令和731日目
2021/04/30
この日のできごと(何の日)
【ゴルフ・松山英樹選手】総理大臣顕彰
菅義偉首相は30日午前、ゴルフのマスターズ・トーナメントで日本男子初のメジャー優勝を果たした松山英樹選手と官邸で面会し、内閣総理大臣顕彰を授与した。首相は、松山選手が東日本大震災の被災地支援に取り組んできたことに言及し「震災10年の節目に当たる今年、改めて大きな勇気を与えた。国民に努力の大切さを伝え、夢と希望を与えた」とたたえた。
松山選手は「(自身の優勝で)小さな子供たちがマスターズ優勝を目指したいと思ってくれれば、すごくうれしい。他のスポーツの子供たちも、さらに上を目指そうと思ってくれれば」と応じ、「これからも頑張りたい」と笑顔を見せた。
首相は先の日米首脳会談で、バイデン大統領から冒頭に「松山は素晴らしかった。アメリカ国民もみんな喜んでいる」と祝意を伝えられたことも紹介。「海外で活躍したいという夢を持っている若い人たちに、成功の秘訣や志を伝えてほしい」と呼び掛けた。《産経新聞》
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【COVID-19】
「飛鳥2」乗客1人が感染
横浜港を出発したクルーズ船「飛鳥2」の乗客で東京都内在住の60代男性が新型コロナウイルスに感染したことが30日、明らかになった。運航会社「郵船クルーズ」や横浜市によると、船内に感染は広がっていないとみられるが、クルーズは中止。船は5月1日の昼ごろ、横浜港に戻る予定。
市や同社によると、飛鳥2の乗客らは302人、乗員は425人。乗客は出港の1週間前の検査で全員陰性だったが、乗船直前の検査の結果、30日午後に男性の陽性が判明した。男性は発熱の症状はなく、客室に隔離。濃厚接触者は一緒に乗船した家族の女性1人のみで、船内で検査の結果、陰性が確認された。《共同通信》
菅首相、大型連休中の外出自粛を要請
菅義偉首相は30日夜、大型連休中の新型コロナウイルス対策について「不要不急(の外出)、行楽、帰省を控えていただきたい。国民の皆さんに心からお願い申し上げる」と述べた。4都府県で発令している緊急事態宣言に関しては「東京や大阪では人出が減少し始めているが、感染者数は高止まりが続いている。お酒の提供の停止、人流を抑える対策が必要だ」と危機感を示した。
首相はまた、岐阜県や三重県などが蔓延防止等重点措置の適用を求める動きを見せていることについて「まだ時短が始まったばかりのところが多い。状況を見守る必要がある」と慎重な姿勢を示した。緊急事態宣言の延長に関しては「短期集中で効果が出るように取り組んでいきたい」と述べるにとどめた。
一方、ワクチン接種に関しては「7月の末を念頭に高齢者への接種を終えるように全力を尽くしていきたい」と改めて表明。東京五輪・パラリンピック組織委員会が大会時の医療スタッフとして日本看護協会に約500人の看護師確保を依頼したことに対し、反対の声が上がっていることについては「そうした声があることは承知している。支障がないように全力を尽くしていきたい」と述べた。《産経新聞》
【東京株式市場】
祝日明け30日の東京株式市場は、新型コロナウイルス感染拡大への懸念から売り注文が優勢となった。日経平均株価(225種)の終値は、前営業日比241円34銭安の2万8812円63銭だった。
国内の感染拡大による経済への悪影響の警戒から、売り注文が先行した。インドで感染が急拡大し、自動車大手の現地生産停止が相次いだことから、自動車関連銘柄を中心に幅広い業種で売りが膨らんだ。一方で、米国で堅調な経済統計の発表が相次いだことから、海運や鉄鋼など景気の動きに敏感な銘柄には買いも入った。《読売新聞》
【プロ野球・30日】
オ5―4ソ
オリックスが逆転サヨナラ勝ち。2―4の八回に吉田正のソロで1点差とし、九回1死から宗が2点二塁打を放った。ソフトバンクは石川が7回2失点と好投したが、抑えの森の不在が響き、岩崎がリードを守り切れなかった。
日1―5西
西武が勝率5割に復帰した。0―1の四回に中村と愛斗の適時打で2点を奪い逆転し、六回に栗山の犠飛、九回に源田の2点三塁打で加点。高橋は6回1失点でリーグトップタイの4勝目。日本ハムは五回1死満塁で無得点が痛かった。
楽8―1ロ
楽天が3連勝した。0―1の二回に2失策で2点を挙げ逆転し、三回にディクソンの2点三塁打、四回に太田の適時二塁打と着実に加点した。涌井は5回3安打1失点で開幕4連勝。ロッテは散発の6安打で1点止まりだった。 遅く3連敗。
神4―2広
