令和145日目
2019/09/22
この日のできごと(何の日)
【大相撲秋場所】千秋楽
大相撲秋場所千秋楽は22日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、東関脇御嶽海(26)=長野県出身、出羽海部屋=が12勝3敗で並んだ西関脇貴景勝との優勝決定戦を制し、7場所ぶり2度目の優勝を果たした。本割では小結遠藤に勝っていた。
次世代の担い手として期待される御嶽海は、大関昇進への足掛かりを築いた。関脇の制覇は今年初場所の玉鷲以来。関脇で2度優勝は朝汐(後の横綱朝潮)以来。
今場所は鶴竜、白鵬の両横綱が不在。昭和以降単独2位の16場所連続三役在位の御嶽海は突き、押しを武器に白星を重ね、千秋楽まで関脇以下3人に優勝の可能性が残る混戦を制した。
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大相撲秋場所千秋楽の22日、三賞選考委員会が開かれ、2度目の優勝を果たした関脇御嶽海が5度目の殊勲賞に輝いた。対戦した1横綱2大関を全て破った西前頭2枚目の朝乃山は2度目の殊勲賞を受賞した。
敢闘賞は千秋楽まで優勝を争い、11勝を挙げた隠岐の海が4度目。東前頭14枚目で10勝5敗の剣翔も獲得し、新入幕での三賞は志摩ノ海以来2場所ぶりとなった。技能賞は5場所ぶりに該当者がいなかった。
1場所での大関復帰を決めた関脇貴景勝は先場所まで受賞対象外の大関だったことも考慮され、仮に優勝をしていても受賞はならなかった。
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【台風17号】停電相次ぐ
22日午前8時半すぎ、宮崎県延岡市で台風17号の影響とみられる突風が発生し、建物のガラスが割れたり車が横転したりし、延岡市によると男女2人が負傷して病院に運ばれた。ほかに台風17号による強風で転倒した宮崎市の90代女性が骨折の疑いとなったほか、物が顔に当たった同市の30代男性が軽傷を負い、長崎県雲仙市で80代の女性1人が頭を切る軽いけがをした。
九州電力によると23日午前0時時点で福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、鹿児島の6県で計約13万7360戸が停電した。
JR九州などによると、延岡駅構内で高さ約30メートルの照明施設の鉄塔が倒れ、一時停電した。《共同通信》
【三菱UFJ銀行、三井住友銀行】ATMを共通化
三菱UFJ銀行と三井住友銀行は22日、銀行の店舗外にあるATM(現金自動預払機)を互いに開放する共通化を始めた。どちらかの銀行に口座があれば、平日の日中ならこれまで108円かかった手数料が無料になる。超低金利の長期化で収益力が低下する中、人口減少や現金を使わないキャッシュレス化の進展で利用者の減少が見込まれるATM網の効率化を図る。
対象は駅構内や商業施設などにあるATMで、両行合わせて約2800カ所。計600~700カ所のATMは近接しているため順次廃止する方向で、年数十億円の経費節減を見込む。
今後は店舗内ATMの共通化や、両行以外の銀行の参入も検討したい考えだ。3メガバンクではみずほ銀行が加わっておらず、動向が注目されている。《産経新聞》
【水川あさみさん、窪田正孝さん】ご結婚
俳優水川あさみさん(36)と俳優窪田正孝さん(31)が結婚したことが22日分かった。2人の所属事務所が明らかにした。
2人は連名で「共演をきっかけに互いに人としても役者としても尊敬する気持ちが強くなり結婚に至りました。にぎやかで面白い家庭を築いていきたいと思っています」とのコメントを発表した。
水川さんは大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」やドラマ「シェアハウスの恋人」に出演。窪田さんは連続テレビ小説「花子とアン」、ドラマ「デスノート」などで知られる。2017年のドラマ「僕たちがやりました」で共演した。《共同通信》
【テニス・大坂なおみ選手】ツアー通算4勝目
女子テニスの東レ・パンパシフィック・オープン最終日は22日、大阪市のITC靱TCでシングルス決勝が行われ、第1シードで世界ランキング4位の大坂なおみ(日清食品)が世界41位のアナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)を6―2、6―3で下して初優勝、1月の全豪オープン以来の今季2勝目、ツアー通算4勝目を挙げた。日本開催のツアー大会での優勝は初めて。
この大会で2016、18年に準優勝の大坂は、3度目の決勝進出で頂点に立った。優勝賞金は14万1500ドル(約1528万円)。日本勢の優勝は1995年の伊達公子以来24年ぶり。《共同通信》
【ゴルフ・渋野日向子選手】8打差逆転V
女子ゴルフの渋野日向子(20)が22日、愛知県美浜町の新南愛知CCで行われたデサント東海クラシックの最終ラウンドで8バーディー、ボギーなしの64をマークして通算13アンダーとし、8打差の20位から逆転優勝した。
