平成10533日目

2017/11/09

この日のできごと(何の日)

【米・トランプ大統領】中国・習近平国家主席と会談

トランプ米大統領と中国の習近平国家主席は9日、北京で首脳会談を行った。トランプ氏は北朝鮮の核・ミサイル問題の解決に意欲を表明。圧力強化で中国の協力を求める考えを示すとともに、米中間の貿易を「公平にする」として、貿易不均衡の是正を求めた。習氏は北朝鮮を巡る問題で米国との「意思疎通と連携を強化したい」と応え、米中関係については「協力こそが唯一の正しい選択肢」と述べた。

中国政府高官はトランプ氏の訪中に合わせ、米中間で計約2500億ドル(約28兆円)の商談がまとまったと語った。

トランプ氏は北朝鮮問題について「解決方法があると信じる」と述べた。《共同通信》

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【プロ野球・正力松太郎賞】デニス・サファテ投手(ソフトバンク)

プロ野球の発展に最も貢献した球界関係者に贈られる「正力松太郎賞」(読売新聞社制定)に9日、福岡ソフトバンクホークスのデニス・サファテ投手(36)が選ばれた。

来日7年目のサファテ投手は今季、54セーブを挙げてプロ野球新記録を樹立したほか、日本シリーズでも活躍。チームのパシフィック・リーグ優勝と日本一への貢献が評価された。

20日に行われる年間表彰式「NPBアワーズ」で、金メダルと賞金500万円が授与される。《読売新聞》

【ボクシング・井岡一翔選手】WBA王座を返上

世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の井岡一翔(井岡)が9日、王座を返上したことが分かった。父で所属ジムの井岡一法会長が大阪市内で記者会見を開き、明らかにした。

井岡は年内に防衛戦を行う方向で調整していたが、井岡会長は「コンスタントに練習ができていない。準備が間に合わないので(王座を)返上する」と説明した。

井岡は4月23日に5度目の防衛に成功。WBAライトフライ級元王者の具志堅用高と並ぶ日本記録の世界戦14勝とした。今後について井岡会長は引退の可能性にも触れ、「やるというのであれば、もちろん応援する」と話した。《読売新聞》

【安倍晋三首相】ベトナム入り

安倍首相は9日夜(日本時間同日深夜)、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、ベトナムのダナン国際空港に到着した。

10日にロシアのプーチン大統領、11日には中国の習近平国家主席と個別に会談し、北朝鮮対応についても協議する予定だ。マニラで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議にも出席し、15日に帰国する。

出発に先立ち、首相は首相官邸で記者団に、「(北朝鮮に)圧力を最大限まで高めていく必要があることを訴え、国際社会との連携を確認したい」と語った。

首相は10日にダナンで予定されている環太平洋経済連携協定(TPP)首脳会議に出席する。12日にマニラに移り、13日にはASEAN関連首脳会議に臨むほか、中国の李克強首相との会談も行う方向で調整している。《読売新聞》

【桜井新さん】死去

元自民党衆院議員で環境庁長官を務めた桜井新氏が9日、肝臓がんのため死去した。84歳。通夜と葬儀・告別式は近親者で行い、お別れの会を後日開く予定。

新潟県出身。早大在学時に元首相、田中角栄氏の書生となり、田中氏の後援会「越山会」の青年部長として活動。県議を経て、昭和55年に衆院旧新潟3区から初当選し、衆院議員を連続6期務めた。

平成6年、村山富市内閣で環境庁長官に就任したが、先の大戦について「日本は侵略戦争をしようと思っていたわけではない」と発言したことが問題視され、辞任した。12年の落選後、13年に参院選で当選。19年に政界を引退した。《産経新聞》



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