令和439日目

2020/07/12

この日のできごと(何の日)

【熊本豪雨】死者62人に

九州に甚大な被害をもたらした豪雨で、熊本県は12日、新たに八代市で1人の死亡を確認、県内の死者は62人となった。また、判明した死因の内訳も公表。8割の50人が溺死や溺死疑いだった。

九州豪雨の死者は、熊本県のほか、福岡県2人、長崎、大分両県がそれぞれ1人で計66人。行方不明は熊本県6人、大分県5人、鹿児島県1人となっている。

熊本県によると、死者62人のうち、死因が判明したのは60人。同県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」で死亡した全14人を含む42人が溺死で、8人が溺死疑い。このほか窒息死疑い6人、圧死2人など。35人が屋内で見つかった。

国土交通省によると、12県の101河川の氾濫を確認し、全国で少なくとも1550ヘクタールが浸水した。土砂災害は27府県の計282カ所で発生したとしている。

気象庁によると、九州を含む西日本、東日本では同日も局地的に雷を伴う非常に激しい雨が降るとみられる。これまでの大雨で土砂災害の危険度が高まっており、引き続き厳重な警戒が必要だ。《産経新聞》

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【プロボクシング】国内興行再開

新型コロナウイルス感染拡大の影響で2月を最後に中断していたプロボクシングの国内興行が12日、愛知県の刈谷市あいおいホールで再開された。中日本新人王の予選で観客を入れず、5試合を行った。

感染防止対策が徹底された。会場では換気のためドアを開け放し、選手控室の代わりに会場内をジムごとにパーテーションで仕切って密集を避けた。審判は試合ごとに靴を消毒、シャツを交換した。

ミニマム級の4回戦に出た松本幸士(30)は判定で勝利が分かった瞬間に雄たけびを上げ、注意される場面も。「感情が爆発してしまった。(無観客は)逆にセコンドの声が聞こえたので集中できた」と話した。《共同通信》

【J1】

明治安田J1第4節最終日(12日・埼玉スタジアムほか=7試合)浦和は鹿島を1―0で振り切り、首位川崎と勝ち点10で並んだ。鹿島は開幕4連敗。C大阪は名古屋に0―2で敗れ、開幕からの連勝は3で止まった。FC東京は横浜Mに3―1で逆転勝ちした。

G大阪は渡辺の勝ち越しゴールで清水に2―1で競り勝ち、再開後の初白星。横浜FC―仙台、鳥栖―広島、湘南―札幌の3試合は引き分けた。《共同通信》

【プロ野球・12日】

ソ6―1楽

ソフトバンクが今季初の3連勝で勝率を5割に戻した。一回に柳田のソロで先制し、二回は甲斐の犠飛と周東の適時打で加点。六回は松田宣、甲斐の連続適時打で突き放した。石川は7回1失点で2勝目。楽天は完敗で今季初の3連敗。

ロ5―8西

西武は1―2の三回に外崎の2点二塁打と栗山の3号3ランで5点を挙げ逆転し、六回にスパンジェンバーグの3号2ランで差を広げた。五回途中から好救援した平井が2勝目。ロッテは初登板したフローレスが3回6失点と崩れた。

オ2―1日

オリックスの山本が速球を軸に4安打1失点、13三振を奪い、今季初完投で3勝目。チームは3連勝で単独5位。二回に山足の適時二塁打で先制し、安達の中前打で加点。日本ハムは打線が振るわず、今季初の3連敗で最下位に沈んだ。

巨2―3ヤ

ヤクルトが今季初の4連勝で首位浮上。一回に村上の適時二塁打で先制し、三回に青木のソロ、五回に村上の適時打で加点した。高梨は5回2失点で今季初勝利。救援陣が無失点でつないだ。巨人は攻守にミスが出て4連敗で2位転落。

神2―1D

阪神は岩貞が8回無失点で2勝目。変化球がさえて的を絞らせず散発3安打に封じた。スアレスが4年ぶりのセーブ。六回に左前打で均衡を破った大山が八回は右翼線二塁打で加点。DeNAは平良が好投したが、九回の1得点どまり。

