令和574日目

2020/11/24

この日のできごと(何の日)

【茂木敏充外相】中国・王毅国務委員兼外相と会談

茂木敏充外相は24日、来日した中国の王毅国務委員兼外相と東京都内で会談した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて制限していたビジネス関係者の往来を11月中に再開することで合意した。日本側は中国公船による尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の挑発行為に関し、中国側に前向きな行動を求めた。菅義偉首相も25日に王毅氏との面会を予定している。


https://www.mofa.go.jp/

茂木氏は会談後の共同記者発表で「日中関係の方向性や互いの関心事項について忌憚のない意見交換を行うことができた」と述べた。菅政権発足後、中国の要人が日本を訪れるのは初めて。

会談で合意した往来再開は短期出張者と長期の駐在員らが対象で、14日間待機の免除などで両国経済の回復につなげる狙いがある。

尖閣諸島については、王氏は共同記者発表で「中国側の立場は明確だ。われわれは自国の主権を守っていく」と述べ、中国の領有権を改めて主張した。同時に、偶発的な衝突を回避する仕組み「海空連絡メカニズム」に関し、緊急時のホットラインを年内に開設することでは合意した。

会談では、東京電力福島第1原発事故を受けて中国が行っている日本産食品の輸入規制について話し合う協議体の設置なども決めた。香港情勢をめぐっては茂木氏が懸念を表明したとみられる。

一方、習近平国家主席の国賓来日について、政府は「具体的な日程を調整する段階にはない」(茂木氏)との立場を崩していない。《産経新聞》



【COVID-19】

Go To トラベル、札幌と大阪3週間除外

政府は24日、観光支援事業「Go To トラベル」の対象から札幌、大阪2市を一時除外すると正式決定した。新規予約は24日から12月15日まで3週間停止。予約済み旅行は12月1日現地着分まで割引を有効とし、それ以降は無効になる。利用者にキャンセル料の支払いは求めず、国が宿泊施設や旅行業者に代金の35%を補償する。2市を出発する住民の旅行は割引を認めるが、全国知事会は制限を検討するよう政府に求めた。

新型コロナウイルス感染拡大を受けた措置。感染者数が多い東京都の扱いを巡っては、小池百合子知事と菅義偉首相が官邸で会談したが、結論を持ち越した。《共同通信》

国内新規感染1228人

国内の新型コロナウイルスの感染者は24日、40都道府県と空港検疫で新たに1228人確認された。秋田県で初の死者が出るなど、亡くなった人は8道府県で19人に上った。

北海道では全国最多の216人が新たに感染した。職員11人の感染が判明した清水町は同日、役場庁舎などを閉鎖。札幌市の高校などでは、クラスター(感染集団)が確認された。

東京都では新たに186人の感染が確認され、8日ぶりに200人を下回った。ただ、都内の入院患者は1583人で、8月26日以来、約3か月ぶりに1500人を超えた。

大阪府の新規感染者は210人で、8日連続で200人を超えた。《読売新聞》

【日経平均終値】2万6165円59銭

連休明け24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。終値は前週末比638円22銭高の2万6165円59銭。29年半ぶりの高値水準で、バブル経済崩壊後の最高値を更新した。トランプ米大統領が民主党のバイデン次期大統領への引き継ぎ開始を容認し、政権移行手続きが正式に始まったことで安心感が広がった。新型コロナウイルスのワクチン開発進展への期待も株価を押し上げた。

値上がりは4営業日ぶりで、終値は1991年5月10日(2万6274円)以来の高値を付けた。出来高は約13億9800万株。《共同通信》

【琵琶湖】半世紀ぶり水上飛行機

水上飛行機による琵琶湖の遊覧飛行を半世紀ぶりに復活させようと、大津市は24日、乗客らを乗せてテスト飛行を行った。関西国際空港を離陸した水上機は約1時間のフライトの後、無事に大津市におの浜近くの琵琶湖畔に着水した。

テスト飛行は観光庁の実証事業の採択を受けて実施。水上機の運用は瀬戸内海で遊覧飛行を行っている「せとうちSEAPLANES」(広島県尾道市)が担った。

水上機は車輪も備える水陸両用型で、計4便にモニター客や関係者計22人が搭乗。乗客4人を乗せて関西国際空港を午前9時ごろ飛び立った第1便は京都市上空などで遊覧飛行を行い、琵琶湖に着水した。乗客は「京都を上空から見て親近感がわいた」「着水は、普通の旅客機が着地するときより衝撃が少なくて驚いた」と話していた。《産経新聞》

【プロ野球・日本シリーズ】第3戦

ソ4―0巨

ソフトバンクが快勝した。三回に中村晃の右越え2ランで先制。七回には中村晃とグラシアルの適時打でリードを広げた。先発したムーアは低めに集めた速球を軸に、7回無安打無失点の快投。モイネロ、森も走者を背負いながら無失点でつないだ。

巨人はサンチェスが七回途中3失点と踏ん張ったが、打線が八回まで無安打に抑え込まれた。

SMBC日本シリーズ2020は24日、ペイペイドームに舞台を移して第3戦が行われ、4連覇を狙うソフトバンク(パ・リーグ優勝)が8年ぶりの頂点を目指す巨人(セ・リーグ優勝)に4―0で3連勝を飾り、4年連続11度目の日本一にあと1勝とした。

