平成10446日目
2017/08/14
この日のできごと(何の日)
【韓国】路線バスにも少女像
ソウルのバス運行会社「東亜運輸」は14日、慰安婦を象徴する少女像を座席に置いた路線バスの運行を始めた。民間の国際会議が定めた「世界慰安婦の日」(8月14日)に合わせた取り組みで、9月30日まで運行される。
少女像はプラスチック製で、高さ約1メートル30。ソウルの日本大使館公報文化院近くを走る路線バス34台のうち、5台の座席部分に1体ずつ据え付けられた。バスはソウル市の中心部と北部を結んでいる。
同社の 林真ウク社長は「多く利用する学生たちに少女像を見ながら歴史について考えてほしかった」としている。14日朝には、 朴元淳 ソウル市長が試乗し、慰安婦問題に取り組む姿勢をアピールした。《読売新聞》
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【ゴルフ・松山英樹選手】結婚発表
男子ゴルフで世界ランキング2位の松山英樹選手(25)は14日、マネジメント会社を通じ、以前から交際していた女性と1月に結婚し、7月に第1子が誕生したことを発表した。相手の女性についてマネジメント会社は、名前や職業などを明らかにしていない。
マネジメント会社を通じ「結婚し、子どもが生まれてのブリヂストン招待での優勝はひときわうれしかった。まだまだ未熟な私たちですが、力を合わせ、目標を達成するために努力してまいります」とコメントした。
この時期に公表したことについては「出産前後の母子のプライバシー、安全を考慮して、このタイミングでの報告となりました」とした。《共同通信》
【小野寺五典防衛相】沖縄県・翁長知事と会談
小野寺五典防衛相は14日午後、沖縄県の翁長雄志知事と県庁で会談した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)所属の新型輸送機オスプレイがオーストラリア沖で墜落した事故への対応に関し、翁長氏はオスプレイの飛行を国内で容認する政府判断について「県民、国民の命を守る意味で大変残念だ」と批判。小野寺氏は「わが国の安全保障に大変重要な装備だ」と述べ、理解を求めた。3日の就任後、翁長氏との会談は初めて。
小野寺氏は「米側には繰り返し安全な飛行を求めたい」とも伝えた。会談後、記者団には「緊迫する東アジアにとって、米側は大変重要な航空機と位置付けている」と説明した。《共同通信》
【この日の安倍総理】
チョウザメの養殖現場を視察
安倍首相は14日、地元・山口県下関市でチョウザメの養殖現場を視察した。
チョウザメの卵を塩漬けにしたキャビアは、高級食材として知られる。養殖過程などの説明を受けた首相は「地域を活性化できる非常に面白い取り組みだ」と激励した。同県山陽小野田市にある、燃料電池車に燃料の水素を供給する「水素ステーション」の実証施設も訪ねた。その後、4日間の地元滞在を終えて帰京した。《読売新聞》
中四国4知事と会談
安倍晋三首相は14日午後、島根、広島、愛媛、高知の中四国4県の知事と官邸で会談した。北朝鮮が米領グアム周辺への弾道ミサイル発射計画で島根、広島、高知の上空通過を予告したことに触れ「県名を挙げ、弾道ミサイルを通過させると発表したことは言語道断だ」と非難した。中国、ロシアとも連携して国連を通じ圧力を強め、発射阻止に全力を尽くす考えを強調。国民の生命を守り抜くとも語った。
会談冒頭、4知事を代表して島根県の溝口善兵衛知事が万全の対応を求めた。首相は、今回の発射計画の発表について、北朝鮮に対し、北京の大使館ルートを通じて厳重抗議したと明らかにした。《共同通信》
【パキスタン】独立記念日
パキスタンは14日、英領インドから分離独立して70年の独立記念日を迎えた。インドは15日で、モディ首相が首都ニューデリーで演説する。イスラム教主体とヒンズー教主体で異なる両国はカシミール地方の領有権などを巡り3回の戦争を経験。一時歩み寄りも期待されたが、直接会う形での公式首脳会談は1年半以上行われていない。
パキスタンでは14日、イスラム教を象徴する緑を地にした国旗が道路沿いや住宅に掲げられ、お祝いムードに包まれた。首都イスラマバードでは式典が開かれ、フセイン大統領は「憲法の下で団結する必要がある」と演説した。《共同通信》
【韓国・文在寅大統領】元慰安婦を初めて招待
韓国の文在寅大統領は14日、元従軍慰安婦の金福童さん(91)らを大統領府に招き、日本の植民地支配に対する独立運動に関する記録の継承活動を強化すると表明した。韓国大統領が元慰安婦と公式に会うのは初めて。
就任後初めて迎える植民地支配からの解放記念日である15日の「光復節」を前に、歴史問題を重視することを強調した。
一方ソウルでは、2015年の慰安婦問題での日韓合意に反対する元慰安婦の支援団体や労組などが、合意に基づいて日本が韓国に拠出した10億円を日本に返還し年内の合意破棄を目指すとして、100万人を対象にした少額募金運動を始めると宣言した。《共同通信》