平成10989日目

2019/02/08

この日のできごと(何の日)

【フィギュア・四大陸選手権】紀平梨花選手が初優勝

欧州以外の国・地域が参加するフィギュアスケートの四大陸選手権は8日、米アナハイムで女子フリーが行われ、グランプリ・ファイナル女王の紀平梨花(関大KFSC)が、練習中に亜脱臼した左手薬指の影響も感じさせない完璧な演技を見せてフリーでトップの得点をマーク、合計221.99点でショートプログラム(SP)5位から逆転で初優勝した。

SP8位と出遅れた三原舞依(シスメックス)はほぼノーミスで滑りきり、207.12点で3位に食い込んだ。SP2位の坂本花織(シスメックス)は206.79点で4位となり、連覇はならなかった。SP首位の地元ブレイディ・テネル(米国)は202.07点で5位に終わった。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【スピードスケート・世界距離別選手権】

スピードスケートの世界距離別選手権第2日は8日、ドイツのインツェルで行われ、女子団体追い抜きを高木美帆(日体大助手)高木菜那(日本電産サンキョー)佐藤綾乃(高崎健康福祉大)の日本が2分55秒78で制した。初優勝した2015年大会以来の頂点で昨年の平昌冬季五輪に続く世界一。オランダが0秒42差で2位だった。

女子500メートルは小平奈緒(相沢病院)が37秒20の2位で、国内外での連勝が37で止まった。バネッサ・ヘルツォーク(オーストリア)が37秒12で勝ち、23歳の曽我こなみ(日本ハウスH&R)が3位と健闘した。《共同通信》

【北海道】厳しい冷え込み

北海道では西高東低の冬型の気圧配置が強まり、極めて強い寒気が流れ込み、8日未明に置戸町で氷点下22・7度を記録した。気象庁は日中でも気温が低いとして、屋外での活動や水道の凍結、農作物の管理に注意するよう呼び掛けた。9日は関東の平野部でも大雪になる地域があるとみられ、交通障害への警戒も求めた。

気象庁によると、上空約1500メートルに1957年の統計開始以来最も低い氷点下24・4度の寒気が入った札幌市では、8日午前8時前に、中心部で氷点下12・5度を観測した。同市では「さっぽろ雪まつり」が開催中で、観光客も十分な寒さ対策が必要だ。《共同通信》

【彦根警官射殺事件】元巡査に懲役22年

滋賀県彦根市の交番で昨年4月、教育係のA巡査部長=当時(41)、警部に特進=を拳銃で射殺したとして、殺人などの罪に問われた元巡査の男(20)=懲戒免職、事件当時少年=の裁判員裁判の判決公判が8日、大津地裁で開かれ、伊藤寛樹裁判長は懲役22年(求刑懲役25年)を言い渡した。

裁判では元巡査の犯行当時の責任能力の程度が争点となり、精神鑑定を行った精神科医らへの尋問が行われた。

検察側は「責任能力に影響を与える精神障害は存在しなかった」とする精神科医の証言や、犯行後に交番を施錠するなど、逃走するために合理的に行動したことなどを挙げて完全責任能力を主張した。

弁護側は元巡査が厳しい指導による適応障害の影響で犯行当時、「『撃ったら楽になれる』としか考えられなくなる意識狭窄(きょうさく)状態で、思いとどまるのは非常に難しかった」などと、犯行当時は心神耗弱状態だったと主張。量刑への配慮を求めていた。

起訴状によると、元巡査は昨年4月11日午後7時45分ごろ、A巡査部長の後頭部や背中を拳銃で撃って殺害し、拳銃を所持したままパトカーで逃走するなどしたとしている。《産経新聞》

【レオパレス21】ストップ安

8日の東京株式市場で、賃貸アパート大手のレオパレス21の株価が急落した。新たに1300棟超の物件での不良施工が見つかり、ブランドイメージや入居率の低下による収益の悪化を嫌気した売りが先行。同日発表した平成30年4~12月期連結決算では、最終損益が大幅な赤字に転落した。