中2―7広

広島は一回に西川の二塁打で先制し、三回は鈴木誠の適時打で加点。2―1の七回は西川、鈴木誠の連続二塁打などで4点を奪った。遠藤は6回1失点で今季初勝利。中日は三回無死満塁で1点に終わり、3カード連続で負け越した。

【鹿児島県知事選】塩田康一氏が初当選

任期満了に伴う鹿児島県知事選は12日投開票の結果、新人で元九州経済産業局長塩田康一氏(54)が、再選を目指した自民、公明推薦の現職三反園訓氏(62)、元知事伊藤祐一郎氏(72)ら計6氏を破り初当選した。与党は2016年の前回知事選に次いで敗北。地方での「安倍離れ」が進んだ格好で、年内にも取り沙汰される衆院解散・総選挙の時期など戦略に影響を与える可能性もある。

投票率は49・84%で、参院選との同日選となった前回16年の投票率56・77%を下回った。

塩田氏は県経済の立て直しなどを訴えたほか、現職や元職を念頭に「今でもない、前でもない」と県政刷新を掲げた。《共同通信》

【F1・シュタイアーマルクGP】

自動車のF1シリーズ第2戦、シュタイアーマルク・グランプリは12日、オーストリアのシュピールベルクで決勝が行われ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が3位に入り、ホンダにとって今季初の表彰台となった。同僚のアレクサンダー・アルボン(タイ)は4位だった。

アルファタウリ・ホンダはダニール・クビアト(ロシア)が10位、ピエール・ガスリー(フランス)が15位。メルセデスのルイス・ハミルトン(英国)が今季初勝利、通算85勝目を挙げた。《共同通信》

【中国】バス転落は「故意」

中国貴州省安順市で7日に学生ら21人が死亡したダム湖への走行中のバス転落で、地元当局は12日、水死した運転手の男(52)が生活への不満から故意にバスを転落させたと発表した。

当局によると、男は4年前に離婚。7日に行政窓口に電話し、借りていた公営住宅が近く取り壊されることや、新たに公営住宅を借りられないことへの不満を訴えていた。

男は7日午後、路線バスの速度を落として周囲の車が途切れるのを待ち、突然向きを変え加速。対向車線を横切ってガードレールを突き破り、ダム湖に突っ込んだ。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染409人

国内では12日、新型コロナウイルスの感染者が、新たに24都道府県で計409人確認された。東京が最多の206人で半数を占め、大阪32人、埼玉、千葉両県でそれぞれ31人と続いた。《読売新聞》

大阪府は12日、32人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。緊急事態宣言の解除後では最多。感染状況を判断するための独自基準「大阪モデル」に基づき、警戒を呼び掛ける「黄信号」が点灯した。

府は対策本部会議を急遽開催。吉村洋文知事は「いわゆる夜の街関連、若者の間で感染が広がってきている。震源地はある程度分かっているので、ピンポイントで抑えていく」と表明した。ただ、特定の業種への休業要請や外出自粛の要請はしない方針。《産経新聞》

東京都で12日、新型コロナウイルスの感染者が新たに206人報告されたことが関係者への取材で分かった。200人台は4日連続。累計では7927人となった。

都によると、206人のうち、感染経路が不明なのは半数近い92人。30代以下の若年層は154人で、約7割を占めた。重症者はいなかった。12日時点の入院患者は580人で、うち5人が重症。

都内の感染者数は5月25日の緊急事態宣言解除後に増加傾向が続き、今月に入ってさらに増えている。東京から各地への波及も懸念され、都は不要不急な他県への移動を控えるよう都民に呼び掛けている。《共同通信》

枝野氏、東京に緊急事態再発令を

立憲民主党の枝野幸男代表は12日、新型コロナウイルスの新規感染者が増加している東京都を対象に、緊急事態宣言を再発令すべきだとの認識を示した。視察先の千葉市内で記者団に「何もせずに放置している状況は許されない。少なくとも東京を中心にして緊急事態宣言を出すべき客観的な状況だ」と述べた。

再発令を否定する政府に対し「政府と東京都はデータを示して、第1波の時とは違うことを具体的に説明する責任がある」と強調。「それなしに感染者が増えたら明らかな政治責任だ」とも指摘した。《共同通信》



7月12日 その日のできごと(何の日)