令和292日目

令和2年2月16日(日)

2020/02/16

【新型肺炎】

中国本土の死者、1665人に

中国国家衛生健康委員会は16日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染者が中国本土で累計6万8500人、うち死者が1665人に上ったと発表した。いずれも16日午前0時(日本時間同1時)時点。感染者は前日から2009人、死者は142人それぞれ増加した。

現時点で感染が疑われる事例は8228人と減少が続いているが、重症者は1万1000人を超えている。感染拡大が深刻な武漢市を含む湖北省では、感染者が1843人、死者が139人それぞれ増えた。

一方、中国共産党の理論誌「求是」(電子版)は16日までに、習近平国家主席による演説内容を掲載。その中で、習氏が1月7日時点で新型肺炎に関する対策を指示していたと強調した。従来、1月20日に習氏が対策を指示してから中国政府の動きが本格化したとみられていたが、これよりも早く指示を出していたと主張した形だ。初動が遅れたとの批判をかわす狙いがあるとみられる。《産経新聞》

東京都、医師含む5人が新たに感染

東京都は16日、都内に住む60代の男性医師1人を含む計5人の新型コロナウイルス感染が新たに判明したと発表した。いずれも重症ではない。都によると、医師はすでに感染が確認されている50代女性と食事をしていた。この女性は同じ病院に勤務している看護師で、複数のタクシー運転手らの感染が判明している屋形船での新年会に参加していた。都は屋形船で感染が広がった可能性があるみている。

都によると、医師以外の4人の内訳は、2人が都内在住で新年会に参加した60代男性運転手と、別の運転手の家族の30代男性。このほか都内在住の30代の男性会社員、埼玉県のハイヤー運転手の60代男性で、都は勤務状況や、他人との接触状況を調べている。《産経新聞》

台湾で初の死者

台湾の陳時中衛生福利部長(厚生労働相に相当)は16日、新型コロナウイルスに感染した中部在住の60代男性が15日夜に死亡したと発表した。台湾での感染者の死亡は初めて。男性に海外渡航歴はなく、すでに確認されている感染者との接触歴もないため、感染の経路は不明。B型肝炎と糖尿病の病歴があり、2月3日に呼吸切迫で病院を受診し、入院していた。《産経新聞》

クルーズ船で新たに70人感染

厚生労働省は16日、新型コロナウイルスの感染が拡大しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で、新たに70人の感染が確認されたと明らかにした。これまでに延べ1219人を検査し、感染者は計355人となった。

厚労省によると、70人の内訳は乗客69人、乗員1人。うち日本人は32人で他は米国やカナダなど。38人は発熱やせきなど症状がなかった。

また、これまでにクルーズ船で重症となっているのは16日時点で60~80代の19人で、日本人11人を含む。このうち新型コロナウイルスの陽性は18人、陰性が1人。《共同通信》

ホテル消毒作業を説明

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中国から政府チャーター機第1便で帰国した日本人が一時滞在した千葉県勝浦市の「勝浦ホテル三日月」で16日、政府からの委託で消毒作業に当たっている業者が作業手順を報道陣に説明した。

ホテルには1月29日以降、最大191人が宿泊し、うち3人に陽性反応が出た。既に全員が退去しており、消毒作業は15日から開始。約170の客室に加え、滞在者が使っていない大浴場や宴会場も含めた全館が対象で、21日に終える見込み。 説明は消毒済みの客室で行われた。

マスクをした作業員が、消毒液を含んだ布でドアやトイレを拭き、消毒液を布団に吹きかけた。《共同通信》



【とやま・なんと国体2020】開幕

第75回国民体育大会冬季大会スキー競技会「とやま・なんと国体2020」は16日、富山県の南砺市福野体育館で開始式が行われ、開幕した。47都道府県から約1800人の選手、役員が参加し、競技は17日から19日まで南砺市のたいらスキー場などで実施される。

富山県での開催は20年ぶり3度目。距離の成年男子Aに出場する広瀬崚(富山・早大)が「磨き上げた力を存分に発揮し、ふるさと富山の地で最後まで正々堂々と滑り抜くことを誓います」と選手宣誓した。《共同通信》

【全日本モーグル】男女とも連覇

フリースタイルスキーの全日本選手権モーグル最終日は16日、秋田県仙北市のたざわ湖スキー場で非五輪種目のデュアルモーグルが行われ、男子は堀島行真(中京大)が3連覇し、前日のモーグルとの2冠を達成した。2位は杉本幸祐(デイリーはやしや)で、3位は四方元幾(豊田合成)。

女子は星野純子(リステル)が2年連続で優勝した。17歳の梶原有希(ばんけい)が2位、冨高日向子(多摩大)が3位で、前日のモーグルを制した川村あんり(ジョックス)は4位だった。《共同通信》

【立憲民主党】党大会

立憲民主党は16日、党大会を東京都内で開いた。枝野幸男代表は演説で、次期衆院選に向け「全ての取り組みを政権交代への準備につなげる。政権を必ず担う」と決意を表明した。「理念・政策をぶれることなく貫き、旗をより一層高く掲げる」とも述べた。国民民主党との合流協議が頓挫したことを踏まえ、野党結集を優先した政策変更を強く否定した形だ。

党大会では政権獲得を目標に掲げた2020年の活動方針を決定した。

枝野氏は演説で、次期衆院選に関し「これまで以上に国会、選挙区、政権構想での連携を前進させ、野党をまとめ上げる」と力説した。《共同通信》

【北朝鮮・金正恩委員長】3週間ぶりに登場

北朝鮮の金正日総書記の生誕78年に当たる16日、朝鮮中央通信は、金正恩朝鮮労働党委員長が、正日氏と金日成主席の遺体を安置した平壌の錦繍山太陽宮殿を参拝したと報じた。正恩氏の動静が伝えられるのは、1月25日に旧正月の記念公演を観覧したと翌日に報じられて以来、3週間ぶり。

北朝鮮は、隣国の中国での新型コロナウイルスの感染拡大を受けて「国家非常防疫体系」への転換を宣言し、中国との国境を事実上封鎖するほど、国内への感染流入に神経をとがらせている。正恩氏自身も公の場での活動を最小限に抑えているとみられている。

例年は正日氏の誕生日前日に祝賀のための中央報告大会が開かれてきたが、今年は大会開催について報じられていない。正恩氏はこれまで同宮殿を参拝する際、大勢の党や軍幹部を引き連れていたが、今回公開された写真では、随行者は党の主要幹部18人に限られた。行事で大勢が集まることを避けているもようだ。

16日付の党機関紙、労働新聞は「公共の場所でマスクを着用しない一部の人々の誤った行動」を批判する記事を掲載した。北朝鮮はこれまで新型肺炎の発症者はいないと主張している。《産経新聞》



2月16日のできごと