令和761日目
2021/05/30
この日のできごと(何の日)
【競馬・第88回日本ダービー】シャフリヤールが優勝
第88回日本ダービー=東京優駿=(30日・東京11R2400メートル芝17頭、G1)3歳最強馬決定戦は2年ぶりに観客を入れて行われ、4番人気のシャフリヤール(福永祐一騎乗)が2分22秒5のレースレコードで優勝し、G1初勝利を挙げるとともに、1着賞金2億円を獲得した。1番人気のエフフォーリアは鼻差の2着に惜敗した。
福永騎手はコントレイルで勝った昨年に続く史上3人目の連覇で、このレース3度目の勝利。藤原英昭調教師は2勝目。
シャフリヤールは最後の直線で、先に抜け出したエフフォーリアに鋭い末脚で内側から迫り、ゴール手前でわずかに差し切った。《共同通信》
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【COVID-19】
国内の新型コロナウイルスの感染者は30日、44都道府県と空港検疫で新たに計2878人確認された。重症者は前日から36人減り、1347人となった。死者は49人だった。
東京都は新たに448人の感染を発表した。1週間前の日曜日と比べて87人少なく、17日連続で前週の同じ曜日を下回った。重症者は前日から1人減り77人。都によると、直近1週間の平均新規感染者数は558・6人となり、前週(649・4人)の86%となった。
沖縄県では、日曜日として最多だった156人(今月23日と昨年8月9日)を大幅に上回り、271人の感染が判明した。すぐに受け入れ可能な病床の使用率は95・7%と 逼迫 ひっぱくし、自宅療養者は初めて1000人を超えて1088人となった。県によると、直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は全国最多の116・94人で、2番目の北海道より約50人も多い。
一方、大阪府の新規感染者は197人。200人を下回るのは3月23日以来で、前週の日曜日より77人少なかった。《読売新聞》
【長崎県島原市、南島原市】大火砕流30年で避難訓練
3人が犠牲になった1991年6月3日の雲仙・普賢岳(長崎県)大火砕流発生から30年となるのを前に、麓の同県島原市と南島原市で30日、住民ら計約3千人が参加する合同避難訓練が行われた。
震度6強の地震が発生、溶岩ドームが大規模崩落する危険性が高まったとの想定。島原市安中地区では防災無線を聞いた住民が町内会ごとに安否確認をし、足早に避難所に向かった。
状況を取りまとめた安中地区自主防災会の横田哲夫会長(71)は「この地で二度と被害者を出さないという思いを後世につなぎたい」と話した。
大火砕流では消防団員や警察官の他、報道陣やタクシー運転手らが命を落とした。《共同通信》
【天皇、皇后両陛下】植樹祭にオンラインで参加
天皇、皇后両陛下は30日、島根県大田市で開かれた「第71回全国植樹祭」の式典に、オンラインで参加された。新型コロナウイルス禍のため現地入りはせず、天皇陛下は東京・元赤坂の赤坂御用地で「島根県を訪問し、皆さんと直接お会いできないことを残念に思います」と述べつつ、準備した関係者をねぎらった。
現地会場と赤坂御用地には大型モニターが設置され、中継で結んで式典は進行。陛下は「植えて、育てて使い、また植えるといった『緑の循環』が広く実現することを期待します」とも述べた。《共同通信》
【J1】第17節
明治安田J1第17節最終日(30日・川崎市等々力陸上競技場ほか=9試合)首位の川崎は終了間際に小林がゴールを決め、鹿島に2−1で競り勝って勝ち点を52に伸ばした。開幕から20戦負けなしはJ1新記録で、昨季から25試合無敗。2位名古屋は浦和と0−0で引き分けて勝ち点37。
横浜Mは清水に2−1で勝ち、勝ち点34で3位に浮上した。鳥栖は神戸と1−1で引き分けて8戦負けなし。勝ち点33で4位に下がった。
G大阪は2−0で横浜FCに快勝して今季初の2連勝。大分は福岡を2−1で破って5試合ぶりの勝利を挙げ、福岡は8試合ぶりの黒星を喫した。《共同通信》
【プロ野球交流戦・30日】
ソ3−4巨
巨人が連敗を3で止めた。2−2の五回に岡本和がリーグトップに並ぶ14号ソロ。八回はスモークのソロで加点した。5回2失点の戸郷が5勝目。ソフトバンクは九回に1点差に迫ったが及ばず。和田が5回3失点で3敗目となった。
西8−9神
阪神が乱打戦を制した。5−5の五回に梅野の1号2ランで勝ち越し、七回には糸井の犠飛と梅野の適時三塁打で2点を加えた。2番手の及川が1回2/3を投げて無失点でプロ初勝利。西武は2度リードを奪いながら投手陣が崩れた。
