令和998日目

2022/01/22

この日のできごと(何の日)

【大分県、宮崎県】震度5強

22日午前1時8分ごろ、大分、宮崎両県で最大震度5強の地震があった。気象庁によると、震源地は日向灘で、震源の深さは45キロ、地震の規模はマグニチュード(M)6.6とされる。高知県や熊本県でも震度5弱を観測し、中部から九州の広範囲でも震度1以上の地震があった。その後も日向灘を震源とする地震が続いた。

大分県などによると、佐伯市内で3人が軽傷を負ったほか、停電が一時発生。大分市内の複数の場所では水道管が破裂した。地元消防によると、宮崎県日向市でも40代の男性1人が屋内で転倒してけがをした。《共同通信》

震度5強の地震を観測した大分、宮崎両県は22日、その後も地震が続く中、被害状況の確認を進めた。宮崎県延岡市では断水が発生した他、体育館の窓ガラスが破損。大分市内の駐車場などには亀裂も入った。

延岡市によると配水池からの水道管が破損して最大約340世帯で断水したため、給水車を設置した。一部は漏水箇所が特定できておらず、復旧の見通しが立っていない。

また同市北浦町にある「北浦体育館」では窓ガラスが割れ、破片が散乱した。

別府湾沿いにある大分マリーンパレス水族館「うみたまご」の駐車場や近くの遊歩道では亀裂や段差が見つかった。同館はショーの一部や展示を中止する。《共同通信》

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【大相撲】

大相撲初場所14日目(22日・両国国技館)関脇御嶽海は宝富士を送り出して12勝2敗。3度目の優勝に向け単独首位に立った。3場所連続7度目の制覇が懸かる横綱照ノ富士は阿炎に押し出されて3敗に後退。3個目の金星獲得の阿炎と琴ノ若の平幕2人が3敗を守り、照ノ富士とともに1差で優勝の可能性を残した。

来場所のかど番が決まっている大関正代は豊昇龍に取り直しの末、寄り切られて9敗目。関脇隆の勝は負け越した。十両は琴勝峰と矢後が3敗でトップに並んだ。《共同通信》

【パイレーツ・筒香嘉智選手】出身地に野球場

米大リーグ、パイレーツの筒香嘉智選手は22日、オンラインで記者会見し、約2億円を自費で賄い、出身地の和歌山県橋本市で野球場などの総合スポーツ施設の建設を進めていると発表した。将来、少年野球チームを設立したり、学童保育やスポーツ教室を運営したりする構想があるという。

施設は天然芝を備えた大小の野球場や、小規模の体育館の建設を進めている。年内の完成を目指している。

筒香選手は施設について「プロ野球選手を目指す子どもたちに限らず、野球を通じて社会で活躍するための基礎を学ぶ場にしたい」と説明。少年野球チームの設立については「施設の完成後、動きだしたい」とした。《共同通信》

【若草山焼き】

冬の恒例行事「若草山焼き」が22日、奈良市であった。市街地に近い若草山の山肌を燃やし、古都・奈良の夜空に炎が浮かび上がった。この時期の風物詩となっている。

点火に先立ち、東大寺の僧侶らが山の麓で読経などの儀式を行った。花火が打ち上がり、午後6時20分ごろ、消防関係者らが山の中腹に横一線に並んで一斉にたいまつで山肌に点火。炎はパチパチと音をたてて斜面を上り、夜空にだいだい色の炎がゆらめいた。

新型コロナウイルス感染対策で、山周辺の観覧者は事前予約制とし、9000人に制限。人々は燃える山をうっとりと見上げていた。《共同通信》

【フィギュアスケート】

フィギュアスケートの四大陸選手権第3日は22日、タリンで行われ、女子は三原舞依(シスメックス)がショートプログラム(SP)に続いてフリーもトップの145.41点をマークし、自己ベストの合計218.03点で2017年大会以来2度目の優勝を果たした。

SP8位の松生理乃(愛知・中京大中京高)がフリー3位の142.05点と巻き返し、自己ベストの合計202.21点で5位。SP12位の横井ゆは菜(中京大)がフリー6位の131.41点を出し、合計185.34点で7位だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染5万4576人

国内で22日、新たに5万4576人の新型コロナウイルス感染者が報告され、5日連続で過去最多を更新した。都道府県別では東京が1万1227人で初めて5桁に達したほか大阪7375人、愛知3457人、神奈川3408人の順で多かった。過去最多となったのは30都府県。死者は神奈川4人、東京3人、千葉と大阪で各2人など計17人だった。

厚生労働省によると、重症者は前日から20人増え424人だった。

埼玉、神奈川、兵庫、島根で各3人、静岡、大阪、熊本で各2人、新潟、広島、福岡で各1人、過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》

【自衛隊】トンガ支援が本格化

大規模噴火と津波があったトンガに国際緊急援助活動として派遣された自衛隊の被災地支援が22日、本格化した。第1陣として航空自衛隊C130輸送機がトンガに到着し、飲料水約2600リットルを届けた。水約2400リットルを準備しているもう1機も、活動拠点のオーストラリアで待機中。鳥取県の美保基地からは、新たに派遣が決まったC2輸送機2機のうち1機が水約5千リットルを積み込んで出発した。

今回の支援で、空自はC130とC2それぞれ2機の計4機を投入。海上自衛隊は輸送艦「おおすみ」が、陸上自衛隊のCH47大型輸送ヘリコプターを搭載し、近く広島県の呉基地を出港予定。《共同通信》

【ドイツ】最大野党党首にメルツ氏

ドイツのメルケル前首相が長年党首を務めた同国最大野党の保守、キリスト教民主同盟(CDU)の党大会が22日に開かれ、連邦議会(下院)議員で元党下院議員団長のメルツ氏(66)を新党首に選出した。党保守派の経済通で、かつてメルケル氏に批判的な立場で知られた。CDUは昨年の総選挙で第2党に転落。メルツ新体制で党勢回復を目指す。

メルツ氏は2002年、党首だったメルケル氏に下院議員団長職を譲り渡し、09年にいったん政界を引退した。近年、党保守派の支持を受けて政治活動を再開していた。《共同通信》



1月22日 その日のできごと(何の日)