令和291日目

令和2年2月15日(土)

2020/02/15

【新型肺炎】

中国本土の死者1523人に

中国国家衛生健康委員会は15日、新型コロナウイルスの感染者が中国本土で6万6492人、うち死者が1523人に上ったと発表した。いずれも15日午前0時(日本時間同1時)時点。感染者は前日から2641人、死者は143人それぞれ増加した。重症者が1万1千人を超えており、今後も厳しい状況が続きそうだ。

ただ統計上、感染が疑われる患者数に関しては、17日ぶりに1万人を割り込み、1日あたりの増加幅も5日連続で縮小している。

一方、14日までに感染者372人が確認された北京市では同日、帰省先などから戻る人に自宅や施設で14日間の経過観察を行うことが義務付けられた。《産経新聞》

中国、肺炎対策の成果誇示

中国の王毅国務委員兼外相が15日、ドイツ南部ミュンヘンで開催中の「ミュンヘン安全保障会議」で演説した。王氏は中国から世界に感染が拡大した新型コロナウイルス対策について「世界的な規模での感染拡大を効果的に食い止めた」と成果を誇示。肺炎対策で「勝利する決意に満ちている」とアピールした。 一方で、王氏の演説とは別に、世界保健機関(WHO)など公衆衛生の専門家が集まった会合では、現状ではワクチンもなく、医療体制が脆弱なアフリカなどに感染が拡大すれば危機は深まるとの指摘や、国際社会の団結した対策が不可欠との声が相次いだ。《共同通信》

名古屋の60代女性、感染を確認

名古屋市は15日、市内に住む60代の日本人女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。14日に感染が確認された60代の日本人男性の妻で、男性と共に米ハワイから今月帰国、その後発熱した。

同市によると、夫妻は1月下旬にハワイに渡航。男性はハワイ滞在中の現地時間の今月3日に風邪のような症状があった。夫妻は7日に帰国。男性は8日、39度の発熱があり、女性は13日に救急搬送され入院した男性に付き添い、同日夜、微熱と頭痛があった。

14日に37.6度の発熱があり、市内の医療機関を受診。15日に市衛生研究所の検査で陽性と判定された。《共同通信》

和歌山、医師夫妻ら感染5人に

和歌山県は15日、外科医が新型コロナウイルスに感染した同県湯浅町の済生会有田病院の関係者で新たに3人の感染が確認され、感染者は5人になったと発表した。3人は同じ外科の50代男性医師と50代の妻、入院患者の60代男性。いずれも軽症とみられる。

仁坂吉伸知事は記者会見し「院内でうつったと考えられる」と述べた。院内感染が明らかになるのは国内初。新たに感染が確認された入院患者は外科病棟に入院しており、最初に感染が分かった医師とは濃厚接触があった。これまでにウイルス検査をしたのは11人で、6人は陰性だった。《共同通信》

フランスで中国人観光客が死亡

フランス政府は15日、新型コロナウイルスに感染した中国人観光客が死亡したと発表した。ビュザン保健相によると、欧州での死者確認は初めて。アジア以外の地域でも初めてとなるという。

死亡したのは、中国湖北省出身で80歳の男性。1月16日に渡仏した後、ウイルス感染が確認され、25日からパリの病院に隔離入院していた。ビュザン氏は記者団に、「数日前から重篤な状態に陥っていた」と述べた。男性の娘も感染が確認され、入院している。《産経新聞》



【世田谷一家殺害事件】現場にフェンス

東京都世田谷区で2000年12月、会社員宮沢みきおさん=当時(44)=の一家4人が殺害された事件で、都は15日、老朽化した現場住宅の周囲に安全確保のためフェンスを設置した。警視庁の証拠収集が終わり、先月中に取り壊される方向だったが、事件の風化を懸念する遺族が保存を求め、当面の延期が決まっていた。

現場では15日午前から、外壁に亀裂が入るなどした住宅を取り囲むように、高さ2メートルほどのオレンジ色のフェンスを作業員らが取り付けた。

都などによると、現場は事件当時、都立公園の予定地で、都が土地を買収。一家は引っ越しや住宅の取り壊しをする前に被害に遭った。《共同通信》

【プロ野球】楽天、ヤクルトが野村克也さんを追悼

プロ野球で選手、監督として活躍し、11日に死去した野村克也さんが指揮を執った楽天とヤクルトが15日、楽天が春季キャンプを行う沖縄県金武町で練習試合を行い、試合前に黙とうをささげるなどして偉大な足跡を残した元監督を追悼した。

