令和755日目

2021/05/24

この日のできごと(何の日)

【COVID-19】

ワクチン大規模接種開始

自衛隊による新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が24日、東京と大阪の会場で始まった。この日は、宮城、愛知、群馬各県が独自の接種会場を開設したほか、東京都千代田区などの市区町村でも集団接種の動きが広がった。政府は7月末までに全ての高齢者にワクチンを打つ目標を掲げており、接種に向けた動きが加速している。

自衛隊の接種会場となった東京都千代田区の大手町合同庁舎3号館では、午前6時半前から予約していた人たちが集まり、午前7時半の開場とともに受け付けが始まった。自衛隊の医官から予診を受けた後、看護官らから接種を受けた。

この日、自衛隊による接種の対象になったのは、東京23区と大阪市に住む65歳以上の人たち。両会場合わせて7500人の予約が入り、防衛省関係者によると、大きなトラブルはなく、午後8時過ぎに接種を終えたという。《読売新聞》

菅首相、大規模接種センター東京会場視察

菅義偉首相は24日、自衛隊が運営する高齢者向け新型コロナウイルスワクチン大規模接種センター東京会場(東京・大手町)を視察した。終了後、記者団に「自衛隊らしく組織で整然と接種が行われており、ほっとしている」と感想を述べた。

ワクチン接種に関連し「全国の自治体から打ち手を確保してほしい、接種料の上乗せを支援してほしいとの声が届いており、しっかり応えていきたい」と表明。救急救命士ら新たに数万人の確保に向けた調整作業が最終段階に進んでいると明らかにした。

視察には岸信夫防衛相、中山泰秀防衛副大臣らも同行した。《共同通信》

国内新規感染2712人

国内の新型コロナウイルス感染者は24日、46都道府県と空港検疫で新たに2712人確認された。新規感染者が3000人を下回ったのは4月19日(2919人)以来。重症者は前日から4人減って1300人となった。死者は85人だった。

東京都では340人の感染が確認された。1週間前から79人減り、1日当たりの感染者は11日連続で前週の同じ曜日を下回った。感染者が300人台となるのは4月12日(306人)以来となる。重症者は前日から7人増の68人。

都はまた、30〜40歳代の男性5人がインド型の「L452R」変異ウイルスに集団感染したと発表した。都内でインド型のクラスター(感染集団)が確認されるのは初めてという。《読売新聞》

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【東京株式市場】

週明け24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸した。終値は前週末比46円78銭高の2万8364円61銭。米国の景況感改善を受け、経済回復が進んでいるとの見方から買い注文が優勢となった。

東証株価指数(TOPIX)は8.35ポイント高の1913.04。出来高は約9億9300万株。

新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいる米国で、前週末に発表された5月の景況感を示す経済指標は前月から上昇し、過去最高だった。前週末の米国株式市場でダウ工業株30種平均が続伸し、東京市場の追い風になった。《共同通信》

【ラグビー・トップリーグ】年間表彰式

今季で18シーズンの歴史に幕を下ろすラグビー、トップリーグ(TL)の年間表彰式が24日、オンラインで行われ、最優秀選手(MVP)は優勝したパナソニックで、医師となるため現役最後のシーズンとなったWTB福岡堅樹が初受賞した。「引退するTL最後の年に最高の栄誉を頂いて本当に光栄」と語った。

新人賞はWTB竹山晃暉(パナソニック)とFB金秀隆(クボタ)が獲得した。ベストフィフティーンではプロップは稲垣啓太(パナソニック)が7季連続7度目の受賞。SOは得点王のボーデン・バレット(サントリー)が初受賞し、福岡は3季連続3度目で選ばれた。

【高松地裁】職場いじめの男に実刑判決

勤務先の後輩から現金84万円を脅し取ったとして恐喝罪などに問われた高松市の元会社員の男(51)に対し、高松地裁(坂井唯弥裁判官)は24日、懲役2年6月(求刑・懲役4年)の実刑判決を言い渡した。

公判では、被告の男が勤務先の香川県内の金属加工会社で、後輩男性(44)を裸にしてオムツをはかせて仕事をさせたり、クレーンにつるして回したりするなどの「職場いじめ」を長年続けていたことが明らかになった。

