令和575日目
2020/11/25
この日のできごと(何の日)
【プロ野球・日本シリーズ】ソフトバンク、4連勝で日本一
ソ4―1巨
ソフトバンクが逆転勝ちした。0―1の一回に柳田の右越え2ランで逆転し、二回には甲斐の左越え2ランでリードを広げた。先発の和田は2回1失点で交代。その後は松本や嘉弥真らでつなぎ、終盤もモイネロ、森のリレーで試合を締めた。
巨人は畠が2本塁打を浴びて二回途中4失点で降板。打線も一回の1得点だけに終わった。
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SMBC日本シリーズ2020は25日、ペイペイドームで第4戦が行われ、ソフトバンク(パ・リーグ優勝)が巨人(セ・リーグ優勝)に4―1で勝ち、4連勝として4年連続11度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本一に輝いた。シリーズ4連覇は、1965年から9連覇した巨人以来2球団目。
最高殊勲選手(MVP)には1本塁打を含む7安打を放った栗原が選ばれた。 同一チームが2年連続で4勝0敗としてシリーズを終えるのは史上初。8年連続でパの球団が日本一となり、71度目の日本シリーズでパのチームの優勝回数が36度となり、セを上回った。《共同通信》
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【東京株式市場】
25日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続伸し、終値は前日比131円27銭高の2万6296円86銭だった。1991年5月以来29年半ぶりの高値水準で、バブル経済崩壊後の最高値を連日で更新した。前日のニューヨーク株式市場で、ダウ工業株30種平均の終値が史上初めて3万ドル台に上昇したことが追い風となった。
東証株価指数(TOPIX)は5.27ポイント高の1767.67で、2018年10月5日以来の高値。出来高は約15億4900万株。
市場では「新型コロナの影響が出ている実体経済を反映せず、行き過ぎた相場だ」(準大手証券)との声があった。《共同通信》
【COVID-19】
東京都、飲食店に時短営業を再要請
東京都の小池百合子知事は25日、新型コロナ感染者の増加を受け臨時記者会見を開き、島しょ部を除く都内全域を対象に、酒類を提供する飲食店やカラオケ店に今月28日から12月17日までの20日間、営業時間を午後10時までとするよう再要請すると表明した。応じた場合には1事業者当たり40万円の協力金を支払う。都内での時短要請は9月15日以来。
都内は今月に入って1日当たりの感染者数が500人台の日も目立ち、重症者数も25日時点で緊急事態宣言解除後としては最多の54人に上っている。小池氏は「できるだけ外出を控え、外出する際は感染予防の対策を万全にしてほしい」と述べた。《共同通信》
国内新規感染1946人
国内の新型コロナウイルスの感染者は25日、徳島を除く46都道府県と空港検疫で新たに1946人確認された。死者は北海道で6人、東京、埼玉、愛知、大阪で各3人など計21人に上った。厚生労働省によると、重症者は前日比31人増の376人で過去最多を更新した。
東京都内では新たに401人の感染が確認され、4日ぶりに400人を上回った。感染経路別では家庭内が63人、施設内18人、会食16人など。全体の6割に当たる263人の感染経路が特定できていない。入院患者は1561人と2日続けて1500人超となった。直近1週間の平均陽性率は6・6%だった。
兵庫県では神戸市立病院でクラスター(感染集団)が発生するなど101人が感染し、累計で5000人を超えた。《読売新聞》
【東京高裁・村上正敏裁判長】同性愛暴露「人格権侵害」と認定
一橋大法科大学院生の男性=当時(25)=が2015年、同性愛者であることを同級生に暴露される「アウティング」の被害を受けた後、校舎から転落死したことを巡り、適切な対応を取らなかったとして、両親が大学に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(村上正敏裁判長)は25日、男性へのアウティングについて「人格権やプライバシー権を著しく侵害する許されない行為」と認定した。
両親の代理人の南和行弁護士によると、アウティングを不法行為と言及した判決は初めて。
一方で、相談を受けた教職員の対応に問題があったとは言えないとし、一審東京地裁に続き、両親の請求を棄却した。《共同通信》
【J1】1川崎、2年ぶりリーグ制覇
サッカーのJ1川崎は25日、ホームの川崎市等々力陸上競技場でG大阪を5―0で下し、2年ぶり3度目のリーグ制覇を決めた。4試合を残しての優勝は、2010年に3試合を残して優勝した名古屋を上回る最速記録。
川崎は前半から持ち前の攻撃力で圧倒し、家長昭博が3得点と活躍した。今季は、延長を除く同一シーズンのJ1新記録となる12連勝をマークするなど、第4節から一度も首位の座を譲ることなく独走。その強さを見せつける試合で優勝を決めた。《共同通信》
【この日の菅義偉総理】
中国・王毅国務委員兼外相と会談
菅首相は25日、中国の王毅国務委員兼外相と首相官邸で会談し、日中関係を重視する考えを伝えた。そのうえで、尖閣諸島(沖縄県)周辺での中国公船による挑発行為の自制を求めたほか、香港情勢への懸念も表明した。
首相が就任後、中国政府要人と対面で会談するのは初めて。首相は会談の冒頭、ビジネス関係者による往来再開の合意を歓迎し、「両国の安定した関係は、日中両国のみならず、地域、国際社会にとっても重要だ」と述べた。王氏は「様々な分野で共に協力していきたい」と応じた。
これに関連し、中国政府は25日、日中間のビジネス関係者らの往来を今月30日から再開すると発表した。
首相は王氏との会談で、東京電力福島第一原発事故を受けた日本産食品の輸入規制の早期撤廃や、BSE(牛海綿状脳症)の発生で2001年から止まっている日本産牛肉の輸入再開を求めた。両氏は、21年の東京五輪・パラリンピックと22年北京冬季五輪・パラリンピックの成功に向けた協力でも一致した。《読売新聞》
【米大統領選】
習氏、バイデン氏に祝電
新華社電によると、中国の習近平国家主席は25日、バイデン次期米大統領に大統領選に関する祝電を送り「両国が意見の対立を抑え、関係を安定させることを願う」と呼び掛けた。トランプ政権との対立を踏まえ、米中関係の仕切り直しを本格化させるとみられる。
習氏は「双方が衝突、対立せず、相互尊重とウィンウィン(相互利益)の精神で世界の平和と発展を推進することを望む」と述べた。《共同通信》
【香港】若者ら2300人起訴
香港の林鄭月娥行政長官は25日、立法会(議会)で施政方針演説を行い、中国と関係強化を続ける方針を表明するとともに、6月に施行された香港国家安全維持法(国安法)を支持する姿勢を改めて強調した。
同時に、昨年の反政府デモなどで逮捕された若者らのうち「2300人余りが起訴された」と明らかにしたうえで、18歳以下の容疑者らに関し、罪を反省するなどの条件をクリアすれば「やり直す機会を与えることを考えている」と述べ、恩赦する可能性を示唆した。《産経新聞》
【ディエゴ・マラドーナさん】死去
アルゼンチンのメディアによると、サッカー元アルゼンチン代表のスーパースター、ディエゴ・マラドーナ氏が25日、ブエノスアイレス郊外の自宅で死去した。60歳。左頭部に硬膜下血腫が見つかり、手術を受けていた。
ワールドカップ(W杯)に82年から4回連続出場。アルゼンチンを2度目の優勝に導いた86年のメキシコ大会では、準々決勝のイングランド戦でヘディングに見せかけて手でシュートを決めた「神の手ゴール」で話題となり、鮮やかなドリブルを披露した「5人抜きゴール」の伝説的なプレーも残した。《共同通信》