令和411日目

2020/06/14

この日のできごと(何の日)

【COVID-19】東京都、新たに47人感染

東京都は14日、新たに47人の新型コロナウイルスの感染が報告されたと発表した。このうち18人は、新宿のホストクラブに勤務する20~30代のホストの男性だった。店側の協力を得て、症状が出ていないスタッフも含めて全員を検査した結果、判明したという。18人は、全員がほぼ無症状だった。

都内で報告された1日の感染者が40人を超えたのは、5月5日以来。都の担当者は「今までにないような幅広い網をかけて検査を実施した結果、数字が跳ね上がったとみており、ただちに感染拡大と結び付けられない。今後の感染者の増減を注視していく必要がある」と述べた。

47人のうち、ホスト18人を含め、接待を伴う飲食店の従業員や客ら、夜の繁華街に関連する人は10~30代の男女32人に上った。ほとんどが新宿エリアの店とみられる。このほか、院内で集団感染が起きた武蔵野中央病院の患者やスタッフらが5人、家庭内感染が3人などだった。

6月8日~14日の1週間単位では、感染者の合計161人のうち、夜の繁華街に関連する人は65人を占めた。8~9割が新宿エリアだったという。《産経新聞》

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【全日空・スーパードルフィン】引退

「スーパードルフィン」の愛称で親しまれた全日空のボーイング737―500が14日午後の福岡発羽田行き254便を最後に引退した。1995年、国内線向けに就航。126席で小回りの利く機体を生かし、グループで計25機がローカル路線を中心に活躍。航空機の寿命とされる20年程度が過ぎ、順次退役が進んでいた。

ラストフライトとなった機体の総飛行時間は4万5000時間超。エンジンを覆う「エンジンカウル」にイルカがペイントされたおなじみの姿で、航空ファンらで満席だった。小雨が降る羽田の展望デッキはカメラ姿のファンが埋め尽くした。《共同通信》

【東京都渋谷区】人種差別抗議デモ

米国で起きた白人警官による黒人暴行死事件を受け、東京都渋谷区の代々木公園周辺で14日、人種差別に抗議するデモがあった。会員制交流サイト(SNS)での呼び掛けなどで、在日外国人や日本の若者らを中心に千人を超える規模の人が集まった。

抗議活動は欧米各国で広がっており、日本でもこれまでに東京、大阪で相次いで開催。14日の東京でのデモは参加者が大幅に増加した。

米国在住の経験がある横浜市のフリーターB子さん(25)は「日本では、この問題を対岸の火事として見ていると感じる。『かわいそうに』で終わらせたくないので参加した」と話した。《共同通信》

【三重県警】伊勢神宮侵入疑いで31歳男逮捕

三重県警伊勢署は14日、伊勢市の伊勢神宮内宮に参拝時間後に侵入したとして、建造物侵入の疑いで、愛知県豊田市、自称会社員A容疑者(31)を逮捕した。同署によると「どうしても参拝したかった」と容疑を認めており、詳しい動機を調べている。

逮捕容疑は同日午後6時20分ごろ、正当な理由なく木柵を越えて伊勢神宮の内宮に侵入した疑い。

伊勢署によると、A容疑者は内宮入り口の川に架かる宇治橋を渡ろうとして衛士に制止された後、何らかの方法で川を渡ったとみられ、内宮敷地内に入ったところを別の衛士が見つけ通報した。

参拝終了時間は現在、新型コロナ対策で午後3時まで。《共同通信》

【ラグビー・福岡堅樹選手】「7人制から引退」

ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会で活躍した福岡堅樹(27)=パナソニック=が14日、オンラインで記者会見し、7人制の東京五輪出場を断念すると表明した。新型コロナウイルスの影響で来夏に延期となったことが理由と説明し「7人制日本代表から引退する。こういう運命だったと受け入れることができた」と述べ、以前から志す大学医学部進学に備える考えを示した。

来年1月の開幕で検討されている来季のトップリーグは「最高のパフォーマンスができるように準備したい」とプレーする意向。大学受験や15人制を退くタイミングは明言しなかった。《共同通信》

