平成10515日目

2017/10/22

この日のできごと(何の日)

【第48回衆院選】与党圧勝

第48回衆院選は22日投開票され、与党は、自民党の追加公認3人を含め、総定数465のうち憲法改正の国会発議に必要な3分の2にあたる310議席を超えた。

自民党は、単独でも国会を安定的に運営できる絶対安定多数(261)を上回り、圧勝した。安倍首相(自民党総裁)は、争点に挙げた北朝鮮への圧力強化などに国民の信任が得られたとして、第4次内閣を発足させる。立憲民主党は躍進し、野党第1党となった。希望の党は敗北した。小選挙区選の投票率は、読売新聞社の推計で53%前後となり、2014年の前回(52・66%)とほぼ同じ水準となった。

首相は22日夜のNHKの番組で、選挙結果について「安定した政治基盤のもとに、政治を前に進めろという国民の声だと考えている。一つ一つ結果を出すことに全力を尽くしたい」と述べた。首相は勝敗ラインを「与党で過半数」としていた。

自民党は、2012年12月の第2次安倍内閣発足以来の経済政策「アベノミクス」の成果を強調し、小選挙区選、比例選ともに着実に議席を獲得した。北朝鮮の核実験や弾道ミサイルによる挑発がエスカレートし、情勢が緊迫するなか、首相が国連安全保障理事会での制裁決議採択を、米国とともに主導した実績も支持につながったようだ。

公明党は幼児教育や高校無償化など、教育費負担の軽減を前面に掲げて戦ったが、小選挙区に出馬した9人のうち1人が落選した。

首相が9月25日に衆院解散を表明後、野党第1党だった民進党が分裂し、同党出身者は希望の党や立憲民主党などに分かれた。選挙戦は自民党・公明党の与党と、希望の党・日本維新の会、共産党・立憲民主党・社民党の3勢力が争う構図となった。野党候補が乱立して「政権批判票」が分散する結果となり、民進党の分裂は自民党に有利に働いた。

来年9月には、自民党総裁選が予定されている。首相が野党の意表をついた解散で自民党を圧勝に導いたことから、党内で首相の連続3選を求める声が強まる可能性もある。

一方、立憲民主党は公示前の15議席から3倍以上に増え、躍進した。憲法改正や経済政策などを巡り、与党との対立軸を打ち出し、首相に批判的な有権者の受け皿となったようだ。枝野代表は22日夜の記者会見で「想像以上に多くの国民が、これまでの政治に『国民から遠い』という意識を持っていた」と躍進の理由を語った。

希望の党は拠点とする東京都内の選挙区をはじめ、全国で苦戦した。党代表の小池百合子東京都知事は22日午後(日本時間22日夜)、出張先のパリでの記者会見で「非常に厳しい有権者の判断が下った。今回は完敗とはっきり申し上げたい」と語った。

「政権批判票」を立憲民主に奪われた形の共産党は惨敗した。日本維新の会は厳しい戦いとなった。公示前勢力が2の社民党は伸びなかった。

憲法改正を巡っては、自民、公明の与党で国会発議に必要な3分の2の勢力を維持し、改憲に前向きな希望の党、日本維新の会の両党を加えれば、さらに大きく上回った。

今回、衆院の総定数は前回より10減り、戦後最少の465(小選挙区選289、比例選176)で行われた。《読売新聞》



【豊田真由子氏】敗戦の弁

第48回衆院選で、埼玉4区で敗退の見通しとなった無所属前職、豊田真由子氏(43)は22日午後10時55分ごろ、事務所で「申し訳ない気持ちでいっぱいです」などと敗戦の弁を語った。

豊田氏は「私のひとえに力不足でございまして、応援くださったみなさま、お支えくださったスタッフ、ボランティアのみなさまをはじめ、本当にみなさまに申し訳ない気持ちでいっぱいです」などと話した。

豊田氏は6月下旬、元政策秘書に対する暴言・暴行が週刊誌で報じられ、「この、ハゲーっ!」「違うだろ!」と絶叫する音声も流出。直後に自民党に離党届を提出して入院した。

その後、9月18日に支援者向けの会合に出席して謝罪会見を開き、約3カ月ぶりに公の場に姿を現した。選挙期間は組織のバックアップのない中でおわび行脚を続けていた。《産経新聞》

【台湾・蔡英文総統】安倍首相に祝意

台湾の総統府は22日深夜、蔡英文総統が安倍晋三首相に対し、衆院選の勝利について祝賀の意を表明したとの声明を発表した。

声明は、安倍首相が日台関係を重視していることや、日本政府が台湾の国際組織への参加を支持していることに「蔡総統は感謝している」とした上で、安倍首相の下で日台関係がさらに深まり、日台が協力して地域の繁栄と安定を維持することに期待を表明した。

また、台湾の中央通信社は22日深夜、衆院選に関する記事を配信し、「北朝鮮危機が自民党の勝利に寄与した」との見方を示した上で、来年9月の自民党総裁選で安倍首相が3選を果たした場合、「史上最も長く首相を務める指導者となる」とした。《産経新聞》

【大阪市】27万4000人に避難勧告

大阪市は22日、台風21号の影響で大和川が危険水位に達したとして、大和川に接する市内4区の一部に避難勧告を発令した。対象は計13万9000世帯(計27万4000人)。

