令和53日目
2019/06/22
この日のできごと(何の日)
【河野太郎外相】沖縄県・玉城デニー知事と会談
河野太郎外相は22日、沖縄県庁で玉城デニー知事と会談した。玉城氏が米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設断念や米軍機の事故防止を求めたのに対し、河野氏は「安倍晋三首相から沖縄の負担軽減について、政府としてできることは全てやるよう指示を受けている。一つ一つきちんとやっていきたい」と強調した。
会談後、河野氏は那覇市内のホテルで記者団から、トランプ米大統領がイランへの攻撃10分前に中止を命じたとツイッターで表明したことを問われて「中東の緊張が高まっている中で、偶発的な出来事が戦火の拡大につながるようなことがないように関係諸国と情報交換したい」と述べた。《産経新聞》
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【香港】学生ら撤収
香港からの報道によると、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案の撤回などを求め、21日から警察本部などを包囲していた学生ら数千人は22日未明までに撤収した。
民主派団体は、28日から大阪で始まる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の場で香港問題を取り上げるよう日本側に要請しており、G20開幕直前の26日に香港でデモを計画し、市民に参加を呼びかけている。
こうした中、22日付香港紙、明報が発表した最新の世論調査結果によると、72%が「政府は改正案を撤回すべきだ」と答え、52%が「(トップの)林鄭月娥行政長官は引責辞任すべきだ」と回答した。
また、元政府ナンバー2の陳方安生氏が22日、林鄭氏への公開書簡を発表。混乱収拾のため、改正案の撤回と、デモで拘束された学生らの“特赦”を求めた。《産経新聞》
【ロシア・プーチン大統領】北方領土返還「計画ない」
ロシアのプーチン大統領は22日に放映された露国営テレビのインタビューで、「(北方領土を日本に引き渡す)計画はない」と述べた。今月末に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた日露首脳会談を前に、北方領土問題で態度を軟化させる考えがないことを改めて示した。
プーチン氏は北方領土の将来の見通しに関する質問に「ロシアには、南クリール諸島(北方領土の露側呼称)を含む極東の大規模な発展計画があり、実現に向かっている」と発言。近年開港した新空港を例に挙げ、「インフラ建設を進めていく」と述べた。
日本との平和条約交渉を念頭に、司会者から「南クリール諸島の施設からロシア国旗を下ろすことはあるか」と質問されると、「そのような計画はない」と答えた。《産経新聞》
【関西テレビ】「差別的発言」で謝罪
関西テレビ(大阪市)が5月18日の討論バラエティー「胸いっぱいサミット!」で事前収録した出演者の差別的な発言を放送した問題で、同社は22日の番組で「配慮が足りず、そのまま放送するという判断は誤りだった」と謝罪した。
番組冒頭、同社の女性アナウンサーが説明した。5月18日の同番組で、夫が韓国人という作家の岩井志麻子さん(54)が、韓国人の気質について「手首切るブスみたいなもん」と自傷行為をする人に例えて発言。同社には40件を超す視聴者からの意見が寄せられている。《読売新聞》
【JR九州】停電の原因はナメクジ
JR九州は22日、北九州市の鹿児島線と日豊線の一部区間で5月30日、特急列車などが運休した停電は、電力設備に入り込んだナメクジが感電し、ショートしたのが原因だったと明らかにした。ナメクジが原因の停電は珍しいという。
同社の調査で、北九州市内の小倉―門司間の線路脇にある箱状の電力設備の中からナメクジの死骸が見つかった。他に停電の原因は確認できなかった。
この停電で1時間超にわたって運転を見合わせ、特急「ソニック」(博多―大分)など上下26本の列車が運休し、計約1万2千人に影響が出た。《共同通信》