【北朝鮮による日本人拉致事件】被害者家族「政府は実行あるのみ」

北朝鮮による拉致被害者の家族や支援者が14日、東京・新宿のJR新宿駅前で署名活動を実施した。昭和52年11月に北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の父、滋さんが5日に死去。長く膠着(こうちゃく)状態が続く拉致の一刻も早い解決に向け、政府の積極的な取り組みの必要性を訴えるとともに、世論の後押しを求めた。

小雨が降るなか、街頭に立った増元るみ子さん(66)=同(24)=の弟、照明さん(64)は冒頭、滋さんを追悼。るみ子さんの顔写真を胸に掲げ、「政府関係者や政治家から『残念だ』『遺憾だ』『痛恨の極みだ』などという言葉があったが、もう言葉はいらない。実行あるのみだ」と声を張り上げた。

署名活動を主催した支援組織「桜応援団」(近藤誠代表)によると、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、これまで月1回ペースで主に都内で行ってきた署名活動が4月、5月と中止に。都が休業要請緩和の第3段階「ステップ3」に移行し、3カ月ぶりの開催となった。

関係者は「この間、滋さんの死去という悲しい出来事があり、今日はより強い決意で臨んだ」と話す。

救出運動の「象徴」として全国を飛び回り、署名や講演活動にいそしんできた滋さんの死去で、そもそも拉致問題を知らない若い世代を中心に今後、国民にどのように拉致問題を浸透させるかは重要な課題となる。《産経新聞》

【指原莉乃さん】SNSに横田早紀江さん会見フル動画

タレント指原莉乃が14日、ツイッター投稿で、拉致被害者・横田めぐみさんの父滋さんが亡くなり、9日に母早紀江さんと双子の弟・拓也さん、哲也さんが行った会見のノーカット動画へのリンクを投稿した。

指原は「会見のフルです。たくさんの若い人に知って欲しい、見て欲しいです。自分の家族だったら?友達だったら?色んなことを考えると思います」と記した。

指原はこのツイートを投稿する前に、フジテレビ系「ワイドナショー」(日曜、前10・00)で拉致問題について語っていた。自身も会見のノーカット版を見たことを明かし「早紀江さんが『ありがとうございます』と色んな所に感謝の言葉を言って、拓也さん、哲也さんの力強い言葉を聞いて、何も思わない日本人っていないなって思ったんですよね」と真剣な表情を見せた。

拓也さん、哲也さんが「一枚岩になって」という言葉を使ったことが印象に残ったとし、「若い人たちも知らなくてはいけないことなんだなって思いました」とメッセージ。共演した俳優・武田鉄矢が、拉致の現場とされる場所を訪れた経験を語り、早紀江さんの冷静な口調を絶賛すると、うなずきながらそっと涙を拭っていた。《デイリースポーツ》

【日本クルド文化協会】声明発表

日本政府、国会、警察庁、及び関係各所各位

この度先月30日の渋谷警察署前におけるクルド人のデモに関する当協会としての見解を発表いたします。関係各所へ事実確認に時間がかかり大変遅くなってしまいました。まず、当協会はデモを支持する立場ではなく、いかなる関与もしていないことを明確に申し上げます。

今回の騒動の発端になったクルド人の行為は、日本の法律・慣習に照らし合わせて、擁護する余地はありません。もし彼が交通規則を守り警察の要請に適切に対応していれば、警察官もあのような対応に出たのか疑問があります。

当協会はトルコ、イラン、イラク、シリア政府のクルド人弾圧への抗議運動を度々主催しておりますが、参加者はクルド人が大多数で、一部支持者の日本人が含まれるという構図になっております。今回の渋谷警察署前でのデモは日本人参加者が大多数を占めていましたが、普段クルド人の支援活動には参加されていない方々ばかりであったと確認しております。今回のような正当な理由があるとは言い難いデモはかえって在日クルド人への偏見を助長したように思われます。

在日クルド人は日本の法律・慣習を尊重いたします。当協会はこれからもクルド人が日本社会で軋轢を起こすことがないよう指導して参ります。一部の方々が今回の件に際してクルド人に関する誤った情報を拡散していますが、こちらについても控えていただきますようお願いいたします。

残念ながら、今回の件に関して、日本のメディアや学術機関、その他組織から、クルド人コミュニティとしての見解について取材がありませんでしたが、ここに当協会としての見解を表明いたします。

日本クルド文化協会



6月14日 その日のできごと(何の日)