坂井裁判官は判決で、男が男性を鉄パイプで殴ったほか、「家族を崩壊させる」と脅すなどしていたとし、「卑劣、悪質で常習的な犯行。精神的、肉体的に追い込んだ」と述べた。

判決によると、男は昨年6〜9月、後輩男性から計84万円を脅し取った。《読売新聞》

【富山市】捕獲されたイグアナ、飼い主に

富山中央署は24日、イグアナとみられる動物(全長約1メートル)を捕獲し、飼い主の女性に引き渡したと発表した。見つかったのは富山市下新本町の住宅街で、女性は発見場所近くに住んでいた。県自然保護課によると、環境省が生態系被害防止外来種に指定する「グリーンイグアナ」とみられる。

同署によると、23日午後5時15分ごろ、発見場所付近を通り掛かった30代男性が「イグアナのようなものを見た」と同署奥田交番に届け出た。署員が付近を捜し、約5分後に捕獲した。

女性は23日夕にイグアナがいないことに気づいて捜していた。報道で捕獲されたことを知り、24日夕に同署を訪れて引き取り「無事に見つかって良かった、ありがとうございました」と話したという。《北日本新聞》

【高橋洋一内閣官房参与】退職

政府は24日、高橋洋一内閣官房参与が同日付で退職したと発表した。高橋氏は21日付で自身のツイッターに新型コロナウイルスの緊急事態宣言について「欧米から見れば戒厳令でもなく、屁みたいなもの」と投稿していた。

菅義偉首相は24日、都内で記者団に「今回(ツイッター投稿が)あったので、本人から『大変申し訳ない。訂正をしたい』とおわびを申し上げている。『これ以上ご迷惑をかけることはできない』ということで辞任した。大変反省されておられた」と述べた。

高橋氏は9日付のツイッターでも、インドや欧米各国と日本の感染状況を比較した上で「日本はこの程度の『さざ波』。これで五輪中止かというと笑笑」と投稿。立憲民主党と共産党は14日、衆院内閣委員会に高橋氏の出席が認められなかったことを理由として途中退席していた。《産経新聞》

【台湾】WHO総会に招かれず

台湾の呉釗燮外交部長(外相)、 陳時中・衛生福利部長(衛生相)は24日、世界保健機関(WHO)年次総会の開催前に談話を出し、台湾が総会に招かれなかったことに「強い不満」を表明した。

呉氏はWHOに、中国の政治的干渉を排除するよう重ねて求めた。一方で、「先進7か国(G7)外相会議が、共同声明で台湾の参加を初めて支持した」と意義を強調した。

中国外務省の趙立堅副報道局長は24日の定例記者会見で、台湾の国際組織への参加は「一つの中国の原則にのっとって取り扱われるべきだ」と主張した。

WHOの年次総会は24日、ツバルやエスワティニなど10か国以上が出していた、台湾のオブザーバー招待を総会の議題に含めるとの提案を却下した。《読売新聞》

【沖縄県・尖閣諸島】中国公船100日以上連続で確認

加藤勝信官房長官は24日の記者会見で、尖閣諸島(沖縄県石垣市)の周辺海域で、中国海警局の船が100日以上連続で航行していることに懸念を示した。「接続水域内で中国海警局に所属する船舶の運航や領海侵入などが相次いでいることは極めて深刻と受け止めている」と述べた。24日午前8時時点でも中国当局の船が航行しており、確認日数は101日連続となっている。

加藤氏は、中国への対応策として現場海域で常に中国当局の船舶数を上回る海上保安庁の巡視船を配備し、繰り返し警告していると説明した。外交ルートを通じ、中国側に日本の立場を申し入れているとも強調した。

領海侵犯が起こった場合は昼夜問わず、東京・北京双方の局長・公使レベルに厳重抗議しているとした上で、「引き続き冷静かつ毅然として対応していくとともに、情報収集、さらには尖閣諸島周辺における警戒監視に万全を尽くしていく」と語った。《産経新聞》

【MLB】

米大リーグは24日、各地で行われ、マリナーズの菊池がオークランドでのアスレチックス戦に先発し、6回0/3を投げて1本塁打を含む4安打1失点、3三振2四球で2勝目(3敗)を挙げた。チームは4−2で勝ち、6連敗で止めた。

大谷が所属するエンゼルス、秋山のレッズ、筒香のドジャースはいずれも試合がなかった。《共同通信》



5月24日 その日のできごと(何の日)