阪神が両リーグ20勝一番乗り。一回にサンズが先制打、二回に糸原が適時打を放ち、五回は佐藤輝と梅野の連続適時打で加点した。丁寧に投げた秋山は岩崎の踏ん張りにも助けられ、八回途中2失点で3勝目。広島は反撃が遅く3連敗。
D0―4ヤ
ヤクルトは三回に山田の2点二塁打で先制し、六回にサンタナの2号2ランで加点した。金久保が要所を締めて6回無失点で2勝目を挙げ、七回以降は3投手のリレーで得点を許さなかった。DeNAは好機であと一本が出なかった。
巨2―3中
中日が逃げ切った。二回にビシエドの3号ソロなどで2点を先制。四回も高松の右前打で加点した。柳は7回2失点の力投で2勝目。R・マルティネスが3セーブ目。巨人は打線が六回まで2安打に封じられ、菅野を援護できなかった。《共同通信》
【近藤真彦さん】事務所退所
ジャニーズ事務所は30日、歌手で俳優の近藤真彦さん(56)が同日で退所すると公式サイトで発表した。
同事務所はサイトで「芸能とレースの道を歩んでいきたいとの申し出があった」と説明している。近藤さんは女性問題で昨年から活動を自粛していた。
近藤さんは「ギンギラギンにさりげなく」「スニーカーぶる〜す」などで知られ、昨年歌手デビュー40周年を迎えていた。《共同通信》
【日・スロベニア外相会談】インド太平洋構想で連携
茂木敏充外相は30日午前(日本時間同日夕)、スロベニアの首都リュブリャナでロガル外相と会談し、日本が推進する「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現に向けて連携を図る方針で一致した。スロベニアは今年下半期の欧州連合(EU)議長国を務める。茂木氏は、インド太平洋地域へ関心を強めるEUの姿勢に歓迎の意向を表明した。
EUは、インド太平洋地域に関する戦略を初めて策定することで4月中旬に合意している。茂木氏は会談後の共同記者発表でこの動きに触れ、戦略策定に向けて「日本はスロベニアと緊密に連携していく」と述べた。《共同通信》
【香港】黄之鋒氏らに有罪判決
香港で昨年6月4日、中国が民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件の犠牲者追悼集会に参加したとして、無許可集会参加の罪に問われた著名な民主活動家、黄之鋒氏ら4人の公判が30日、香港の裁判所で行われ、4人は罪を認めた。裁判所は同日、4人に有罪を言い渡した。
黄氏は既に、2019年の政府への抗議デモ2件を巡り無許可集会扇動罪などで禁錮13月半と禁錮4月の実刑判決を受けて、服役している。
平和的な無許可集会は罰金刑で済まされることが通例だったが、中国による香港の統制強化に伴い、実刑判決が増えている。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは4月30日、各地で行われ、パドレスのダルビッシュがジャイアンツ戦に先発して6回1/3を投げ、3勝目(1敗)を挙げた。1本塁打を含む4安打1失点、今季自己最多の12三振。試合は3―2だった。
エンゼルスの大谷はマリナーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、8号ソロを含む4打数1安打1打点、1得点。チームは4―7。
コロナ関連の負傷者リストから復帰したレイズの筒香はアストロズ戦に「8番・指名打者」で出場、3打数無安打。2―9で負けた。
レッドソックス戦に先発したレンジャーズの有原は2回2/3で降板。試合は1―6で3敗目を喫した。《共同通信》
【立花隆さん】死去
「田中角栄研究」「宇宙からの帰還」などで知られる評論家でジャーナリストの立花隆氏が4月30日、急性冠症候群のため死去していたことが分かった。80歳だった。
昭和15年、長崎県生まれ。東大仏文科卒。文芸春秋社勤務をへて東大哲学科に学士入学し、在籍中から執筆活動を始めた。49年に「文芸春秋」誌上で発表した「田中角栄研究−その金脈と人脈」が田中内閣の退陣につながり注目された。その後、田中氏の裁判に通い詰め、「ロッキード裁判傍聴記」全4巻を刊行した。粘り強く徹底した調査報道が評価され、58年に菊池寛賞を受賞。左翼組織や農協などの社会問題から、臨死体験や宇宙などの自然科学まで幅広い分野の評論で活躍した。
東大と立教大で客員教授や特任教授として教壇に立った。平成10年、幅広い文筆活動が認められ、第1回司馬遼太郎賞を受賞。主な著書に「日本共産党の研究」(講談社ノンフィクション賞)、「脳死」(毎日出版文化賞)、「精神と物質」(共著、新潮学芸賞)など。晩年は、ぼうこうがんで手術を受けるなど病気を抱えながらも、執筆活動を続けていた。《産経新聞》