同市によると、同日午後9時55分に発令され、4区内の学校などに避難所を開設している。同市は発令に伴い、市災害対策緊急本部を設置した。《産経新聞》

【台風21号】紀伊半島で記録的大雨

超大型で非常に強い台風21号について、気象庁は22日夜、23日午前3時ごろにも静岡県に上陸する見通しを明らかにした。依然として非常に強い勢力を維持しており、紀伊半島では48時間雨量が800ミリを超えるなど記録的大雨になっている。23日にかけては東海地方を中心に総雨量が増えることが予想され、首都圏の各路線で大幅な間引き運転が予定されるなど23日朝の通勤時間帯は大きな混乱が生じる可能性がある。

気象庁によると、台風21号は紀伊半島沖を北東へ速度を上げつつ進んでいる。静岡県や愛知県などが風速25メートル以上の暴風域に入った。22日午後11時45分発表の予想では、23日午前3時には静岡県の御前崎付近に上陸する見込み。関東を北東へ斜めに縦断した後、24日午前には北海道の東で温帯低気圧に変わる見通しになっている。

台風本体と活発化した停滞前線により、全国的に大荒れとなっている。22日夜までの48時間雨量は和歌山県新宮市で800ミリを超え、この地点での観測史上1位の値を更新。三重県尾鷲市で700ミリを超えたほか、紀伊半島の複数の観測地点で500ミリを超えた。三重県名張市では宇陀川が氾濫。各地で避難指示、勧告が出ている。《産経新聞》

【プロ野球・ソフトバンク】日本シリーズ進出

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は22日、パ・リーグの第5戦がヤフオクドームで行われ、2年ぶりにリーグを制したソフトバンクが3位から勝ち上がった楽天を7―0で下して2連敗から3連勝を飾り、リーグ優勝によるアドバンテージの1勝を加えて2年ぶり17度目(南海、ダイエー時代を含む)の日本シリーズ進出を決めた。

ソフトバンクは一回、内川の犠飛と松田の2点二塁打で3点を先制。四回には松田の2ランと柳田の適時打で3点を加えた。ファイナルステージで4試合連続本塁打を放った内川が2年ぶり3度目の最優秀選手(MVP)に選ばれた。

セ・リーグはリーグ2連覇の広島と3位DeNAによる第4戦が21日に引き続き雨天中止となった。今CSでは3度目の中止。広島は1勝2敗だが、アドバンテージがあるために対戦成績は五分。6試合が消化できない場合は、その時点で勝ち星が多いチームが突破し、勝敗が同じ場合はレギュラーシーズン上位の広島が日本シリーズに進む。《共同通信》

【WBAミドル級タイトル戦】村田諒太選手が戴冠

ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチは22日、東京・両国国技館で行われ、同級1位で12年ロンドン五輪同級金メダリストの村田諒太(31=帝拳)が王者アッサン・エンダム(33=フランス)に7回TKO勝利。ミドル級では竹原慎二以来日本人2人目、日本の五輪メダリストとしては史上初の世界王者に輝いた。

序盤から接近戦を展開した村田とエンダム。激しい打ち合いの中、村田は強烈な右をエンダムにヒットさせ、着実にダメージを与え続けた。

6回には右ストレートがエンダムの顔面にクリーンヒット。7回も村田が優勢に試合を進めると、8回開始直前にエンダム陣営がギブアップ。新王者に輝いた村田はリング上で涙を流した。

村田とエンダムは5月20日に有明コロシアムで行われたWBA世界ミドル級王座決定戦で対戦。村田は4回にダウンを奪うなど有効打で勝ったように見えたが、1―2判定(117―110、111―116、112―115)でプロ初黒星を喫した。しかしその後、WBA・メンドサ会長が判定は誤りと表明。エンダムの勝ちとしたジャッジ2人を資格停止処分として再戦を命じていた。《スポニチ》

【WBC世界フライ級タイトル戦】比嘉大吾選手、初防衛に成功

WBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22)=白井・具志堅スポーツ=が同級5位トマ・マソン(27)=フランス=を7回TKOで下し、初防衛に成功した。デビュー戦から14連続KOとなった。元WBC世界スーパーライト級王者・浜田剛史らの日本記録15にあと1と迫った。

比嘉は第1ラウンドから積極的にパンチを繰り出し優位に立つと、ボディー、アッパーの連打で圧倒。第5ラウンドでは左フック、第6ラウンドでは左ボディーを決め、マソンの動きを止めた。

第7ラウンドでは左でダウンを奪うと、マソンは左目上を切り、レフェリーが試合を止めた。

比嘉は「ありがとうございます。初防衛戦難しいと言われていて、KO勝ちにこだわっていた。(14連続KOに)ありがとうございます。自分だけの力ではどうにもならない。チャンピオンになるには周りの力が必要で(具志堅会長に)感謝しています。15KO目指しているんで…。年末でもいいので統一戦をお願いします」とWBA同級王者・井岡一翔との統一戦を熱望した。《スポーツ報知》

【WBCライトフライ級タイトル戦】拳四朗選手、初防衛に成功

世界ボクシング評議会(WBC)ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は22日、東京・両国国技館で行われ、チャンピオンの拳四朗(BMB)は挑戦者で元王者のペドロ・ゲバラ(メキシコ)を2―0の判定で下し、初防衛に成功した。

拳四朗は序盤の4回まで劣勢だったが、中盤から距離を詰めて反撃。力強いフックを顔面だけでなくボディーにも集めてポイントで逆転した。

25歳の拳四朗は京都府出身。父で元東洋太平洋ライトヘビー級王者の寺地永・BMBジム会長の指導の下、5月に世界初挑戦で王座を獲得した。デビュー以来の戦績は11勝(5KO)となった。《日経新聞》



10月22日 その日のできごと(何の日)