令和228日目

2019/12/14

この日のできごと(何の日)

【皇嗣同妃両殿下】沖縄で戦没者慰霊

秋篠宮ご夫妻は14日、「第43回全国育樹祭」の式典臨席などのため民間機で沖縄県に入り、糸満市の国立沖縄戦没者墓苑などを訪問された。式典は15日午前に宜野湾市で行われ、同日午後には10月末の火災で主要な建物が全焼した那覇市の首里城をご覧になる。

ご夫妻は那覇空港から糸満市の国立沖縄戦没者墓苑に向かい、献花台に花を手向けて先の大戦での戦没者を慰霊された。献花後、県遺族連合会や県平和祈念財団の役員らの列に歩み寄り、秋篠宮さまは、語り部活動をする遺族らに「伝えていただくことはすごく大事なことですね」などと声をかけられた。

ご夫妻はその後、同市の沖縄県平和創造の森公園を訪れ、上皇ご夫妻が在位中の平成5年、「全国植樹祭」で同地に植えられたリュウキュウマツとフクギの成長を確認し、枝打ちや施肥などの手入れをされた。

育樹祭は代替わりに伴う公務の分担で、天皇、皇后両陛下から秋篠宮ご夫妻が引き継がれた行事の1つ。同県での開催は初めて。《産経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【横田めぐみさん】再会誓うコンサート

北朝鮮人権侵害問題啓発週間(10~16日)の14日、1977年に新潟市で北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)=との再会を誓うチャリティーコンサートが、新潟市中央区の新潟日報メディアシップで開かれた。めぐみさんの同級生らが演奏や合唱を披露し、早期帰国に向けて会場と心を一つにした。

新潟小、寄居中の同級生らでつくる「同級生の会」が毎年行っており、10回目の今回は市民ら約250人が集まった。

めぐみさんの母早紀江さん(83)はビデオメッセージで、入院中の父滋さん(87)に触れ、「解決できないまま年を取り、一緒に活動ができなくなった。みんなが帰ってくるまで支援をお願いします」と呼び掛けた。参加した弟哲也さん(51)は「姉は監獄のような国家で不自由を強いられている」と述べ、早期解決を訴えた。

同級生でバイオリニストの吉田直矢さん(55)が早紀江さんが作詞した「コスモスのように」などを演奏。最後は、めぐみさんが中学1年の合唱コンクールで歌った「翼をください」を来場者全員で歌った。

新潟市東区の主婦(70)は「拉致事件を忘れないという思いを強くした」と話した。《新潟日報》

【曽我ひとみさん】署名活動

北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(60)が14日、一緒に拉致されたまま帰国が実現していない母ミヨシさん=失踪当時(46)=らの早期救出を訴えるため、地元の新潟県佐渡市の佐渡汽船両津港ターミナルで署名活動を行った。

北朝鮮人権侵害問題啓発週間(16日まで)に合わせ、佐渡市職員や曽我さんを支援する団体のメンバーら約10人が、フェリーの利用客らに署名を呼び掛けた。曽我さんは「日本に帰ることを願う拉致被害者家族も高齢になっている。一日も早い解決のため、政府には今まで以上に全力で取り組んでほしい」と語った。《共同通信》

【菅義偉官房長官】拉致問題「政府の総力挙げ、最大限の努力続けている」

拉致問題解決を目指す政府主催の国際シンポジウムが14日、東京都内で開かれた。菅義偉官房長官兼拉致問題担当相は「全ての拉致被害者の一日も早い帰国を実現すべく、政府の総力を挙げて最大限の努力を続けている」と述べた。

菅氏は拉致問題の解決に向けて「日本政府としての主体的な取り組みと並行しつつ、国際社会と緊密に連携することが重要だ」と説明。米朝首脳会談で、トランプ米大統領が拉致問題に関する安倍晋三首相の考えを北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に伝えたことに触れ、「極めて大きな成果だった」と振り返った。

シンポジウムには拉致被害者家族らも参加。北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の弟で家族会の事務局長を務める拓也さんは「私たちは絶対に、拉致された家族を救い出すためにあきらめない。戦い続ける」と訴えた。《産経新聞》

【柔道・マスターズ大会】

東京五輪代表選考会の一つである柔道のマスターズ大会最終日は14日、中国の青島で男女計5階級が行われ、男子100キロ超級では2016年リオデジャネイロ五輪銀メダルで世界選手権2位の原沢久喜が優勝した。決勝は同選手権決勝で敗れたルカシュ・クルパレク(チェコ)が棄権し、不戦勝だった。

男子100キロ級は世界選手権3位のウルフ・アロンが決勝で同3位のミカエル・コレル(オランダ)に延長で敗れた。男子100キロ超級の影浦心は準々決勝で敗れたが、敗者復活戦から3位決定戦を制した。

