平成10672日目

2018/03/28

この日のできごと(何の日)

【天皇皇后両陛下】与那国島を訪問

沖縄県を訪問中の天皇、皇后両陛下は28日、沖縄本島から日本最西端の与那国島(与那国町)に足を運び、日帰りで島内を巡られた。町立久部良小学校では、約300年前から伝わる国の重要無形文化財「棒踊り」を鑑賞された。

島東部の東牧場では、約15頭が自然放牧されている日本在来種の「与那国馬」をご見学。関係者が連れた馬を前に、他の在来種より純血度が高いとの説明を聞き、陛下は「この牧場以外に与那国馬は」などと質問を重ねられた。顔をなでる場面もあり「おとなしいですね」と話されていた。

最後に、島西部「西崎(いりざき)」にある「日本最西端の碑」を訪ねられた。約110キロ西には台湾があり、外間守吉町長が「もう少し太陽が沈むと年に5、6回は見られます」と説明すると、皇后さまは「どちらに」と関心を示された。

陛下は離島文化に触れることを象徴の務めと考えており、在位中最後になるとみられる今回の訪問では、日本最西端の与那国島行きを強く望まれた。島に向かう機内では、皇后さまとともに過去に訪れた宮古島や石垣島の場所などを何度も確認されていたという。《産経新聞》

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【大相撲・貴乃花親方】一連の言動を謝罪

大相撲の貴乃花親方が28日、大阪市内で記者会見し、元横綱日馬富士関による傷害事件以降、日本相撲協会との対立姿勢を強めていたことについて、「真実を追求しようという気持ちが強く、かたくなな姿勢を取ってしまった。協会に多大なご迷惑をおかけした」と謝罪した。

相撲協会の一連の対応に問題があるとして、内閣府の公益認定等委員会に提出していた告発状も同日、代理人弁護士が取り下げの手続きを行った。

貴乃花親方は弟子で十両の貴公俊関が付け人への暴力問題を起こしたことについても、「私の行動から襟を正していかないといけない」などと反省の言葉を述べた。《読売新聞》

【阪神・金本知憲監督】星野氏に弔辞

中日や阪神、楽天で監督を務め、今年1月に70歳で亡くなった星野仙一氏のお別れの会が28日、大阪市内で営まれ、阪神の金本知憲監督が涙ながらに弔辞を読み上げた。

阪神の選手として星野監督のリーグ優勝に貢献した金本監督は何度も言葉を詰まらせた。30日のシーズン開幕に向け、「必ず優勝しますので、天国から『よくやった』と言葉をかけてください。ウィニングボールを墓前に供えます」と誓った。会には阪神関係者やファンら約2800人が参列した。《読売新聞》

【TBS・武田信二社長】規制撤廃に反対

安倍首相が検討する放送事業の見直しについて、TBSテレビの武田信二社長は28日の記者会見で、「戦後六十数年続いてきたNHKと民放の二元体制という日本の放送界を壊すというか、否定するものであるならば、当然私も反対だ」と述べた。

首相は、政治的公平性などを定めた放送法4条の規制を撤廃するなど、テレビ・ラジオ局の放送事業とインターネットなど通信事業の垣根をなくすことを検討している。これに対し、武田氏は「抜本的改革の方向性が違うのではないか」と懸念を示した。

放送法4条の撤廃など放送事業の見直しについては、日本テレビやテレビ朝日の経営トップもそれぞれ批判や懸念を示しており、波紋が広がっている。《読売新聞》

【自民党・竹下亘総務会長】「昭恵氏、政権に迷惑」

自民党の竹下亘総務会長は28日、東京都内で講演し、森友学園との国有地取引を巡る一連の問題で「安倍昭恵首相夫人の存在が政権に迷惑を掛けたことは事実だ」と指摘した。同時に、佐川宣寿前国税庁長官の27日の証人喚問により「関与がなかったことははっきりした。関与と迷惑は分けて考えなければならない」との認識を示した。

財務省の調査を通じた真相究明と再発防止策の構築は「麻生太郎副総理兼財務相に責任がある。麻生氏の手でなければできない」と強調。調査後の進退は「麻生氏の判断だ」とした。「財務省の中だけの問題で収まるかどうか。流れがどこへ向くのか分からない」と懸念も示した。《共同通信》

【安倍晋三首相】予算委でけじめに言及

安倍晋三首相は28日の参院予算委員会で、学校法人「森友学園」に関する財務省の決裁文書改ざんを巡り、大阪地検の捜査と財務省の調査結果を踏まえ、自らを含めたけじめのつけ方を検討する考えを示した。2018年度予算は参院本会議で可決、成立した。首相は国会内で記者団に、改ざんを重ねて謝罪した上で「全容を解明し、うみを出し切り、二度とこうしたことが起こらないように組織を立て直したい」と述べた。

予算委で首相は、今後の対応に関し「最終的な監督責任は私にある。そうしたことも含めて判断しなければならない」と強調したが、内閣総辞職を迫られると「その考えはない」と否定した。《共同通信》

【月亭可朝さん】死去

カンカン帽姿で奏でるギター漫談で人気を集めた落語家の月亭可朝さんが3月28日、急性肺線維症のため兵庫県内の病院で死去した。80歳。葬儀・告別式は近親者で行った。

神奈川県生まれ。三代目林家染丸に入門。その後、桂米朝の預かり弟子になると、昭和43年に月亭可朝を名乗る。カンカン帽とメガネ、ちょびヒゲをトレードマークに、ギターを使った漫談で注目を集め、即興で作ったというコミックソング「嘆きのボイン」が44年にレコード化されると、全国的なヒットとなった。《産経新聞》



3月28日 その日のできごと(何の日)