2019 令和元年10月11日(金)のできごと(何の日)

令和164日目

令和元年10月11日(金)

2019/10/11

【大川小津波訴訟】市と県への賠償命令確定

東日本大震災の津波で計84人が犠牲となった宮城県石巻市立大川小を巡り、児童23人の遺族が市と県に損害賠償を求めた訴訟で、最高裁第1小法廷(山口厚裁判長)は10日付の決定で市と県の上告を棄却した。市と県に計約14億3617万円の支払いを命じた2審・仙台高裁判決が確定した。

2審判決は東日本大震災の津波訴訟で初めて、地震前に対策を怠った注意義務違反と犠牲との因果関係を認め、校長らと市教委の過失を認定した。事前の防災体制の不備を指摘した判断が最高裁で確定したのは初めてとみられる。

2審判決によると、2011年3月11日午後2時46分の地震発生を受け、校内にいた児童は教員らの指示で校庭に避難。午後3時半過ぎ、児童と教員らは約150メートル離れた北上川堤防近くの高台に移動を始めたが、津波に襲われた。児童74人、教職員10人が死亡・行方不明となった。

16年10月の1審・仙台地裁判決は、教員らには、児童らを川に近い高台に誘導し死なせた過失があるとし、市と教員の給与などを負担する県に計約14億2658万円の支払いを命じた。

一方、18年4月の2審判決は、避難先が「近隣の空き地・公園等」とだけ記載された同校の危機管理マニュアルを問題視。校長らは浸水を予見できたのにマニュアルの改訂を怠り、児童らの安全を確保する義務を怠ったと認定した。市教委についても、マニュアル改訂のために同校を指導する義務を怠ったと指摘。適切な避難先を記載していれば被害は防げたとして、賠償を計約1000万円増額した。《読売新聞》



【プロ野球CSファイナルステージ第3戦】ソフトバンク王手、阪神は初白星

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は11日、セ、パ両リーグともに第3戦が行われ、パはレギュラーシーズン2位のソフトバンクがリーグ2連覇した西武に7―0で3連勝を飾った。ソフトバンクは13日の第4戦に勝てば日本シリーズ進出が決まる。

セは3位から勝ち上がった阪神が5年ぶりにリーグ優勝した巨人に7―6で競り勝ち初白星。リーグ優勝による1勝のアドバンテージがある巨人が3勝1敗となった。

12日は台風19号の接近の影響で試合がなく、第4戦は13日に行われる。日本シリーズにはアドバンテージを含めて先に4勝したチームが進む。《共同通信》

西0―7ソ(11日) ソフトバンクが快勝

ソフトバンクが快勝した。一回に中村晃の適時打で1点を先制。二回に牧原の2点二塁打、四回に牧原の2ランで加点し、九回に福田の2点二塁打で突き放した。千賀は8回を投げて10三振を奪うなど三塁を踏ませず2安打無失点の好投だった。

西武は十亀が4回5失点と崩れた。打線は中軸が無安打に封じられるなど千賀に力負けした。

巨6―7神(11日) 阪神が競り勝つ

阪神は2度リードを失いながらも粘って競り勝った。6―6の九回に先頭打者の大山の右中間への本塁打で勝ち越した。藤川が八回から登板して2回無失点で勝利投手となった。

巨人は4番岡本が2ランを含む3安打4打点と気を吐いたが、六回以降は無得点に抑え込まれた。投手陣も2番手の桜井が1回0/3を3失点と踏ん張れなかった。《共同通信》

【日経平均終値】2万1798円87銭(前日比246円89銭高)

11日の東京株式市場は米中貿易協議の進展への期待から買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)は続伸した。

終値は前日比246円89銭高の2万1798円87銭。東証株価指数(TOPIX)は13.85ポイント高の1595.27。出来高は約11億9714万株だった。《共同通信》

【気象庁】台風19号「狩野川台風に匹敵」

気象庁は11日、台風19号について臨時記者会見を開き、雨雲により広範囲で記録的な大雨になり、昭和33年に静岡県や関東で土砂災害や河川の氾濫が相次ぎ約1200人の死者・行方不明者を出した「狩野川台風」に匹敵する恐れがあると明らかにした。

台風19号は勢力を維持したまま、12日夕方から夜遅くにかけて東海、関東に上陸する見通し。列島の広範囲で猛烈な風や雨となり、東日本で記録的な暴風や大雨の恐れがある。気象庁は大雨特別警報を発表する可能性があると示唆した。

交通機関にも影響し、JR東海は東海道新幹線の東京-名古屋間で12日始発から終日、計画運休になると発表。名古屋-新大阪間も上下計6本のみの運行となる。JR西日本は12日午前中で山陽新幹線の新大阪-岡山間の運転を打ち切る。首都圏のJR在来線も12日から13日に計画運休になる見通し。空の便も12日は羽田、成田両空港の発着便が全日空の全便、日航は早朝便を除く大半の欠航が決まっている。《産経新聞》

【台風19号】粘着テープなど売り切れに

東京都内のホームセンターなどには、飲料水やブルーシートなどを買い求める多くの客が詰めかけた。荒川区の「ロイヤルホームセンター南千住店」では、10日からカセットコンロなどが売れ始め、11日午前には非常食などの商品棚でも空きが目立った。粘着テープは一度補充されたが、数分後には売り切れていた。台東区の主婦(45)は、先月の台風15号で自宅の網戸が飛んだといい、「今回は備えようと思った。想像はしていたが、品切ればかりでびっくりした」と話していた。

