令和505日目

2020/09/16

【菅内閣】発足

自民党の菅義偉総裁(71)は16日午後、衆参両院本会議の首相指名選挙で第99代首相に選出された。菅氏は直ちに組閣を行い、皇居での首相親任式と閣僚認証式を経て、同日夜に菅内閣が正式に発足する。菅氏は新型コロナウイルス対策と経済再生に最優先で取り組む方針だ。


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菅氏は2012年12月の第2次安倍内閣発足以降、官房長官として政権を支えた。安倍晋三・前首相の辞任表明を受けた14日の自民党総裁選で、岸田文雄、石破茂両氏を破って総裁の座に就いた。連続在職が7年9か月と歴代最長に及んだ安倍氏の後を引き継ぐ。

内閣の要となる官房長官には加藤勝信厚生労働相(64)、行政改革相には河野太郎防衛相(57)を起用する。麻生太郎副総理兼財務相(79)、茂木敏充外相(64)はいずれも再任する。

新型コロナ対策の継続性を重視し、西村康稔経済再生相(57)は続投させ、自民党で対策の取りまとめにあたってきた田村憲久・元厚生労働相(55)を厚労相に再登板させる。安倍氏の実弟の岸信夫・元外務副大臣(61)を初入閣させ、防衛相に充てる。

菅氏は秋田県湯沢市出身。高校卒業後に上京。国会議員秘書や横浜市議を経て、1996年に衆院神奈川2区で初当選した。《読売新聞》

自民党の菅義偉総裁(71)は16日午後、国会で指名を受け、第99代の首相に就任した。首相は同日夕に組閣を終え、菅内閣が発足した。首相官邸で記者会見に臨んだ首相は、「国民のために働く内閣を作る」と述べ、新型コロナウイルス対策と経済再生を最優先に、行政の縦割り打破や規制改革に取り組む方針を示した。

首相はこの中で、「行政の縦割り、既得権益、悪(あ)しき前例主義を打ち破って規制改革を全力で進める」と強調した。その一環として、国民から具体的な事例を通報してもらう窓口「縦割り110番」を設置する考えを明らかにした。電話や電子メールで受け付ける方針だ。

「縦割り打破」の象徴として、「デジタル庁」を創設し、新型コロナの感染拡大で遅れが露呈した行政のデジタル化を省庁横断で一気に進める。規制改革を巡っては、携帯電話料金について、「国民の財産の電波提供を受け、携帯電話の(大手)3社が9割の寡占状態を長年にわたり維持し、世界でも高い料金で20%ほどの営業利益を上げ続けている」と批判し、対策を講じる考えも示した。

これらの課題については、ITに詳しい平井卓也デジタル改革相と、発信力の強い河野太郎行政・規制改革相に陣頭指揮を執らせる。

新型コロナ対策では、「来年前半までに全ての国民に行き渡るワクチンの確保を目指す」と語った。

早期の衆院解散・総選挙の可能性については慎重な姿勢を示したうえで、「1年以内に解散・総選挙はあるから、時間の制約も視野に入れながら考えていきたい」と述べた。

首相は、2012年12月から連続で歴代最長の7年9か月(2822日)在職した安倍晋三・前首相の後継として、63人目の首相に就任した。記者会見では、「安倍政権の取り組みをしっかり継承し、前に進めていくことが私の使命だ」と語り、前政権の経済政策「アベノミクス」を継承することを明言した。

北朝鮮による日本人拉致問題についても、「引き続き米国と緊密に連携し、不退転の決意で自らが先頭に立って取り組んでいきたい」と強い決意を示した。

首相は組閣に先立ち、公明党の山口代表と会談し、連立政権の継続を確認した。

今回の組閣では、閣僚数が1増の20人となった。19年4月に成立した特別措置法の規定に基づき、25年に開かれる大阪・関西万博の担当相を新設したためだ。閣僚20人のうち、再任や横滑り、再登板が15人おり、経験者を多く起用。初入閣は5人、女性は2人だった。《読売新聞》

初閣議・記念撮影-令和2年9月16日|政府インターネットテレビ

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トランプ氏、菅氏に祝意 日米関係強化へ協力

米ホワイトハウスは16日の声明で、首相に選出された菅義偉自民党総裁に祝意を示した。トランプ大統領は安倍晋三前首相と共に進めた自由で開かれたインド太平洋構想を引き続き追求し、日米同盟の強化や共通の目標を推進したいと表明した。日米関係はかつてなく強固だと強調し、日米関係を一層強化するため菅氏と協力することへの期待感を示した。

