平成10998日目
2019/02/17
この日のできごと(何の日)
【競馬・第36回フェブラリーステークス】
第36回フェブラリーステークス(17日・東京11R1600メートルダート14頭、G1)1番人気のインティ(武豊騎乗)が1分35秒6で逃げ切って優勝、G1初制覇を7連勝で飾るとともに、1着賞金1億円を獲得した。
武騎手は2017年の有馬記念以来のG1勝利で、このレース5勝目。野中賢二調教師はG1初勝利。
日本中央競馬会(JRA)所属の女性ジョッキーでG1に初騎乗した藤田菜七子騎手のコパノキッキング(4番人気)は5着に入った。
払戻金は単勝が260円、枠連は(3)―(4)で410円、馬連は(3)―(6)で430円。馬単は(6)―(3)で750円。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【藤田菜七子騎手】G1初挑戦は5位
中央競馬の今年のG1レース開幕戦、フェブラリーステークスは17日、東京都府中市の東京競馬場で行われ、日本中央競馬会(JRA)所属の女性ジョッキーで初めてG1に挑んだ藤田菜七子騎手(21)は5着だった。
競馬場は藤田騎手の歴史的快挙をライブで見届けたいという約6万人の大観衆で埋まった。コンビを組んだコパノキッキング(4歳せん馬、村山明厩舎)は最後の直線で藤田騎手に促されて最後方から懸命に追い上げたが5着。JRAの女性騎手として初のG1制覇、史上3人目のG1初騎乗勝利は成らなかった。《共同通信》
【テニス・大坂なおみ選手】「成功よりも自分の幸福感の方が大事」
女子テニスの大坂なおみ選手が17日、1月に全豪オープンのシングルスで初優勝して世界ランキング1位となって以来初のツアー大会のドバイ選手権で記者会見に臨んだ。11日にツイッターで四大大会2連勝を支えたサーシャ・バイン氏とコーチ契約解消を発表したことに「キャリアでの成功よりも自分の幸福感の方が大事」と語った。昨季から師事したバイン氏との決別は全豪期間中には既に考えていたという。
海外メディアの関心も高く、理由について臆測が飛ぶが「みんな金銭関連の問題だと考えていると思うが、そうではない。彼が私にしてくれた全てに感謝している」と話すにとどめた。《共同通信》
【最高裁】性犯罪の研修資料作成
性犯罪被害への理解を深めようと、最高裁が精神科医の講演録や裁判官との質疑応答をまとめた研修資料を初めて作成し、全国の裁判所に配布したことが17日、分かった。被害者の心理を十分理解していない判決があるとの指摘もあり、性犯罪を厳罰化する改正刑法の成立に伴う国会の付帯決議は、心理学の知見を踏まえた裁判官らへの研修を求めていた。
強制性交罪は「暴行や脅迫」がなければ成立しないが、被害者側は恐怖から反射的に抵抗できなくなることが多いと指摘。「抵抗しなかったのは暴行、脅迫がなかったためだと認定する判決があるのは、被害者の心理を理解していないからだ」と訴えている。《共同通信》
【広河隆一氏】性暴力を否定
チェルノブイリ原発事故やパレスチナ難民問題の報道などで著名なフォトジャーナリストで、写真誌「DAYS JAPAN」の発行人だった広河隆一氏(75)から性暴力やパワハラを受けたと、計5人の女性が17日までに証言した。広河氏は弁護士を通じて文書で回答。性暴力を否定した一方、「自分の権力や立場に無自覚だった」「被害を訴えている方に謝罪します」としている。
週刊文春も昨年12月以降、複数の女性が同様の被害を訴えたと報じ、写真誌を発行するデイズジャパン(東京)が代表取締役だった広河氏を解任した。
文書で広河氏は「性交渉をした女性とは合意があった」などとしている。《共同通信》
【堺屋太一さん】告別式
「団塊の世代」の名付け親として知られ、8日に83歳で死去した経済評論家で作家の堺屋太一さんの葬儀・告別式が17日、東京都港区の青山葬儀所で営まれた。政界関係者ら約1千人が参列し、幅広い分野で足跡を残した故人をしのんだ。
堺屋さんは官僚時代の昭和45年、大阪万博開催に携わり、その後作家としても活躍。経済企画庁長官を務めたほか、現在の安倍晋三首相の成長戦略のブレーンとして内閣官房参与も務めた。《産経新聞》
【社民党・又市征治党首】参院選比例に不出馬
社民党の又市征治党首(74)は17日の党全国代表者会議で、改選を迎える夏の参院選比例代表に立候補しない意向を表明した。主要野党間の候補者一本化の状況を見極めながら、選挙区での出馬を模索する。《産経新聞》
【佐々木すみ江さん】死去
名脇役として映画やテレビドラマなどで活躍した女優の佐々木すみ江さんが17日に死去していたことが19日、分かった。90歳。
昭和27年、劇団民芸に入団。30年に「楡の木陰の欲望」で新劇演技賞を受賞し、48年には「移動」で紀伊国屋演劇賞に輝いた。映画は鈴木清順監督「ツィゴイネルワイゼン」、市川崑監督「幸福」、テレビでは「ふぞろいの林檎たち」など多くの作品に出演。NHK大河ドラマ「篤姫」で厳格な養育係を演じ、「女の道は一本道でございます」のせりふは話題となった。
夫は、産経新聞編集局長やフジ新聞社社長を歴任した筑波大名誉教授の故青木彰氏。《産経新聞》