令和1024日目

2022/02/17

この日のできごと(何の日)

【北京五輪】第14日

北京冬季五輪第14日の17日、スピードスケート女子1000mは前回平昌五輪3位の高木美帆が1分13秒19の五輪新記録で優勝した。前回の団体追い抜きに続く金メダルで個人種目では初めて。今大会、日本の「金」は3個となった。フィギュアスケート女子の坂本花織とノルディックスキー複合男子団体が銅メダルを獲得した。

高木は今大会5種目に挑み、500m、1500m、団体追い抜きの「銀」に続く4個目のメダル。冬季五輪の1大会で日本選手最多となり、夏を含めた日本女子の最多メダルも7に伸ばした。前回銀メダルの小平奈緒は10位だった。

坂本はこの種目で、2010年バンクーバー大会で「銀」だった浅田真央以来のメダルに輝いた。樋口新葉は5位。ドーピング問題が発覚したカミラ・ワリエワ(ROC)は4位に終わり、アンナ・シェルバコワ(17)=ROC=が優勝した。

複合団体は渡部暁斗、弟の善斗、山本涼太、永井秀昭で臨み、1992年アルベールビル、94年リレハンメル両大会の連覇以来28年ぶりの表彰台。渡部暁は個人種目と合わせて冬季の日本男子で最多4個目のメダルを手にした。

カーリング女子で前回銅メダルの日本(ロコ・ソラーレ)は1次リーグ通算5勝4敗の4位で4強入りし、18日の準決勝でスイスと対戦する。《共同通信》

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【日本列島】日本海側で大雪

発達した低気圧と、上空に流れ込んだ今季最強クラスの寒気により、西日本と東日本では17日、日本海側を中心に大雪が続いた。18日にかけても、東北から東日本の日本海側を中心に大雪になるとして、気象庁は路面凍結による交通障害に警戒を呼び掛けた。

気象庁によると、17日に観測された24時間降雪量は、福井県大野市64cm、岐阜県白川村63cm、新潟県阿賀町56cm、兵庫県香美町50cm。岡山県真庭市や鳥取県大山町なども40cm以上となった。他に広島県庄原市38cm、島根県奥出雲町32cmなど。香美町では6時間降雪量が39cmとなり、観測史上1位の記録を更新した。《共同通信》

【東京株式市場】

17日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。終値は前日比227円53銭安の2万7232円87銭。ロシアがウクライナに軍事侵攻するとの警戒感が再び高まり、投資家にリスクを回避する動きが目立った。前日に大幅上昇した反動で、利益確定のための売り注文も出た。

東証株価指数(TOPIX)は15.39ポイント安の1931.24。出来高は約11億8千万株。

ロシアはウクライナ国境周辺からの軍部隊の一部撤収を15日に発表したが、米政府高官が16日にロシア軍がウクライナ国境周辺にこの数日で約7千人を増派しており、ロシア側の主張は「誤りだ」と指摘するなどした。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染9万5208人

国内で17日、新型コロナウイルス感染の死者が271人報告され、過去最多を更新した。死者が200人を超えるのは3日連続。感染者は9万5208人だった。

都道府県別の死者数は大阪54人、神奈川35人、東京と愛知がそれぞれ24人など。同じく感染者は東京1万7864人、大阪1万3912人、神奈川8025人など。

厚生労働省によると、重症者は前日から25人増えて1469人となった。千葉や兵庫などで過去に報告された感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【ウクライナ情勢】

岸田文雄首相は17日夜、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。緊張が続くウクライナ情勢について「重大な懸念を持って注視している」と強調。「力による現状変更ではなく、外交交渉によって関係国が受け入れられる解決方法を追求すべきだ」と要請した。両氏は対話の継続で一致。プーチン氏は「侵攻する意図はない」と言明し、米国や北大西洋条約機構(NATO)との安全保障を巡る交渉のやりとりを詳細に説明した。

両氏がウクライナ情勢を主題に話し合うのは初めて。電話会談は日本側が要請し、約25分間行われた。首相は終了後、記者団に「粘り強い外交努力を続けていきたい」と表明した。《共同通信》

米欧の軍事同盟、北大西洋条約機構(NATO)は17日、ブリュッセルの本部で国防相理事会の2日目の日程に入った。ロシア軍がウクライナ周辺に大規模部隊を展開させている問題に絡み、ウクライナ、ジョージア(グルジア)両国と協議。ロシアは部隊の一部撤収を発表したが、NATOはウクライナとの結束を改めて確認し、ロシアへの警戒を継続させる考えを示した。理事会は閉幕した。《共同通信》

ブリンケン米国務長官は17日、国連安保理公開会合でロシアによるウクライナ侵攻の危機の高まりが「平和と安全への最も差し迫った脅威だ」と指摘した。国連憲章の理念や数百万人の命が危険にさらされていると訴えた。《共同通信》

ジャンピエール米大統領副報道官は17日に記者団に、ロシアが発表したウクライナ国境周辺からの軍撤収は「完全な虚偽だ」と批判した上で「この24時間の間にも集まっている」とし、増強が続いていると指摘した。《共同通信》

バイデン米大統領は17日、ロシアによるウクライナ侵攻の脅威が非常に高く「近日中に起こる可能性がある」との認識を示した。記者団に語った。ロシア外務省は17日、北大西洋条約機構(NATO)の東方不拡大確約などを求めたロシア提案を拒否した米国に文書で返答し、内容を公表。米側の回答はロシアの基本的な国益を無視しており受け入れられないと強い不満を表明した。

ロシア通信などによると、返答はロシアにウクライナ侵攻の意図はないと強調。緊張緩和のためには欧米によるウクライナへの武器供与をやめることが重要だと主張、中止を要求した。



2月17日 その日のできごと(何の日)