令和874日目
2021/09/20
この日のできごと(何の日)
【自民党総裁選】公開討論会
自民党総裁選に立候補している河野太郎行政・規制改革相(58)、岸田文雄・前政調会長(64)、高市早苗・前総務相(60)、野田聖子幹事長代行(61)は20日、党青年局・女性局主催の公開討論会に臨み、党改革などをめぐって論戦を交わした。
次回以降の総裁選の仕組みについて、河野氏は「党員の1票をしっかりカウントできるようにする」と述べ、決選投票で国会議員票の比重が高まる方式を改める考えを示した。今回の総裁選は議員票と、同数の党員票の計764票で争われる。決選投票の場合、議員票382票と都道府県連各1票の計429票で競う。
岸田氏は総裁選でのオンライン投票の導入を掲げた。野田氏は出馬に必要な20人の推薦人について「できればゼロに。難しければ10人でもいい」と訴えた。
衆院選の比例選候補を対象とした「73歳定年制」は、河野、岸田、野田3氏が「堅持する」と明言した。高市氏は「党の強みは幅広い年齢層が活躍していることだ。全世代の安心感を創出する意味では何歳にするかは慎重にしたい」と述べ、見直しに含みを持たせた。
河野氏は、衆院選比例選の名簿に障害者や難病を抱える候補を優先的に登載することを検討するとした。野田氏は、党所属議員の女性比率50%を目指し、比例名簿への女性の積極登載を唱えた。岸田、高市両氏も多様な人材の名簿登載に前向きな考えを示した。
中堅・若手の登用では、岸田氏が「公正で開かれた党でなければいけない」として、党本部と都道府県連の役員、党選挙対策本部に青年局と女性局の代表を加える考えを強調した。高市氏は「目立たなくても専門性を磨いている議員が表舞台に出られる環境作り、人事を行いたい」と述べた。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大相撲】
大相撲秋場所9日目(20日・両国国技館)ただ一人全勝だった新横綱照ノ富士が平幕大栄翔に寄り切られ、初黒星を喫した。大栄翔は通算3個目の金星。大関陣は正代が千代翔馬を押し出して6勝目。かど番の貴景勝も小結高安を押し出し、初めて白星を先行させた。
両関脇は御嶽海が霧馬山に送り出されて3敗となり、明生は玉鷲を突き出して4勝目を挙げた。
1敗の照ノ富士を1差で追うのは阿武咲、隠岐の海、妙義龍、遠藤、千代の国の平幕5人。十両は天空海ら5人が2敗で並ぶ。《共同通信》
【プロ野球・20日】
日0−1ロ
ロッテが無失点リレーで3年連続の日本ハム戦勝ち越しを決めた。六回に藤原の犠飛で1点を奪い、石川が6回3安打で5月以来の3勝目を挙げ、ハーマン、佐々木千、国吉とつなぎ逃げ切った。日本ハムは2試合連続の零敗を喫した。
楽4−5ソ
ソフトバンクが連敗を5で止めた。2−3の五回に栗原の15号2ラン、牧原大の適時打で計3点を挙げた。2番手の松本が3回無失点で2勝目、森が4月29日以来の9セーブ目。楽天は田中将が5回5失点と崩れて6敗目を喫した。
オ4−6西
西武が連敗を3で止めた。高橋が8回7安打4失点で自己最多の11勝目。打線は三回に呉念庭の8号ソロと中村の2点打で3点を先行、五回には森と外崎の適時二塁打で3点を加えた。オリックスは本田が打たれて連勝が3でストップ。
ヤ2−2広
ヤクルトが0−2の八回に4連打で追い付き、引き分けに持ち込んだ。1死からともに代打の宮本と川端が好機をつくり、塩見、青木が連続適時打した。広島は森下が粘りきれず、8回2失点で後半戦初勝利を逃した。
D6−0中
DeNAが3連勝で4位に浮上した。ロメロはゴロを打たせて4併殺を奪い、初完投を完封で飾った。打線は一回に桑原の2戦連続先頭本塁打で先制するなど二回までに5点を挙げた。中日は小笠原が崩れ、4連敗で5位に後退した。
阪神・桑原謙太朗投手、引退へ
阪神の桑原謙太朗投手(35)が20日、兵庫県西宮市の球団施設で記者会見し、プロ14年目の今季限りでの現役引退を表明。3球団を渡り歩き、2017年には最優秀中継ぎのタイトルを獲得。「多少、悔いは残ったが、自分の中ではやり切った気持ちが一番強い」と話した。
