平成10537日目

2017/11/13

この日のできごと(何の日)

【板門店】北朝鮮兵士が亡命

韓国軍合同参謀本部によると、13日午後、韓国と北朝鮮の軍事境界線上にある板門店で、北朝鮮軍の男性兵士1人が境界線を越えて韓国側に亡命した。兵士は北朝鮮側から銃撃を受けて負傷しており、病院に搬送されて治療を受けている。

韓国軍関係者によると、兵士は境界線から韓国側に約50メートル入った地点で、肩やひじにケガを負った状態で倒れているのが見つかり、韓国側が保護した。南北間で交戦はなかったが、兵士の発見直前、北朝鮮側で数発の銃声が確認されたという。

軍事停戦委員会の会議室など重要施設が集まる板門店は、境界線を挟んで南北400メートル、東西800メートルに及ぶ「共同警備区域」(JSA)となっている。板門店に配属されている北朝鮮側の兵士は育ちが良く、忠誠心の高い人物が選抜されており、韓国側に亡命するのは珍しい。聯合ニュースによると、過去には、1998年2月と2007年9月に軍将校や兵士が亡命した例がある。《読売新聞》

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【愛媛県松山市】車が50分にわたり暴走

13日午後1時55分ごろ、松山市鴨川2丁目の国道196号で「事故を起こした車が逃げた」と110番があった。逃走車は捜査車両に追われながら同市の松山城近くの商店街などを暴走したが、約50分後、愛媛県警は道交法(転回禁止)違反の疑いで、運転手の会社員A容疑者(41)=同県今治市=を現行犯逮捕した。「ストレスで自暴自棄になってむちゃな運転をした」と容疑を認めている。

A容疑者は逃走中、自転車に乗っていた60代女性と接触し、女性は頭部打撲などの軽傷という。他に5件の物損事故を起こしたとみられる。《共同通信》

【プロ野球】「リクエスト」来季導入

プロ野球で来季から判定に異議がある際に監督が映像による検証を要求できる「リクエスト」制度が導入されることが13日、東京都内で開かれた12球団による実行委員会で決まった。これまでは審判員が判断した場合のみリプレー検証が行われていたが、米大リーグで実施されている「チャレンジ」と同様にベンチから求めることができるようになる。

「リクエスト」は本塁打かどうかの判断や全ての塁でのアウト、セーフの判定に対して使うことができ、監督がベンチ前に出て、手で四角をつくるジェスチャーで球審に合図する。権利を行使できるのは九回までに2度、延長戦では1度。《共同通信》

【共産党・小池晃書記局長】「首相は大人げない」

共産党の小池晃書記局長は13日の記者会見で、訪日したトランプ米大統領のために安倍晋三首相が東京都内で6日に開いた夕食会に、野党党首を招かなかったとして「大人げない対応だ」と苦言を呈した。志位和夫委員長も11日にツイッターで「かつての自民党政権は野党党首も招待し超党派でもてなした。安倍政権になって一切なくなった」と批判した。

共産党によると、志位氏は第1次安倍政権時を含め招待されたことがないという。志位氏はツイッターに「私も招待があったときは必ず参加した。米国のブッシュ大統領とあいさつ、ツーショットの写真を撮ったこともある」と書き込んだ。《共同通信》

【この日の安倍総理】

米豪首脳と会談

安倍晋三首相は13日午前(日本時間同午後)、トランプ米大統領、ターンブル豪首相とフィリピン・マニラ市内のホテルで会談した。3首脳は核・ミサイル開発を続ける北朝鮮に対し、国連安全保障理事会の制裁決議の完全履行を含めた圧力を最大限まで高める考えで一致した。今後も緊密に連携する方針を確認した。

また、日米首脳が「自由で開かれたインド太平洋戦略」の共有に至ったことを踏まえ、地域の平和と繁栄の確保を主導するため、3カ国の「揺るぎない結束」を確認した。《共同通信》

中国・李克強首相と会談

安倍晋三首相は13日午後(日本時間同)、中国の李克強首相とフィリピンのマニラで会談した。日本が議長国を務める日中韓3カ国首脳会談の早期開催を要請。北朝鮮問題では核・ミサイル開発を阻止するため、圧力強化に向けて建設的な役割を果たすよう働き掛けたとみられる。両首相は日中関係改善を推進する方針を確認した。

安倍首相は11日に中国の習近平国家主席ともベトナムで会談した。一連の外国訪問中に中国の2首脳と続けて会談するのは異例。来年が日中平和友好条約締結40年の節目に当たることを踏まえ、来年を想定する安倍首相と習氏による首脳相互往来の実現に向けた環境を整えたい意向だ。

首相は会談冒頭で「関係改善の動きを着実なものにするため、共に努力したい」と表明。李首相も、改善の勢いを強固にしていかなければならないとの考えを伝えた。《共同通信》

ASEAN首脳に対北圧力訴え

フィリピンを訪問中の安倍晋三首相は13日、日・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席したほか、ASEAN各国首脳と2国間会談を行った。ASEAN加盟国10カ国はすべて、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮と外交関係を持っており、圧力強化に向けた協力を呼びかけた。

安倍首相は日ASEAN首脳会議のほか、メコン川流域5カ国との日メコン首脳会議にも出席。ブルネイ、フィリピン両国の首脳と2国間会談も行った。

ブルネイのボルキア国王との会談で、首相は北朝鮮による拉致問題解決に協力を求めた上で「国連安全保障理事会の対北制裁決議完全履行を含め、あらゆる手段により圧力を最大限まで高める」よう呼びかけた。ボルキア国王は「拉致問題は国際社会全体の懸念だ。北朝鮮との関係は最小限にとどめている」と応じた。

首相は12日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のため訪問していたベトナム・ダナンからマニラに到着。インドネシアのジョコ大統領、マレーシアのナジブ首相と会談し、対北圧力への同調を要請した。ナジブ氏との会談では中国が一方的な現状変更の試みを続ける南シナ海問題について、緊密に連携する方針も確認した。

首相は同日、ダナンで台湾のAPEC代表の宋楚瑜氏と会談し「台湾は価値観を共有し緊密な経済関係と人的往来がある重要なパートナーだ」と述べた。



11月13日 その日のできごと(何の日)