レオパレス21の同日の終値は、値幅制限いっぱいのストップ安水準に当たる前日比100円安の415円。朝方から取引が成立しないまま、売り気配で推移した。取引終了とともに一部の売買成立を認める措置が実施された。

4~12月期連結決算では、施工不備に関する補修工事費の見積額などの434億円を特別損失に計上した結果、最終損益は439億円の赤字(前年同期は128億円の黒字)となった。

市場関係者は「施工不備の調査がまだ不十分とされるうえ、入居者に対し転居を要請するため、関連費用がさらに増える可能性もある」とし、警戒感を強めている。《産経新聞》

【くら寿司】不適切動画投稿の2人を退職処分

アルバイト2人が不適切な動画をインターネット上に投稿した問題で、回転寿司ずしチェーン大手くらコーポレーションは2人を8日付で退職処分にしたと発表した。偽計業務妨害容疑での刑事告訴や損害賠償請求の準備も進めているという。

動画を投稿したのは「無添くら寿司守口店」(大阪府守口市)のアルバイトで、魚をゴミ箱に捨て、再びまな板に戻す様子が映っていた。批判が相次いだことなどから、現在2人は憔悴しょうすいし、受け答えができる状態ではないという。

同社は日本、米国、台湾の全463店舗で、全従業員(約3万3000人)を対象に、衛生管理の徹底や、動画投稿がもたらす結末などについて勉強会を実施し、再発防止を図る。監視カメラによる調理場チェックやスマートフォン持ち込み禁止などのルールも徹底する。《読売新聞》

【北海道知事選】石川知裕氏が出馬表明

石川知裕元衆院議員(45)は8日、札幌市内のホテルで記者会見し、4月の北海道知事選に無所属で出馬すると正式表明した。一方、自民、公明両党の支援を受ける鈴木直道夕張市長(37)は8日、市議会の厚谷司議長に退職願を提出した。《産経新聞》

【国民民主党・玉木雄一郎代表】自由と連携「選択肢作る第一歩」

国民民主党の玉木雄一郎代表は8日、連合傘下の電機連合が東京都内で開いた議員団会議に出席し、自由党との統一会派結成などの連携強化について「自民党に代わる選択肢を作るために協力できる政党や会派とは協力をしていく。その第一歩だ」と説明した。会議後、玉木氏が記者団に明らかにした。

会議は非公開。関係者によると、出席者は地方議員が中心で、統一地方選に向けた連携などを確認した。《産経新聞》

【安倍晋三首相】「児童虐待根絶に全力」

千葉県野田市の小学4年、栗原心愛さん(10)が死亡し、傷害容疑で両親が逮捕された事件を受け、政府は8日、児童虐待防止に向けた関係閣僚会議を開いた。安倍晋三首相は「子どもの命を守ることを最優先に、あらゆる手段を尽くすとの強い決意で総力を挙げて虐待の根絶に取り組んでほしい」と述べ、1カ月以内に全ての虐待事案の緊急安全確認を行うことを表明した。

児童相談所が在宅指導しているケースが対象。全国の公立小中学校、教育委員会が虐待を疑っている事案も同様に点検する。保護者が関係機関との関わりを避ける場合は、リスクが高いと認識し、ためらわずに一時保護するよう求めた。《共同通信》

【堺屋太一さん】死去

「団塊の世代」の名付け親で、経済企画庁(現内閣府)長官を務めた作家・経済評論家の堺屋太一さんが8日午後8時19分、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。83歳。大阪市出身。

75年に石油危機がテーマの「油断!」を出版。第1次ベビーブーム世代を「団塊の世代」と名付けた76年の同名の小説では、この世代が社会に与える影響をいち早く予測するなどで、ベストセラー作家となった。《共同通信》



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