トランプ政権としては、強固な日米同盟の維持に向け菅氏が長期安定政権を築けるかどうかを注視している。米中対立が激化する中、対中政策での菅政権との共闘にも期待を寄せる。《共同通信》



【安倍内閣】総辞職


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安倍内閣は16日午前の臨時閣議で総辞職した。安倍首相の在職日数は、2012年12月の第2次内閣発足から連続で2822日、第1次内閣を含めると通算3188日となり、いずれも史上最長を記録した。

首相は総辞職に先立ち、首相官邸で記者団に「政権奪還以来、一日一日、全力を尽くしてきた。様々な課題に国民とともに、チャレンジすることができたことは、私の誇りとするところだ」と述べた。

臨時閣議では、総辞職にあたり首相談話を決定した。談話では政権の成果として、教育無償化や集団的自衛権の限定行使を容認した安全保障関連法の成立、環太平洋経済連携協定(TPP)の実現などを挙げた。

首相は19年11月に通算在職日数で桂太郎元首相(2886日)、今年8月に連続在職日数で佐藤栄作元首相(2798日)を抜き、それぞれ歴代1位となった。《読売新聞》

【日経平均終値】2万3475円53銭

16日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅反発した。前日の米ハイテク株高が追い風となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に様子見ムードもあった。

終値は前日比20円64銭高の2万3475円53銭。東証株価指数(TOPIX)は3.51ポイント高の1644.35。出来高は約11億6886万株だった。《共同通信》

【COVID-19】国内感染新たに551人

国内の新型コロナウイルスの感染者は16日、24都道府県と空港検疫で新たに551人が確認された。死者は福岡や東京など7都府県で13人だった。

東京都の新規感染者数は163人で、1日あたりの感染者は2日連続で100人を超えた。都によると、70~90歳代の男性3人の死亡が確認され、うち2人は入院先の病院での院内感染だった。重症患者は2人増の23人。直近1週間の平均陽性率は3・5%だった。《読売新聞》

【大相撲秋場所】4日目

大相撲秋場所4日目(16日・両国国技館)両大関は今場所初の安泰。不振の朝乃山は北勝富士を寄り倒し、初白星を挙げた。貴景勝は玉鷲を押し出して連敗を免れ、3勝1敗とした。

3関脇はそろって敗れた。正代は照ノ富士に押し出されて初黒星。照ノ富士は2勝目。御嶽海は小結隠岐の海の寄りに屈し、2敗目を喫した。隠岐の海は初勝利。新関脇の大栄翔は隆の勝に押し出され3敗目となった。

全勝は阿武咲、新入幕の翔猿と、早くも平幕2人となった。《共同通信》

【J1】C大阪が神戸を下し6連勝

明治安田J1(16日・ノエビアスタジアム神戸ほか=4試合)変則日程で、第25節のC大阪は神戸を1―0で下して連勝を6に伸ばした。退場者を出したものの柿谷のゴールを守り、勝ち点39の2位。

第24節で、3位のFC東京は大分に2―3で競り負けて勝ち点32のまま。横浜Mは清水に3―0で快勝して連敗を3で止めた。清水は7連敗。

第12節の札幌は鳥栖に2―0で勝ち、10試合ぶりの勝利を挙げた。《共同通信》

【プロ野球】

西3―1ロ(16日) 浜屋がプロ初勝利

西武が3連勝した。一回に栗山の9号ソロで先制し、五回に外崎と栗山の適時打で2点を加えた。新人の浜屋がプロ初先発で6回4安打1失点と好投し、初勝利を挙げた。ロッテは六回に中村奨の適時打で1点を返すのがやっとだった。

日4―5ソ(16日) ソフトバンクが逆転勝ち

ソフトバンクが逆転勝ちした。2―3の七回に柳田の押し出し四球で追い付き、続くデスパイネの2点適時打で勝ち越した。3番手の高橋礼が4勝目を挙げ、森が21セーブ目。日本ハムは継投に失敗して5位に転落した。