三重・津田学園高から奈良産大を経て、大学生・社会人ドラフト3巡目で08年に横浜(現DeNA)入団。トレードで11年からオリックス、15年から阪神。
リリーフで自己最多の67試合に登板した17年から2年続けて60試合以上投げた。通算成績は242試合で15勝13敗、78ホールド、防御率3.61。《共同通信》
【ユニバーサル・スタジオ・北京】開業
中国・北京郊外で20日、米系のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・北京」が正式開業した。米中対立の激化にもかかわらずハリウッド映画の人気は健在で、初日分のチケットは事前に完売する順調なスタートとなった。
中秋節の連休中日で、最近の新型コロナウイルス再流行により減速感が強まっている消費のてこ入れに期待がかかる。
チケットは14日午前0時、インターネットで販売開始。中国メディアによると、20日分は1分程度で完売したという。
金額は時期によって異なり、418〜748元(約7100〜1万2700円)。市民からは「やや高い」という声も聞かれる。《共同通信》
【COVID-19】
国内新規感染2224人
国内で20日、新たに2224人の新型コロナウイルス感染者が確認された。内訳は東京302人、神奈川257人、大阪268人など。全国で3千人を下回るのは7月19日以来で、東京で500人を下回るのは7月5日以来。
死者は東京と沖縄で各4人、埼玉、静岡、愛知で各3人など計23人だった。厚生労働省によると、重症者は前日から42人減って1454人だった。
千葉で4人、兵庫と福岡で各1人、過去の感染者を取り下げた。《共同通信》
米、入国にワクチン義務へ
米ホワイトハウスは20日、11月初めから米国に空路で入国する外国人に新型コロナウイルスのワクチン接種完了を義務付けると明らかにした。原則入国を禁止してきた欧州などからの外国人に、接種を条件に規制を緩和する。禁止対象外だった日本などには制限強化となる。航空機搭乗時に接種証明書を提示し、入国後の自主隔離は不要となる。
外国人の米入国を地域ごとに一律禁止する措置に対しては、欧州各国から強い反発が出ていた。ホワイトハウスのコロナ対策責任者は20日「国際的な渡航は家族や友人の往来、商業の活性化、文化交流にも不可欠だ」と規制緩和の狙いを説明した。《共同通信》
【IAEA】年次総会
国際原子力機関(IAEA)の年次総会が20日、ウィーンで始まった。グロッシ事務局長はウラン濃縮など北朝鮮の核活動が「全速力で前進している」と述べた。イラン核問題についてはIAEAの査察を制限していることなどに懸念を示した。東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を巡る関係各国の主張も注目される。24日までの予定。
IAEAは8月下旬の報告書で、北朝鮮が寧辺の核施設で原子炉や再処理施設を再稼働させたとみられると指摘していた。
福島第1原発の処理水は2023年春ごろから海に放出する計画。中国や韓国の懸念は根強い。《共同通信》
【ロシア】大学で男が銃乱射
ロシア中部ペルミ地方の国立大学で20日、男が銃を乱射する事件があり、治安当局は6人が死亡、28人が負傷したと発表した。タス通信などによると、男は18歳の学生で、当局は身柄を拘束して動機などを調べている。
ロシアのインターネットメディアは、ヘルメット姿の男がライフル銃のようなものを抱えて大学敷地内を歩く動画を配信した。男はその後、大学の建物内で銃を乱射したとみられる。刃物を所持していたとの情報もある。《読売新聞》
【MLB】
米大リーグは20日、各地で行われ、エンゼルスの大谷はアナハイムでのアストロズ戦に「3番・指名打者」でフル出場し、4打数無安打、1三振だった。本塁打は9試合なく、44本は前日までリーグ3位。チームは0−10で4連敗。
パイレーツの筒香はレッズ戦に「2番・右翼」でフル出場し、8号ソロを放つなど4打数2安打2打点、2得点で1三振だった。チームは5−9で敗れた。《共同通信》