男子90キロ級で長沢憲大、村尾三四郎はともに準々決勝で敗戦。《共同通信》

【体操・豊田国際競技会】

種目別で争う体操の豊田国際競技会第1日は14日、愛知県の豊田市総合体育館で行われ、男子床運動は世界選手権代表の谷川翔(順大)が14.600点で制した。オープン参加で順位がつかない白井健三(日体大大学院)は、14.500点だった。

あん馬は橋本大輝(千葉・市船橋高)が15.033点で、つり輪は神本雄也(コナミスポーツ)が14.733点でそれぞれ優勝した。

女子は畠田瞳(セントラルスポーツ)が跳馬と段違い平行棒で、ともに3位に入った。《共同通信》

【スピードスケートW杯】

スピードスケートのワールドカップ(W杯)第4戦第2日は14日、長野市エムウエーブで行われ、女子1000メートルは高木美帆が1分14秒894で2位となった。小平奈緒は1分15秒07で4位。今季無敗のブリタニー・ボウ(米国)が1分14秒34で優勝した。

高木美は3000メートルにも出場し、国内最高記録を更新する4分5秒17で5位に入った。

男子500メートルはビクトル・ムシュタコフ(ロシア)が34秒50の好タイムで制し村上右磨が34秒54で3位、新浜立也が34秒57で4位。同団体追い抜きの日本は一戸誠太郎、ウイリアムソン師円、土屋陸がロシアに次ぐ2位だった。《共同通信》

【スノーボードW杯ビッグエア】

スノーボードのワールドカップ(W杯)は14日、北京でビッグエアが行われ、女子の鬼塚雅(星野リゾート)が165.00点で今季初優勝した。ビッグエアでのW杯制覇は初めてでスロープスタイルと合わせて通算3勝目。岩渕麗楽(バートン)は4位、村瀬心椛(ムラサキスポーツ)は5位だった。

男子の木俣椋真(ヤマゼンロックザキッズ)は4位、飛田流輝(日体大)は5位だった。マックス・パロット(カナダ)が2季ぶりの通算7勝目を挙げた。《共同通信》

【スノーボードW杯ハーフパイプ】

スノーボードのワールドカップ(W杯)は14日、米コロラド州コッパーマウンテンでハーフパイプ(HP)決勝が行われ、男子で種目別2連覇中の戸塚優斗(ヨネックス)は94.50点で2位だった。平野流佳(ムラサキスポーツ)は89.25点で3位。スコット・ジェームズ(オーストラリア)が96.00点で通算4勝目を挙げた。

女子の日本勢は今井胡桃(プリオコーポレーション)の72.50点の4位が最高だった。松本遥奈(クルーズ)は7位、小野光希(スノーヴァ溝の口―R246)は8位だった。ケラルト・カステリェト(スペイン)が87.75点で通算5勝目を挙げた。《共同通信》

【NBA】初の日本人対決が実現

米プロバスケットボールNBAは14日、各地で行われ、八村塁のウィザーズは敵地テネシー州メンフィスで、渡辺雄太がツーウエー契約を結ぶグリズリーズと対戦し、NBAで初めて日本人対決が実現した。八村は先発して約29分プレーし10得点、4リバウンド、渡辺は約7分で無得点、3リバウンドだった。ウィザーズは111―128で敗れ、4連敗となり7勝17敗。

八村は開幕から24試合連続で先発出場。2桁得点を8試合連続に伸ばした。《共同通信》

【豪・シドニー】路面電車開業

オーストラリアの最大都市シドニーで14日、中心部の目抜き通りを走る路面電車(ライトレール)が開業した。シドニーを擁するニューサウスウェールズ州によると、この通りを路面電車が走るのは1961年以来。ベレジクリアン州首相は「ライトレールは私たちの街を活性化するための大きな一歩だ」と述べた。

開業したのは、世界遺産のオペラハウスにほど近く、フェリーの発着地となっているサーキュラーキーから目抜き通りの「ジョージ通り」を南下し、南東部ランドウィックに至る路線で、計14駅、9.3キロ。

1編成当たりバス9台分に相当する450人を乗せることができる。《共同通信》

【アンナ・カリーナさん】死去

映画刷新運動ヌーベルバーグをけん引したジャンリュック・ゴダール監督の代表作「気狂いピエロ」で主演を務めたフランスの女優アンナ・カリーナさん14日、パリの病院でがんのため死去した。79歳だった。同国メディアが伝えた。

1940年デンマーク生まれ。女優になろうと10代後半でパリに移り、モデルとしてキャリアを開始。アンナ・カリーナは芸名で、高級ブランド、シャネルの創設者ココ・シャネルが付けた。

60年代に「気狂いピエロ」などに出演。ヌーベルバーグの女神的な存在となった。歌手としては、故セルジュ・ゲンズブールさんの作品を歌いヒットした。《共同通信》



12月14日 その日のできごと(何の日)