令和1023日目

2022/02/16

この日のできごと(何の日)

【ウクライナ情勢】

ロシア、クリミアから部隊撤収と発表

ロシア国防省は16日、ロシアが一方的に併合したウクライナ南部クリミア半島での演習を終えた南部軍管区の部隊がクリミアを離れたと発表した。ウクライナに接する西部軍管区の戦車部隊も演習を終えて所属基地への帰還を開始したとしている。国営ロシア通信などが伝えた。

ロシア通信によると、同省は、全軍管区の陸上部隊や海軍などが参加して各地で実施している複合演習が20日に完了する−と表明。同省は15日にも、両軍管区の部隊が任務を終えて所属基地に帰還すると発表していた。

一方、米国や北大西洋条約機構(NATO)は、ロシアがなおウクライナ侵攻に十分な戦力を国境地帯に残しているとみて、警戒感を緩めていない。《産経新聞》

ウクライナ「団結の日」

ウクライナの首都キエフの独立広場周辺で16日、若者ら約100人が集まり「ウクライナは何よりも大事だ」と団結を訴えた。一部の欧米メディアが16日にもロシアの侵攻が予想されるとの情報を報じ、ゼレンスキー大統領が同日を「国民団結の日」と定め、結束を呼び掛けていた。

実際に侵攻の兆しは見えず、レズニコフ国防相は国営テレビで、軍はあらゆる事態に備えているが「予想外のことは起きていない」と説明した。

ロシアとベラルーシは10日から合同軍事演習を実施、ウクライナも対抗して演習を続けている。《共同通信》

NATO、東欧の防衛を強化

米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)は16日、ブリュッセルの本部で国防相理事会を開き、ロシア軍がウクライナ周辺に大規模部隊を展開させている問題に絡み、ロシアの脅威に対抗するために東欧の防衛を強化する方針を決定した。ルーマニアなどへの新たな部隊の配備を検討することも含まれる。ストルテンベルグ事務総長が記者会見で明らかにした。

ストルテンベルグ氏は、ウクライナ国境地帯のロシア軍に関し「欧州における冷戦後、最大の軍部隊の集結だ。緊張緩和や撤収の兆候はなく、攻撃準備が整った侵攻部隊を維持している」と強調した。《共同通信》

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【三重県名張市】中2男子、同級生を切り付け

16日午前9時55分ごろ、三重県名張市内の中学校から、「生徒がけがをした」と119番があった。生徒は首に切り傷を負っているが、軽傷という。

三重県警によると、けがをした生徒は2年生男子で、校内の廊下で、別の2年生の男子生徒に包丁のような刃物で切りつけられたという。近くに凶器とみられる刃物が落ちていた。

加害生徒は同日午前11時半現在、逃走しており、県警が傷害事件として行方を追っている。《共同通信》

三重県名張市の市立中で2年の男子生徒(14)が包丁で切り付けられ軽傷を負った事件で、名張署は16日、傷害容疑で同学年の男子生徒(14)を逮捕した。この生徒が包丁をリュックに入れて学校に持ち込んだとみられることが17日、署への取材で分かった。署は計画性があったとみて経緯を調べる。

署によると、生徒は「包丁で切り付けてけがを負わせたことに間違いない」と容疑を認めている。2人の間で何らかのトラブルがあったとみて詳しい経緯を調べている。

現場付近では刃渡り約13センチの包丁が見つかった。市教育委員会は16日の記者会見で、包丁が学校のものではないと明らかにしていた。《共同通信》

【北京五輪】第13日

北京冬季五輪第13日の16日、カーリング女子1次リーグで、前回大会銅メダルの日本(ロコ・ソラーレ)は米国を10―7で破り、連敗を2で止めて通算5勝3敗とした。日本は17日の最終戦でスイスに勝てば、準決勝進出が決まる。

スピードスケート・ショートトラック女子1500メートルでは、菊池純礼(26)=富士急=が決勝に進めず8位だった。姉の悠希(31)=ANA=と神長汐音(22)=全日空商事=は、ともに予選で敗退した。

アルペンスキー日本男子ただ一人の代表、小山陽平(23)=ベネフィット・ワン=は回転の1回目で途中棄権した。《共同通信》

【プロ野球】

日本ハムの新庄監督が16日、沖縄県北谷町で中日との練習試合に臨んだ。対戦相手の立浪監督に清宮への打撃指導をお願いするなどした。

試合前の打撃練習中にグラウンドで立浪監督と話し込み、打ち終えた清宮を呼び止めて指導を受けさせた。自身は右打者だったため「左打者は分からないから」と、左の巧打者だった敵チームの監督に伸び悩む期待の若手へのアドバイスを求めた。清宮は約5分間、身ぶり手ぶりでタイミングの取り方を説明され、試合では一塁手を強襲する安打を放った。

六回無死一塁では、球審に向けて走るジェスチャーをしながら「盗塁!五十幡」と大声で交代を告げファンを喜ばせた。《共同通信》

【東京株式市場】

16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。ロシアがウクライナ国境付近の部隊の一部撤収を始めたと発表したことで、緊張緩和が期待された。

終値は前日比595円21銭高の2万7460円40銭。東証株価指数(TOPIX)は31.93ポイント高の1946.63。出来高は約11億5578万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染9万1051人

国内で16日、9万1051人の新型コロナウイルス感染者と230人の死者が報告された。死者が200人を上回るのは2日連続で、過去最多の236人だった15日に次ぐ人数。埼玉では基礎疾患がない10代後半の男子学生の死亡が明らかになった。

流行「第6波」で感染者数が大きく膨らむ中、少し遅れる形で死者の増加が顕著になっており、今後も高水準で推移する恐れがある。

16日の死者の内訳は大阪38人、兵庫24人、東京21人、神奈川15人など。奈良は11人で過去最多となった。感染者は東京1万7331人、大阪1万2467人、神奈川7041人など。《共同通信》

【岸田文雄首相】英・ジョンソン首相と電話会談

岸田文雄首相は16日夜、緊迫化するウクライナ情勢を巡り、英国のジョンソン首相と電話会談した。ウクライナの主権と領土の一体性を一貫して支持し、ロシアの力による現状変更を認めない方針で一致した。緊張緩和のための外交努力を続け、協力することも確認した。会談後、岸田首相が記者団に明らかにした。

岸田首相は「重大な懸念を持って注視したい。先進7カ国(G7)をはじめとする国際社会と連携し、適切に対応したい」と記者団に語った。

会談で両氏は「自由で開かれたインド太平洋」構想に関し、安全保障分野で協力を進める方針を申し合わせた。《共同通信》



2月16日 その日のできごと(何の日)