令和926日目

2021/11/11

この日のできごと(何の日)

【自民党・安倍派】発足

自民党最大派閥の細田派は11日、所属議員による総会を党本部で開き、安倍晋三元首相の派閥復帰と、衆院議長に就いた細田博之氏の後任となる会長への安倍氏就任を正式決定した。「安倍派」が発足した。安倍氏は「次の世代に誇りある日本を引き継ぐため、皆さまと共に力を尽くしていきたい」とあいさつした。

憲法改正にも触れ「改憲は立党以来の党是だ。われわれが議論の先頭に立とう」と呼び掛けた。

安倍氏は2012年の党総裁就任に伴い、細田派前身の町村派を離脱。20年9月の首相辞任後も無派閥だったが、派内では復帰と会長就任への期待が高まっていた。《共同通信》

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【プロ野球・CS】

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は11日、セ、パ両リーグともに第2戦が行われ、セはレギュラーシーズン1位のヤクルトが3位巨人を5−0で、パは25年ぶりにリーグ制覇したオリックスが2位ロッテを2−0で下し、ともに2連勝でリーグ優勝のアドバンテージを含め3勝0敗とした。

両チームは12日の第3戦で勝つか引き分ければ日本シリーズ進出が決まる。オリックスが進出すれば1996年以来、ヤクルトは2015年以来となる。《共同通信》

オ2−0ロ

オリックスが2試合連続で無得点に抑え、0―0の六回2死一塁から杉本の本塁打で挙げた2点を守った。田嶋は切れのいい直球、変化球でテンポ良く攻め、6回を3安打に抑え、二塁を踏ませず。七回から吉田凌、ヒギンスとつなぎ、平野佳が締めた。

ロッテが得点圏に走者を置いたのは七回だけ。送りバントや盗塁など、小技が決まらなかった。

ヤ5−0巨

ヤクルトが完勝した。二回に西浦の犠飛で先制し、六回に押し出し四球と塩見の3点三塁打で4点を加えた。高橋は速球に力があり、6回を投げて2安打で8三振を奪った。救援陣が無安打でつないで2試合連続の無失点勝利とした。

巨人は一回2死満塁を生かせず、四回から無安打と沈黙。六回は菅野が粘れず、満塁策が失点につながった。

【サッカー・W杯予選】

サッカーの2022年ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選B組第5戦は11日、各地で行われ、日本はハノイでベトナムを1―0で下した。前半17分に伊東(ゲンク)が先制ゴールを決め、その後は追加点を奪えなかった。

国際サッカー連盟(FIFA)ランキング28位の日本は3勝2敗で勝ち点9とした。同98位のベトナムは5戦全敗。日本は16日にマスカットでオマーンと対戦する。

サウジアラビアはシドニーでオーストラリアと0―0で引き分け、勝ち点13で首位をキープ。2位のオーストラリアは同10とした。《共同通信》

サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選B組で11日、オマーンはアラブ首長国連邦(UAE)のシャルジャで中国と1−1で引き分けた。2勝1分け2敗の勝ち点7で4位に後退し、同日にベトナムを1−0で下した日本が勝ち点9の3位に浮上した。中国は同4で5位。16日にはオマーン−日本、ベトナム−サウジアラビア、中国−オーストラリアが行われる。《共同通信》

【東京株式市場】

11日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反発した。終値は前日比171円08銭高の2万9277円86銭。中国の不動産大手、中国恒大集団が米ドル建て債の利払いを実施したと伝わり、ひとまず投資家に安心感が広がった。好決算を発表した銘柄も値を上げて相場を支えた。

東証株価指数(TOPIX)は6.34ポイント高の2014.30。出来高は約11億9千万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染216人

国内で11日、新たに216人の新型コロナウイルス感染者が報告された。内訳は大阪64人、東京31人、神奈川14人など。死者は栃木、埼玉、東京、大阪で各1人が報告され、計4人だった。

厚生労働省によると、重症者は前日から4人減り92人。東京の重症者は前日から1人減の9人となり、昨年7月16日以来約1年4カ月ぶりの1桁となった。

神奈川と兵庫で過去に発表した感染者各1人の取り下げがあった。《共同通信》

ドイツ、1日の新規感染5万人

ドイツ衛生当局は11日、新型コロナウイルスの過去24時間の新規感染者が5万196人と、昨年春の流行拡大以降最多だったと発表した。ワクチン接種完了者は人口の67.3%にとどまり、接種を終えていない人の間で感染が急拡大。当局の危機感は強く、首都ベルリンでは来週からワクチン未接種者の飲食店や映画館の利用を禁止する。

1日の死者も235人と徐々に増加。他の地域でも未接種者の来場規制の動きが出ている。メルケル首相は10日の演説で「現在の接種率は感染拡大阻止に不十分だ」と述べ、接種促進を訴えた。《共同通信》

【岸田文雄首相】米軍司令官と会談

岸田文雄首相は11日、米インド太平洋軍のアキリーノ司令官と官邸で会談した。日米同盟の一層の強化に向け、緊密に連携する方針を確認した。インド太平洋地域での中国による一方的な現状変更の試みに対し、深刻な懸念を共有した。

首相は「自由で開かれたインド太平洋を実現し、地域や国際社会の安定のために協力したい」と述べた。アキリーノ氏は「日米同盟は非常に強固だ」と応じた。10月の北朝鮮によるミサイル発射を踏まえ、朝鮮半島情勢についても意見交換。在日米軍再編を着実に進める重要性を確認した。《共同通信》

【中国】「歴史決議」採択

中国共産党の重要会議、第19期中央委員会第6回総会(6中総会)は11日、党創建100年を総括する「歴史決議」を採択して閉幕した。歴史決議は40年ぶり。習近平党総書記(国家主席)は建国の指導者、毛沢東や改革・開放政策を推進した故鄧小平氏と並ぶ地位を確立。来年開く第20回党大会での異例の3期目突入はほぼ確実な状況だ。

党決議の形で歴史を総括した指導者は毛と鄧氏に続き3人目となる。習氏は続投を正当化するため、決議を通じ自らの権威を高める。習氏の後継候補を決める人事は行わないとみられている。《共同通信》

【ベラルーシ】欧州向けガス停止を警告

ベラルーシ西部のポーランド国境で欧州連合(EU)入りを狙う難民数千人が立ち往生している問題で、ベラルーシのルカシェンコ大統領は11日、EUが同国に新たな制裁を科せば、ロシア産天然ガスを自国経由で欧州に送っているパイプラインを止める可能性があると警告した。インタファクス通信が伝えた。

ルカシェンコ氏は、ポーランドが難民流入阻止を名目に国境に約1万5000人の兵士を展開しているとし「全く不適切だ」と非難した。

この問題を巡っては国連のドゥジャリク事務総長報道官が10日、人道上の原則や国際法に基づく解決を呼び掛けた。《共同通信》

【フレデリク・デクラークさん】死去

南アフリカのアパルトヘイト(人種隔離)を終結させた白人与党の元指導者で、故マンデラ元大統領と1993年にノーベル平和賞を共同受賞したフレデリク・デクラーク元大統領が11日、ケープタウンの自宅で死去した。85歳だった。がんの一種である中皮腫と診断され闘病していた。

大統領在任中に南アの核開発の事実と原爆廃棄を同時に公表したことでも知られる。

南ア・ヨハネスブルク生まれ。89年2月に白人与党の国民党(新国民党に改称後、解散)の党首に選ばれた後、同年9月に大統領に就任。90年2月、服役中だったマンデラ氏を釈放するなど、南アの改革に着手した。《共同通信》



11月11日 その日のできごと(何の日)