8打差逆転は1988年の日本女子ツアー制度施行後、2番目に並ぶ記録。8月のメジャー最終戦、AIG全英女子オープンで日本勢42年ぶり2人目の制覇を果たして以来、7週間ぶりの勝利だった。
渋野は今季のツアー獲得賞金が1億円を突破。8442人の大ギャラリーが詰め掛けた中、国内ツアー今季3勝目を挙げた。《共同通信》
【バドミントン・桃田賢斗選手】中国OP初優勝
バドミントンの中国オープンは22日、中国の常州で各種目の決勝が行われ、男子シングルスは世界選手権2連覇の桃田賢斗(NTT東日本)が世界ランキング9位のアンソニーシニスカ・ギンティン(インドネシア)に2―1で逆転勝ちし、初優勝を飾った。
女子ダブルスは2016年リオデジャネイロ五輪金メダルの高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)が陳清晨、賈一凡組(中国)に0―2で敗れ、2連覇を逃した。
今大会はワールドツアーの中で全英、インドネシアの両オープンと並んで格付けが高く、東京五輪出場を懸けたレースで重要な位置を占める。
【スケートボード・堀米雄斗選手】世界選手権2位
スケートボード・ストリートで東京五輪予選対象大会の今季最終戦を兼ねた世界選手権は22日、ブラジルのサンパウロで決勝が行われ、男子は堀米雄斗(XFLAG)が2位、女子は西村碧莉(木下グループ)が3位で表彰台に上がった。
五輪予選大会3連勝を狙った20歳の堀米は1月の前回世界選手権を制したナイジャ・ヒューストン(米国)に逆転された。16歳の青木勇貴斗(F2O skatepark)は6位だった。
2連覇を目指した18歳の西村碧は五輪ランキング上位のブラジル勢に敗れた。12歳の織田夢海(ムラサキスポーツ)は8位だった。《共同通信》
【プロ野球・22日】
ロ4―0日
ロッテが連敗を3で止め、6年ぶりに日本ハム戦に勝ち越した。一回に角中の適時打などで2点を先制し、二回にマーティンの2点打で加点。種市は8回無失点で8勝目。日本ハムは吉田輝が1回0/3で3失点と崩れ5位以下が確定した。
オ5―6ソ
ソフトバンクは明石の先頭打者本塁打、柳田の適時打で一回に2点を先取。4―2の七回にグラシアルの27号2ランで加点した。五回から継投でしのぎ、森が35セーブ目を挙げた。オリックスは七回に1点差としたが及ばなかった。
楽7―5西
楽天が3年ぶりの西武戦勝ち越しを決めた。2―2の三回に銀次の犠飛で勝ち越し、五回に浅村の31号2ラン、七回に浅村の適時二塁打、銀次の適時打で加点した。石橋は八回途中5失点で8勝目。西武は榎田が5回5失点と崩れた。
神3―0D
阪神が7投手による無失点リレーで勝った。四回2死から能見を投入し、五回を抑えたガルシアが4勝目で、藤川は15セーブ目。五回に代打鳥谷の適時打と近本の犠飛で2点を先取し、六回は梅野が適時打。DeNAは振るわず3連敗。
ヤ10―3巨
七回裏2死降雨コールドゲーム。ヤクルトは1―2の三回に青木の適時打と広岡の10号3ランで逆転し、七回には松本直のプロ初本塁打の2ランで差を広げた。石川が5回3失点で8勝目。主力が休養した巨人は投打に精彩を欠いた。
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脳腫瘍からの復帰を目指していたプロ野球阪神の横田慎太郎外野手(24)が22日、兵庫県西宮市の球団事務所で記者会見し、今季限りでの現役引退を表明した。打撃や守備の際に球が二重に見えるなどの後遺症に苦しみ、病気が分かった2017年以降は2軍でも出場がなく「来季、続けても厳しいと思い決断した。後悔はない」と言葉を絞り出した。
横田は鹿児島実高からドラフト2位で14年に阪神に入団した。プロ3年目の16年は開幕戦に「2番・中堅」で先発して1軍デビューを果たすなど38試合に出場。だが、飛躍が期待された17年2月のキャンプ中に体調不良を訴えてチームを離れた。《共同通信》
【小泉進次郎環境相】国連デビュー
米ニューヨークを訪問中の小泉進次郎環境相は22日、気候変動に関する複数の会合に出席し、閣僚として外交デビューを果たした。国連本部での会合では「日本は1997年に京都議定書を策定して以降、主導的な役割を十分に果たしてこなかったが、今日からは違う」と述べ、温暖化対策に関する議論を主導していく考えを強調した。
小泉氏は国連本部の会合で、用意された原稿を読まず約3分間英語で演説した。東京都と京都市が2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとする目標を宣言したと説明した上で、会合前に横浜市の担当者に同様の目標を掲げるよう説得したと披露。「東京、京都の次はどこかと聞いたら『やりましょう』と決断してくれた。(大臣就任から)10日間の実績の一つだ」と話し、会場からは拍手や笑いが起きた。
また、これに先立つ共同会見では「気候変動問題に取り組むことは楽しくクールでセクシーであるべきだ」とも英語で語った。《産経新聞》