【プロ野球交流戦・22日】
プロ野球の日本生命セ・パ交流戦は22日、6試合が行われ、パ・リーグの球団が3勝を挙げて、10年連続の勝ち越しを決めた。
◇
神6―2西
阪神は0―2の四回に近本が二盗、三盗を決め、糸井の適時打とマルテの2点打で3得点と逆転。五回には木浪が適時二塁打と効果的に点差を広げた。6回2失点の岩田が約2カ月ぶりの2勝目。中村が2本塁打の西武は本田が崩れた。
巨7―2ソ
巨人が快勝した。三回に丸の適時打と岡本の2点二塁打で3点を先制。六回に阿部の適時打で加点し、七回には亀井の2点二塁打などで3点を奪った。山口は7回1失点で7勝目を挙げた。ソフトバンクは投打に精彩を欠いた。
広2―3オ
オリックスが逃げ切った。ドラフト3位ルーキーの荒西が、六回途中1失点でプロ初勝利を挙げた。ディクソンが3セーブ目。打線は六回に、失策に乗じ、中川の2点適時打などで3点を挙げた。広島は拙守が響いた。
中6―1日
中日が15安打で快勝した。三回に大島、ビシエドの短長打で2点を先制。六回は平田の適時三塁打などで3点を加え、八回も大島が適時打を放った。吉見が5回2/3を1失点と好投し、今季初勝利。日本ハムは5安打と打線が低調だった。
D9―11楽
楽天が乱打戦を制し、交流戦2年ぶりの勝ち越しを決めた。8―9の七回に山下の2ランで逆転し、八回にブラッシュの適時打で加点。六回を抑えた青山が2勝目、松井が24セーブ目を挙げた。DeNAは投手陣が大きく崩れた。
ヤ4―8ロ
ロッテは一回に鈴木の適時打で先制し、三回にレアードの21号3ラン、五回に鈴木の2ラン、八回に鈴木の12号ソロなどで2点を加えた。救援陣が踏ん張り、六回を抑えた唐川が4勝目。ヤクルトは投打がかみ合わず、3連敗を喫した。
◇
ロッテのレアードが22日、神宮球場でのヤクルト2回戦で三回に21号3ランを放ち、全12球団からの本塁打を達成した。2015年に日本ハムに入団し、16年に39本塁打でパ・リーグ本塁打王を獲得。今季からロッテに移籍した。
【上皇上皇后両陛下】日本フィルの記念コンサート鑑賞
上皇ご夫妻は22日、東京都港区のサントリーホールで、日本フィルハーモニー交響楽団創立指揮者の故・渡辺暁雄氏の誕生から100年を記念するコンサートを鑑賞された。宮内庁によると、ご夫妻は渡辺氏と親交があり、特に上皇后さまは結婚前から家族同士で交流された。ご夫妻はシベリウスの楽曲などの演奏に拍手を送られていた。《読売新聞》
【菅義偉官房長官】サミット会場を視察
菅義偉官房長官は22日、20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)が大阪市で28日に開幕するのを前に、会場となる人工島・咲洲の国際展示場「インテックス大阪」を視察した。会議場などを見て回り、会場警備に当たる職員を激励した。サミットの確実な成功に向け、政府は万全の受け入れ態勢を目指す。
菅氏はこの日、完成間近の会議場や報道陣が利用するプレスセンター、日本文化を発信するスペースを視察した。大阪市の松井一郎市長らも同行した。
菅氏はその後、警備を担う警察官や海上保安官約130人に「サミット成功の大前提は安全確保だ。警察と海上保安庁が緊密に連携し、万全の警備をお願いしたい」と訓示した。《産経新聞》
【安倍晋三首相】同日選改めて否定
安倍首相は22日の読売テレビの番組で、夏の参院選に合わせて衆院選を行う「衆参同日選」について、「冷静な判断をしなければならない。私の頭の片隅にもない」と述べ、改めて否定した。
首相は「自民党の若い衆院議員には、ぜひやってほしいという声は多い」と指摘する一方、28~29日に大阪で開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議を「開催する責任を持っている」と語り、政治空白をつくることは望ましくないとの認識を示した。
G20首脳会議に合わせた韓国の文在寅大統領との会談に関しては、「議長国なので大変日程が詰まっている」と見送る可能性を示唆した。《読売新聞》