ロ7−1広
ロッテが快勝した。二回に安田と藤岡の連続適時二塁打で2点を先制。三回に角中の中犠飛、四回には佐藤都の1号ソロと着実に加点した。小島は6回1失点で2勝目。広島はネバラスカスが来日初登板したが制球難から崩れた。
オ8−7ヤ
オリックスが打ち勝った。杉本の2ランなどで二回までに3点先取。継投失敗で逆転されたが、5−7の八回に宗の適時打、吉田正の2点三塁打で3点を奪った。5番手の富山がプロ初勝利。ヤクルトはマクガフで逃げ切りに失敗した。
日1−4中
中日は二回に阿部の適時打で先制し、四回はビシエドの7号ソロで加点した。2−1の五回は三ツ俣の適時打で点差を広げた。福谷が6回1失点で3勝目。日本ハムは5カード連続で負け越し、今季最多の借金11となった。
楽5−1D
(
楽天が終盤に突き放した。1−1の七回に岡島の2点三塁打で勝ち越すと八回に浅村の2点二塁打でリードを広げた。3番手の酒居が今季初勝利を挙げた。DeNAは今永が6回1失点と踏ん張ったが、打線が援護できなかった。《共同通信》
【テニス・全仏オープン】開幕
テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは30日、パリのローランギャロスで開幕し、女子シングルス1回戦で初優勝を狙う第2シードの大坂なおみ(日清食品)が世界ランキング63位のパトリチアマリア・ツィグ(ルーマニア)を6−4、7−6で下した。2年ぶりに進出した2回戦では世界102位のアナ・ボグダン(ルーマニア)と顔を合わせる。
女子シングルス1回戦で日比野菜緒(ブラス)はニナ・ストヤノビッチ(セルビア)を7−6、6−2で下し、2年連続で突破した。大会後の世界ランクで東京五輪出場選手が決まる。
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テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは30日、パリのローランギャロスで開幕し、男子シングルス1回戦で錦織圭(日清食品)は予選勝者のアレサンドロ・ジャネッシ(イタリア)に6−4、6−7、6−3、4−6、6−4で競り勝った。7年連続で進出した2回戦で第23シードのカレン・ハチャノフ(ロシア)と当たる。
昨年の全米オープン覇者で第4シードのドミニク・ティーム(オーストリア)は敗れた。
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女子テニスの大坂なおみ(23)=日清食品=が四大大会第2戦、全仏オープン(パリ)のシングルス1回戦勝利後に記者会見を拒否したことを受け、四大大会の主催者は30日、今後も違反が続けば全仏で失格、他の四大大会で出場停止処分の可能性を通告する異例の共同声明を発表した。同日の罰金として1万5000ドル(約165万円)を科した。
大坂は大会前に「アスリートの心の健康状態が無視されていると感じていた。自分を疑うような人の前には出たくない」と主張。1回戦後にセンターコート上で行われたインタビューやテレビ局の取材に応じたが、複数社が申し込んだ会見を拒んだ。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは30日、各地で行われ、マリナーズの菊池がシアトルでのレンジャーズ戦に先発して6回2/3を投げ、1本塁打を含む3安打2失点、5三振1四球で3勝目(3敗)を挙げた。チームは4−2で勝ち、4連勝とした。
エンゼルスの大谷はアスレチックス戦に「2番・指名打者」でフル出場し、4打数無安打、1四球1三振。チームは4−2で勝った。
レッズの秋山はカブス戦の八回に代打で四球を選び、今季初盗塁も記録。守備には就かず、チームは5−1で勝った。
ドジャースの筒香はジャイアンツ戦に出場せず、チームは4−5で負けて3連敗を喫した。《共同通信》
【小林亜星さん】死去
「北の宿から」などで知られる作曲家で、ドラマ「寺内貫太郎一家」の主演でも親しまれた小林亜星さんが5月30日、心不全のため東京都内の病院で死去した。所属事務所などが14日、明らかにした。88歳。東京都出身。葬儀は近親者で行った。
アニメ「魔法使いサリー」「ひみつのアッコちゃん」などの主題歌を手掛けたほか、幼児番組で使われた「ピンポンパン体操」がヒット。「どこまでも行こう」「日立の樹(この木なんの木)」など数千曲ともいわれるCMソングを作曲、親しまれた。
都はるみさんが歌った「北の宿から」で1976年に日本レコード大賞を受賞した。《共同通信》