ソフトバンクはムーアが7回無安打無失点の快投。モイネロ、森も無得点に抑えた。打線は三回に中村晃の2ランで先制。七回には中村晃とグラシアルの適時打で2点を加えた。巨人はサンチェスが七回途中まで3失点と踏ん張ったが打線の援護がなかった。

日本シリーズは全試合がナイターで行われ、どちらかが4勝した時点で終了する。《共同通信》

【野口聡一飛行士】宇宙ステーションで意気込み語る

米国のスペースXが開発した新型船クルードラゴンに搭乗し、3度目の宇宙滞在を始めた宇宙航空研究開発機構(JAXA)の野口聡一飛行士(55)が24日、国際宇宙ステーションから日本の報道各社向けにオンラインで記者会見し「初心に帰って、任務にまっさらな気持ちで当たりたい」と意気込みを語った。

到着から約1週間たった自身の体調については「体が慣れるまでには、もう少し時間がかかる」と苦笑い。

日本の子どもたちへのメッセージを求められると「興味のある所から宇宙に触れてもらいたい。宇宙の楽しさ、面白さをいっぱいみてほしい」と笑顔で答えた。《共同通信》

【アフガニスタン復興支援国際会議】日本、750億円支援表明

戦乱が続くアフガニスタンの復興支援国際会議が24日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部を拠点にオンライン形式で開かれた。80を超える国や国際機関が参加。茂木敏充外相はビデオ演説で、2021〜24年に7億2千万ドル(約750億円)規模の支援に努め、和平プロセスの進展があれば追加を検討する用意があると表明した。

新型コロナウイルスの影響で、全体の支援額減少が指摘されている。

国連のグテレス事務総長は基調演説で「新型コロナの感染拡大が脆弱なアフガン経済への負荷を強め、暴力も高いレベルで続いている」と強い懸念を表明した。《共同通信》

【共産党・志位和夫委員長】委員長就任から20年

共産党の志位和夫委員長(66)は24日で委員長就任から20年を迎えた。この20年間で、天皇制や自衛隊に関する基本政策を変えるなど「現実・柔軟路線」を加速させ、非自民勢力の連携に努めてきた。次期衆院選で、立憲民主党などとの共闘をどこまで深められるかが当面の課題となる。

「2000年代は自民か民主(当時)か、2大政党を選べというキャンペーンがあり、共産は厳しかった。今は共闘が当たり前で、未来に希望が持てる」。志位氏は19日の記者会見で、こう振り返った。現役党首の在任20年は、公明党の山口那津男代表の11年を大きく上回り、現役最長だ。

志位氏は20年間で「現実・柔軟路線」を相次いで打ち出した。04年には党綱領を改定し、廃止を訴えてきた天皇制や自衛隊の「当面容認」にかじを切った。自民党と民主党が激しく争う中で埋没を避け、無党派層を取り込む狙いだった。16年の通常国会以降は、天皇陛下が臨席する国会開会式にも出席している。《毎日新聞》

共産党の小池晃書記局長は24日の記者会見で、同党の志位和夫委員長が同日で就任から20年を迎えたことを受け「本当に大変な苦労の連続の20年だったなと思う。『共産党を外す』ということがあった中で粘り強く努力を続けて、ここまできたか、というのが率直な思い」と述べた。

その上で「次の総選挙で政権交代を実現するというところまでやってきた。まさにこれからが志位委員長の全面的に開花する時代と思うので、私もともに力を尽くしていきたい」と語った。《産経新聞》

【台湾】自前の潜水艦着工

台湾は24日、南部高雄市で台湾初の自前潜水艦の着工式典を開催した。蔡英文総統は台湾への軍事圧力を強める中国を念頭に「政府の国防に対する決意と、台湾が主権を守る強い意思を世界に示す」と強調し、建造を必ず成功させるよう要請した。着工に対し、中国が警戒を強める可能性がある。

台湾の造船大手、台湾国際造船が建造し、2025年の軍への引き渡しを目指す。

台湾軍は現在、1970〜80年代に購入した米国製とオランダ製の計4隻の潜水艦を有するが、いずれも老朽化。海外からの購入が困難と判断した蔡政権は、19年5月に建造のためのドック起工式を行っていた。《共同通信》

【木内幸男さん】死去

高校野球で茨城の取手二高、常総学院高の監督として春1度、夏2度の甲子園大会優勝を成し遂げた木内幸男さんが24日、肺がんのため死去した。89歳。

母校の茨城・土浦一高監督を1956年まで務めて取手二高へ。84年夏の決勝で桑田真澄、清原和博を擁した大阪・PL学園高に打ち勝ち、茨城県勢初の甲子園大会優勝に導いた。常総学院高に移り、2001年に茨城県勢初の春の優勝。03年夏は決勝でダルビッシュ有の宮城・東北高を破り、同年勇退。07年に監督に復帰し80歳の11年まで務めた。

選手一人一人を観察し、大胆な選手起用や戦法で「木内マジック」と呼ばれた。《共同通信》



11月24日 その日のできごと(何の日)