オ2―0楽(16日) 田嶋がプロ初完封

オリックスは田嶋がプロ初完封で7月4日以来の2勝目。力のある直球を軸に単打2本に抑え、二塁を踏ませなかった。五回に杉本が今季初本塁打の先制ソロを放ち、七回は伏見もソロ。3連敗の楽天は今季初めて負け数が先行した。

巨7―6神(16日) 巨人、8年ぶりの9連勝

巨人が8年ぶりの9連勝。二回に田中俊の1号ソロで先制し、四回に立岡の適時打で1点、五回に若林と田中俊の適時打、立岡の1号3ランで5点を加えた。田口は八回途中4失点で4勝目。阪神は投手陣が崩れ、反撃も及ばなかった。

広9―2中(16日) 広島、3本塁打で大勝

3本塁打の広島が大勝した。一回はピレラが先制打を放ち、四回は松山の2ランと磯村のソロで3点。六回は長野の2点打、七回もピレラのソロで加点した。野村は5回2/3を2失点で5勝目。中日は岡野が崩れ、救援陣も粘れなかった。

ヤ3―2D(16日) ヤクルト、連敗6で止める

ヤクルトが逆転勝ちで連敗を6で止めた。1―2の七回にともに代打の荒木、宮本の適時打で2点を奪った。4年ぶりに登板した歳内は5回2失点。梅野が今季初勝利、石山が10セーブ目を挙げた。DeNAは早めの継投が裏目に出た。

【JR西日本】過去最大の赤字へ

JR西日本は16日、新型コロナの影響で未定としていた2021年3月期連結決算の業績予想を公表した。純損益は2400億円の赤字(前期は893億円の黒字)で、1987年に国鉄から民営化して以降最大となる。新型コロナ感染拡大による外出自粛が直撃、旅行や出張目的の鉄道利用は低迷が続くと予想した。

鉄道利用者の減少は長期化が避けられず、ダイヤや運賃見直しなど抜本的な経営改善策が急務となる。大阪市の本社で記者会見した倉坂昇治取締役専務執行役員は「将来必ずしもコロナ禍以前の状況に戻らない可能性があるが、施策を積み重ねて鉄道を利用してもらうようにしたい」と述べた。《共同通信》

【JR東日本】4180億円の赤字

JR東日本は16日、これまで未定としていた2021年3月期連結業績予想を発表し、純損益が4180億円の赤字(前期は1984億円の黒字)に転落するとの見通しを示した。新型コロナウイルスの感染拡大による鉄道利用者の激減が響き、通期では1987年の民営化以降で初めての赤字となる。

JR東は、21年3月期の連結売上高が前期比34.5%減の1兆9300億円、本業のもうけを示す営業損益が5千億円の赤字(前期は3808億円の黒字)になると見込んだ。《共同通信》

【兵庫県】西部で10万世帯が停電

16日午後3時半ごろ、兵庫県の姫路・西播磨地域で約10万世帯が停電した。たつの市や宍粟市、相生市、兵庫県太子町で各1万世帯を超えるなど5市3町に及び、約1時間10分後に復旧した。関西電力送配電によると、西播変電所(相生市)での作業ミスが原因という。

停電があったのは、たつの市=約3万3570世帯▽宍粟市=約2万590世帯▽相生市=約1万4200世帯▽太子町=約1万2050世帯-など。

同社によると、西播変電所では当時、電線の取り換え作業などをしていた。作業終了後、安全対策の装置を取り外すのを担当者が忘れ、そのまま電気を通したためショートしたという。

この停電により、官公庁や病院などは非常用電源で対応し、信号機が動かなくなった交差点では警察官が誘導に当たった。各市町などへの取材では、目立ったトラブルはなかった。《神戸新聞》

【中国】モンゴルの干渉に警告

中国の内モンゴル自治区においてモンゴル族が標準中国語(漢語)教育の強化に反発している問題で、中国政府は16日までの王毅国務委員兼外相の隣国モンゴル訪問に合わせ、口出ししないよう経済制裁もちらつかせて警告した。「戦狼」と呼ばれる強硬な外交姿勢に反発が拡大。両国関係の火種となる可能性もある。

内モンゴル自治区では9月から中国語教育が強化され、母語のモンゴル語が失われると恐れたモンゴル族は授業のボイコットなどで抵抗。国籍は異なるが、言語や文化が近い隣国のモンゴル人の間で同情が広がり、連帯を示す抗議の動きが波及している。《共同通信》



9月16日のできごと