令和927日目

2021/11/12

この日のできごと(何の日)

【プロ野球】ヤクルト、オリックスがCS突破

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は12日、セ、パ両リーグともに第3戦が行われ、セはレギュラーシーズン優勝のヤクルトが3位巨人と九回表終了、2−2で、パも25年ぶりにリーグ制覇したオリックスが2位ロッテに九回裏無死で3−3に追い付き、ともに規定によりコールドゲームで引き分けてリーグ優勝による1勝のアドバンテージを加え対戦成績3勝0敗1分けで日本シリーズ進出を決めた。

ヤクルトは6年ぶり8度目の、オリックスは25年ぶり13度目(阪急時代を含む)の日本シリーズ出場。両チームが日本シリーズで対戦するのは1995年以来3度目。《共同通信》

オ3−3ロ

オリックスが2−3の九回に追い付き、規定により引き分け。この回、連打による無死一、二塁から小田がバントの構えから強攻して右翼線へ適時二塁打を打ち返した。三回途中から継投に入り、富山らが粘って競り合いに持ち込んだ。

ロッテは七回に代打佐藤都の適時打で同点。八回に中村奨の一発でリードを奪ったが、益田で逃げ切りに失敗した。

ヤ2−2巨

九回表を2−2の同点で終え、規定により引き分けた。ヤクルトは0−1の七回に安打と2四球で2死満塁とし、青木が2点適時打。先発の原が序盤の負傷で降板した後は金久保や石山らが奮起。追い付かれて迎えた九回はマクガフが三者凡退に抑えた。

巨人はメルセデスが6回1安打無失点と好投。中盤に追加点を奪えなかったことが響いた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【東芝】3分割へ

東芝は12日、三つの独立した会社に分割する方針を発表した。インフラとデバイス(機器)の2社に事業を分けて2023年度後半に上場させ、東芝は半導体メモリー大手、キオクシアホールディングスなどの株式管理会社として存続する計画。分割により総合電機メーカーから完全に脱却。2社はそれぞれ手掛ける事業に専念し、機動的な経営で生き残りを図る。国内大手による会社3社分割は異例の再編で、他の複合企業に波及する可能性もある。

この日公表した新中期経営計画に盛り込んだ。来年1〜3月に開催を見込む臨時株主総会で諮る。法定の決議事項ではないが、株主の信任を得たい考えだ。《共同通信》

【木下富美子都議】運転免許取り消し

東京都公安委員会は12日、都議選の期間中だった7月に無免許運転で当て逃げ事故を起こしたとして、自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と道交法違反の疑いで書類送検された木下富美子都議(55)について、運転免許を取り消す行政処分を決定した。捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、取り消し理由は「違反の累積」。処分決定に先立ち、本人か代理人から意見を聞く場が設けられるが、いずれも出席しなかった。

事故発覚後は体調不良を理由に都議会の本会議や委員会を欠席しており、議会から2度の辞職勧告決議を受けた。今月9日、再選後初めて登庁し辞職しない意向を示した。《共同通信》

【東京株式市場】

12日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。終値は前日比332円11銭高の2万9609円97銭。多くの企業が9月中間決算の発表を終え、業績の好調さが確認された銘柄を中心に買い注文が入り、相場を押し上げた。

東証株価指数(TOPIX)は26.30ポイント高の2040.60。出来高は約13億2100万株。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染201人

国内で12日、新たに201人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は、大阪26人、北海道と東京でそれぞれ22人、神奈川19人など。死者は沖縄で1人報告された。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日より5人減って87人だった。

千葉で1人、過去の感染者の取り下げがあった。《共同通信》

政府、飲み薬160万人分確保

政府は12日、新型コロナウイルス感染症対策本部を首相官邸で開き、自宅で使える飲み薬を計約160万人分確保する「第6波」対策の「全体像」を決定した。医療提供体制は、今夏のピーク時と比べて3割増の入院患者を受け入れられるようにする。「第5波」では症状が悪化しても入院できずに亡くなるケースが相次いだことを教訓に、感染者の重症化と病床逼迫の防止を重視した。

全体像は年内実用化を目指している飲み薬について「安心して暮らすための切り札」と強調。政府は既に米製薬大手メルクなどが開発中の「モルヌピラビル」に関し、薬事承認を前提に同社と計160万人分の供給で合意している。《共同通信》

【子宮頸がんワクチン】積極勧奨の再開決定

子宮頸がんなどの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンについて、厚生労働省は12日、積極的な接種勧奨を再開することを決めた。同日開かれた専門部会で了承された。接種後に全身の痛みなどの症状を訴える人が相次いだため2013年に勧奨を中止しており、8年ぶりの再開決定となる。

海外の大規模研究で予防効果が示されていることや、痛みなどの症状に苦しんでいる人への支援策が行われていることを踏まえた。《共同通信》

【オプジーボ訴訟】和解成立

ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑京都大特別教授が、がん免疫治療薬「オプジーボ」の特許使用料262億円の支払いを、共同で特許を出願した製造元の小野薬品工業(大阪市)に求めた訴訟は12日、大阪地裁で和解が成立した。小野薬品によると、本庶氏に解決金50億円を支払い、京都大の基金に230億円を寄付する。

訴訟は、米製薬大手メルクなどから入る特許料の本庶氏に対する配分割合が争点だった。小野薬品の相良暁社長から提案があったとする40%を求める本庶氏に対し、小野薬品側は当初契約の1%が相当としていた。《共同通信》

【APEC首脳会議】

日本や米国、中国、台湾など21カ国・地域でつくるアジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議は12日、首脳宣言を採択して閉幕した。オンライン形式で開かれた会議では、中国の習近平国家主席が地域経済の一体化の重要性を訴え、環太平洋連携協定(TPP)の加盟実現に意欲を見せた。新華社が伝えた。一方、岸田文雄首相はTPPに関し、高いルール水準を維持し「自由で公正な経済秩序の構築に貢献する」と強調した。

習氏は「デカップリング(切り離し)ではなく融合しなければならない」とも主張し、TPPを含む地域連携から中国を排除しないよう訴えた。《共同通信》

【古葉竹識さん】死去

プロ野球広島の監督として初のセ・リーグ優勝、日本一を果たすなど黄金期を築いた古葉竹識さんが12日、死去した。85歳。熊本県出身。

熊本・済々黌高、専修大から日鉄二瀬を経て1958年に広島入り。走攻守三拍子そろった内野手として活躍し、64、68年に盗塁王を獲得。70年に南海(現ソフトバンク)に移籍し、翌年引退した。

75年に広島監督に就き、初のリーグ優勝に導いて「赤ヘル旋風」を巻き起こした。85年の退団までにリーグ優勝4度、日本シリーズ制覇3度を達成した。《共同通信》



11月12日 その日のできごと(何の日)