足立区のスーパー「コモディイイダ 小台店」でも、11日朝の開店から混雑し、飲料水などが品薄状態になった。店長の男性は「東日本大震災以来の売り切れ状態だ。巨大な台風との予測があったがここまでとは。店に来てもらっているのに商品がないのは心苦しい」と話した。《読売新聞》

【JR久留里線】約1カ月ぶりに全線復旧

台風15号の影響で最後まで運転を見合わせていたJR久留里線の久留里-上総亀山駅間の運行が11日午後、再開された。同線の運行が全線で再開されるのは9月8日以来。ただ、千葉県内には台風19号が近づいており、天候を気にしながらの運行再開となった。

11日午後1時40分ごろ、久留里駅に木更津発上総亀山行きの2両編成の普通列車が到着すると、久留里-上総亀山駅間の再開1番列車となるこの車両に、学生や鉄道ファンら数人が乗り込んだ。《産経新聞》

【立憲民主党・辻元清美幹事長代行】2年7カ月ぶり国会質問

立憲民主党の辻元清美幹事長代行が11日、約2年7カ月ぶりに衆院予算委員会の質問に立ち、安倍晋三首相や小泉進次郎環境相ら閣僚を厳しく追及した。9月まで務めた国対委員長時代は思うような成果を上げられなかったが、久しぶりの国会質疑では水を得た魚のように政府を責め立てた。

「首相は『憲法』『憲法』と言うが、国会の正式な憲法の議論の場で議論したことはあるか」

辻元氏は予算委でこう切り出し、過去19年間で衆院憲法審査会などが261回開かれ、そのうち首相が出席したのは「たった1回だった。憲法に興味がなかったのではないか」と訴えた。

首相は「(出席回数だけで)興味がなかったという決めつけはやめてほしい」と反論したが、辻元氏の憲法に関する追及は続き、首相に「レガシー(遺産)改憲、最後の花道の思い出作りの改憲に、国民を巻き添えにするのはやめていただきたい」と求めた。

“口撃”の矛先は人気者の小泉氏にも向かった。辻元氏は「臭い物に蓋という言葉があるが、まだ軽いから蓋にはなっていない。(安倍政権の問題を隠す)消臭剤、デオドラントの役割を担わされているのではないか。政治不信の片棒をかつがせられるんじゃないか」と言い放った。

国対委員長時代の辻元氏は、与党側に予算委の開催などを十分に認めさせることができず、野党の国会対策責任者としての能力には疑問符がついていた。予算委での辻元氏の姿を見た与党幹部は「昔から政府を攻めるのは得意だからな。答える必要はないんだから、そりゃ気楽なもんだ」と話していた。 《産経新聞》

【安倍晋三首相】台風接近「自衛隊などと緊密連携…先手、先手の対策」

安倍首相は11日午前の閣僚懇談会で、台風19号の接近を受け、国民の安全確保のために万全の対応をするよう全閣僚に指示した。首相は会合で、「国民へ迅速かつ分かりやすい情報発信を徹底するとともに、自衛隊などと緊密に連携し、先手、先手の対策を講じる」と述べた。

これに関連し、政府は11日午後に各省庁の担当者を集めた関係省庁災害警戒会議を開き、今後の対応を協議した。武田防災相は11日午前、閣議後の記者会見で、「最大限の警戒をもって対応にあたってもらう」と説明した。《読売新聞》

【東須磨小教員間暴行・暴言問題】新たな被害50項目

神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で療養中の男性教員(25)が、加害教員4人から約50項目に及ぶ被害を受けたと訴えていることが11日、関係者への取材で分かった。公表されている以外に、「キムチ鍋の原液を大量に飲まされた」「髪の毛や衣服を接着剤まみれにされる」などの内容も判明。市教育委員会はこうした訴えがあることを把握しており、事実関係の調査を進める。

市教委は既に、加害教員が激辛カレーを無理やり食べさせたり、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で第三者にわいせつな文言を送るよう強要したりしたことなどを公表。さらに、指導案に落書きされる▽「犬」と呼ばれる-といった訴えがあることも把握しているという。

関係者によると、男性教員は、熱湯の入ったやかんを顔につけられる▽プロレス技で首を絞め上げる▽ビール瓶を口に突っ込まれ、飲まされた後に瓶で頭をたたかれる-などの暴力を受けたと主張。また、かばんに氷を入れられ、かばんや中身をぬらされる▽ダメージ加工のジーンズを「お前いちびっているから広げたる」と言われてビリビリに破かれる-といった内容も訴えている。

男性教員は今年4月ごろから吐き気や睡眠障害、動悸などの症状が強く出るようになったと指摘。7月に加害行為の一部を把握した校長が加害教員4人を指導したが、その後も「くそやな」「ママによしよししてもらえ」などの暴言を浴びせられたという。8月には「2学期が始まれば、またやられる」と思い詰めて精神状態が悪化したといい、9月から仕事を休んで療養を余儀なくされている。

また、萩生田光一文部科学相は11日の閣議後の記者会見で、亀岡偉民副大臣と佐々木さやか政務官が15日午前に神戸市教育委員会を訪問すると明らかにした。教育長らと面談するという。

萩生田氏は「言語道断で極めて遺憾だ。懲戒処分を含めた厳正な対処をし、信頼回復に努めてもらいたい」と述べた。《神戸新聞》



10月11日のできごと

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