スコアボードの上には半旗が掲げられ、両チームとも喪章をつけて試合に臨んだ。現役時代に抑えに抜てきされたヤクルトの高津臣吾監督は「グラウンドに立てる幸せを改めて感じた。今後、いい試合を見せられたら」と述べた。楽天で教えを受け、今季ヤクルトへ移籍した嶋基宏捕手は先発出場し「いい姿を見せたいと思い、いつも以上に気持ちが入った」と振り返った。《共同通信》

【西大寺会陽】

冬の寒さの中、白いふんどし姿の男たちが福男を目指して、投下される「宝木」を激しく奪い合う奇祭「西大寺会陽」が15日夜、岡山市東区の西大寺観音院で開かれた。室町時代から続く伝統行事で「裸祭り」として知られる。

参加者は約1万人。2016年に国の重要無形民俗文化財に指定され、今年で511回目となる。西大寺では室町時代、配った守護札を信者が奪い合ったため頭上から投げ入れるようになった。

男たちは「わっしょい、わっしょい」と声を張り上げながら、次々と境内へ。本堂の中に入り、身を清めるための冷たい水を掛けられ、叫びながら士気を高めた。《共同通信》

【茂木敏充外相】米韓外相と会談

茂木敏充外相は15日午前(日本時間同午後)、訪問先のドイツ南部ミュンヘンで米国のポンペオ国務長官、韓国の康京和外相と会談し、朝鮮半島の非核化に向け3カ国で引き続き連携していくことで一致した。世界各地で拡大する肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染阻止に向け、中国の取り組みを支持した上で、国際社会として支援していくことも確認した。

茂木氏は康氏とも個別に会談した。両氏はいわゆる徴用工訴訟問題について、韓国最高裁に賠償を命じられた日本企業に実害が及ばないよう早期解決が重要との認識で一致した。康氏は日本による輸出管理厳格化の撤回を改めて求めた。

一方、茂木氏は、東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水浄化後の処理水について、韓国側が風評被害をあおるような発信をしていることを念頭に、科学的根拠に基づく正確な情報発信を求めた。

茂木氏はポンペオ氏とも立ち話をし、米国で今年開催する先進7カ国首脳会議(G7サミット)を控え、強固な同盟関係の下で日米が引き続き緊密に連携することを確認した。一連の会談は、16日まで開催中の「ミュンヘン安全保障会議」にあわせて行われた。

茂木氏はこの後、中国の王毅国務委員兼外相とも会談。新型コロナウイルスの感染拡大阻止に向けた対応や、4月に予定される習近平国家主席の国賓での来日に向けて話し合う見込みだ。《産経新聞》

【茂木敏充外相】中国・王毅国務委員兼外相と会談

茂木敏充外相は15日(日本時間16日未明)、訪問先のドイツ・ミュンヘンで、中国の王毅国務委員兼外相と会談し、4月に見込まれる習近平国家主席の国賓来日に向けた準備を予定通り進めることで一致した。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が広がる中でも、実現を目指す方針を確認した形。新型肺炎の拡大阻止へ緊密連携も申し合わせた。茂木氏は、中国政府の取り組みを全力で支援する考えを伝えた。

習氏来日を巡っては、今月中旬に北京で開く予定だった準備会合を延期しており、日本政府内には先送り論が浮上。今回の外相会談での協議が注目されていた。《共同通信》

【自民党】首相のやじに苦言

自民党内で15日、安倍晋三首相が衆院予算委員会で立憲民主党の辻元清美氏に「意味のない質問だ」と飛ばしたやじに対し、苦言が相次いだ。石破茂元幹事長は鳥取県米子市で記者団の取材に「長く国会議員をしているが初めて聞いた。野党議員も全国民の代表者。敬意を持つのが当然だ」と指摘した。

中谷元・元防衛相は高知市で、辻元氏が「タイは頭から腐る」と首相を非難した予算委発言を踏まえ「タイは腐ってもタイ。泰然自若として、ユーモアで返すくらいの度量が必要だ」と首相に寛容さを求めた。

森山裕国対委員長は鹿児島県で講演し「与党も野党も政府も不規則発言はいけない」と自制を促した。《共同通信》



2月15日のできごと