した際の参拝は秋篠宮妃紀子さまも連れ立ったが、今回は悠仁さま一人だった。

この日は東京・高輪の仙洞仮御所も訪れ、上皇ご夫妻にあいさつした。《共同通信》

【大相撲春場所】6日目

大相撲春場所6日目(18日・エディオンアリーナ大阪)新大関御嶽海は明生を寄り切って連敗を免れ、5勝1敗とした。前日単独首位に立った元大関の平幕高安は志摩ノ海を押し出し6連勝。横綱照ノ富士は右かかとなどの負傷で休場した。

かど番の2大関は貴景勝が霧馬山を押し出して4勝目。正代は玉鷲に突き出され、5敗とさらに苦しくなった。新関脇の2人は若隆景が小結隆の勝を引き落として5勝目を挙げたが、阿炎は新小結豊昇龍に押し出されて2敗となった。

1敗は御嶽海、若隆景、平幕琴ノ若の3人。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第5節第1日(18日・ニッパツ三ツ沢球技場=1試合)横浜Mは鳥栖と0−0で引き分けた。勝ち点は横浜Mが12、鳥栖は7となった。《共同通信》

【地下鉄サリン事件】被害者遺族「資料の保存を」

1995年3月のオウム真理教による地下鉄サリン事件から20日で27年となるのを前に、夫一正さん=当時(50)=を亡くした高橋シズヱさん(75)らが18日、古川禎久法相に面会し、事件の風化防止のため、国が主導して事件資料をアーカイブ化することなどを求める要望書を提出した。

面会後、高橋さんは東京都内で記者会見を開いた。教団への強制捜査で活躍したカナリアの剥製の写真を入手したと明かし「事件を知らない世代に理解してもらい、後世に伝えていくため、現物を見せる資料館が必要だ」と強調した。《共同通信》

【東京株式市場】

18日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は5営業日続伸した。終値は前日比174円54銭高の2万6827円43銭で、約半月ぶりの高値を付けた。米国の経済指標の堅調さを背景に、前日の米株式市場が上昇したことを受け、買い注文が優勢となった。

東証株価指数(TOPIX)は10.26ポイント高の1909.27。出来高は約18億700万株。

朝方は、ウクライナとロシアの停戦交渉の停滞を懸念した売りが出て、一進一退の展開が続いた。その後は米株高を支えに上昇傾向となり、ロシアのデフォルト(債務不履行)に対する過度な警戒感が後退したことが好材料となった。《共同通信》

【COVID-19】国内新規感染4万9210人

国内で18日、新たに4万9210人の新型コロナウイルス感染者が確認され、累計で600万人を超えた。2月28日に500万人を超えてから18日で100万人増えた。この日の都道府県別の感染者は東京7825人、神奈川5088人、埼玉4329人など。青森と茨城は過去最多を更新した。死者は大阪24人、東京21人、愛知17人など計156人の報告があった。

厚生労働省によると、全国の重症者は991人で前日より99人減少した。千人を下回るのは2月3日発表分以来となる。

過去に公表された感染者について、宮城や大阪、熊本などで取り下げがあった。《共同通信》

【立憲民主党】1人区の候補者調整へ

立憲民主党の泉健太代表は18日、共産、れいわ新選組、社民3党の党首と国会内で個別に会談し、夏の参院選改選1人区の候補者調整を申し入れた。これに先立つ記者会見で「わが党の政策を説明する」と述べ、各党の考えを聞きながら調整を進めたい意向を示した。

会見で泉氏は、国民民主党に対しても候補者調整の申し入れを打診したが、約束が取れていないと説明。改選1人区で候補者調整が既に進んでいる選挙区もあるとして「引き続き努力したい」と強調した。日本維新の会については「衆院選でさまざまな選挙区で戦った政党だ」として、候補者調整には否定的な考えを示した。《共同通信》

【東京地裁】森裕子参院議員に賠償命令

国家戦略特区ワーキンググループ(WG)の原英史座長代理が、自身についての報道記事をインターネット上に拡散されて名誉を傷つけられたなどとして、立憲民主党の森裕子参院議員に385万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は18日、名誉毀損の成立を認めて森議員に34万円の支払いを命じた。

判決によると、毎日新聞が令和元年6月、原氏に関する記事を掲載。森議員は自身のフェイスブックなどに、リンク先として記事のデジタル版や、原氏の自宅住所が記載された法人登記情報を投稿した。記事は原氏が特区制度を提案した学校法人側と会食し、費用は法人側が負担したとの内容だった。

伊藤繁裁判長は、費用負担を裏付ける証拠はなく、真実と信じるには、森議員自身に合理的資料や根拠があることが必要だと指摘。原氏の住所公開もプライバシー権の侵害だと認めた。

原氏は毎日新聞に対しても損害賠償を求めて提訴したが、東京地裁は昨年9月、報道は公益目的で、真実と信じる相当の理由があるとして原氏の請求を棄却した。《産経新聞》

【MLB】

米大リーグ、カブスは18日、プロ野球広島からポスティングシステムを利用した鈴木誠也外野手(27)を5年契約で獲得したと発表した。AP通信によると、年俸総額8500万ドル(約101億2千万円)で、日本から移籍時の野手で最高額の契約となった。

昨年11月にポスティングシステムを申請して交渉が始まったが、12月初旬から労使の活動が停止するロックアウトに入り約3カ月中断。今月10日に交渉が再開し、カブス入りが伝えられていた。

鈴木は東京・二松学舎大付高から2013年にドラフト2位で広島入りした。《共同通信》



3月18日 その日のできごと(何の日)