平成10333日目

2017/04/23

この日のできごと(何の日)

【名古屋市長選挙】河村たかし氏が4選

任期満了に伴う名古屋市長選は23日投開票され、無所属で現職の河村たかし氏(68)が、無所属で新人の前副市長、岩城正光氏(62)=社民支持=らを破り、4選を決めた。

選挙戦は河村氏が抜群の知名度で終始リード。代表を務める地域政党「減税日本」の市議らの支援を得て安定した戦いを展開した。期途中で解任された岩城氏は河村市政を「独善的」と批判。河村氏と対立する市議会の自民、民進、公明、共産系各会派の支援を得たものの組織的な運動につながらなかった。

河村氏は初当選した平成21年以来、市民税減税10%などを公約してきたが、5%にとどまっている。引き続き、公約達成を目指すが、市議会は最大会派の自民をはじめ民進、公明に主導権を握られており、厳しい議会運営が予想される。《産経新聞》

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【将棋・藤井聡太四段】羽生善治3冠を破る

将棋の最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)はインターネットテレビの番組として23日に放送された非公式戦の対局で、第一人者の羽生善治3冠(46)を破る殊勲の白星を挙げた。

プロ公式戦では4日にデビュー後11連勝し、新記録を達成。17日には自身の連勝記録を13に更新した。番組の企画とはいえ、快進撃を続ける天才棋士の実力がトップレベルであることを示した。

対局は先手番となった藤井四段が、中盤以降にリードを奪った。終盤、羽生3冠に追い上げられたものの、冷静に受け止めて勝ち切った。《共同通信》

【フィギュア・村上佳菜子選手】現役引退を表明

フィギュアスケート女子で中京大を今春卒業した2014年ソチ冬季五輪代表の村上佳菜子選手(22)が23日、現役引退を表明した。東京・国立代々木競技場で行われた世界国別対抗戦のエキシビションにゲスト出演し「たくさんの応援ありがとうございました」とファンにあいさつした。

12位だったソチ五輪後はジャンプの不振やけがに苦しみ「自分には表現があると思ってやってきたけど、結果がついてこなくて限界がきたと実感した」と理由を説明。今後はプロスケーターとして活動する予定。《共同通信》

【WBAフライ級タイトル戦】井岡一翔選手が5度目の防衛

ボクシングのダブル世界戦各12回戦が23日、エディオンアリーナ大阪で行われ、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の井岡一翔(井岡)は同級2位のノクノイ・シットプラサート(タイ)に3―0で判定勝ちし、5度目の防衛に成功した。世界戦通算勝利数が「14」となり、具志堅用高の日本記録に並んだ。

井岡はダウンを奪えなかったが、右ストレートなどを的確に打ち込み、危なげなく挑戦者を退けた。

世界ボクシング機構(WBO)バンタム級6位の大森将平(ウォズ)はマーロン・タパレス(フィリピン)に11回16秒でTKO負けし、世界初挑戦での王座奪取に失敗した。《共同通信》

【自民党】共謀罪」成立訴え

自民党の茂木敏充政調会長は23日のNHK番組で、後半国会の焦点である「共謀罪」の趣旨を盛り込んだテロ等準備罪を新設する組織犯罪処罰法改正案について、早期成立の必要性を訴えた。「東京五輪・パラリンピックを控え、テロ対策は緊急の課題だ」と強調した。野党の民進、共産両党の幹部は改正案の内容を懸念し、成立阻止に全力を挙げる考えを示した。

茂木氏は「専門的な部分もあり、国会で丁寧に説明していきたい」と述べた。

民進党は「準備行為が行われる前から一般人も捜査対象となり、内心が問われる法案」と批判。共産党は「盗聴や密告がはびこる監視社会になる」と指摘した。《共同通信》

【岸田文雄外相】北方領土元島民と懇談

岸田文雄外相は23日午後、札幌市で北方領土の元島民との懇談会に出席し、北方四島での共同経済活動を目指しロシアとの協議を進めるとした日本政府対応への理解を求めた。元島民からは昨年12月の日ロ首脳会談に関し「領土問題解決への具体的道筋が示されず、大変残念な思いをした」との声が上がった。

今後の方針について岸田氏は、元島民が航空機で北方四島を訪問できるよう環境整備を図る考えを強調。「(取り組みを)着実に進めたい」と述べた。日本の法的立場を守るため、チャーター船利用時と同様に、ロシアの出入国手続きを経ずに入域できる仕組みを検討するとの趣旨だ。《共同通信》

【山本幸三地方創生担当相】博物館に敬意表明

山本幸三地方創生担当相は23日、高知県内の企業や文化施設などを訪れ、視察した高知城歴史博物館について「地域の歴史、文化の資源を活用して地方創生に役立てている取り組みに心から敬意を表する」と記者団に述べた。自身の「一番のがんは文化学芸員」との発言に関しては「これ以上迷惑を掛けてはいけないので、コメントしない」と語った。

南国市内の高知大キャンパスでは、2015年に新設された地域協働学部の学生が中山間地域の集落維持などの実習結果を説明。山本氏と地方創生に向けた課題や対策について意見交換した。《共同通信》

【新潟県阿賀町議選】新人候補の得票0票

新潟県阿賀町で23日に投開票された町議選(定数12)で新人の男性候補(60)の得票が0票だったことが分かった。同町選挙管理委員会が明らかにした。

有権者からの支持はなく、候補者本人が投じた自分への1票も無効になったもよう。総務省の担当者は「地方選挙の細かいデータを取っているわけではない」と断った上で「選挙で1票も得票できなかった例は聞いたことがない」としている。

男性候補は取材に「投票用紙には自分の名前を漢字で書いて投じた」と主張したが、結果について抗議する考えはないという。《共同通信》

【韓国】大統領選向け第1回討論会

韓国大統領選に向けた中央選挙管理委員会主催の第1回テレビ討論会が23日、開かれた。支持率トップの革新系最大野党「共に民主党」の文在寅候補が高官を務めた盧武鉉政権が2007年、国連の北朝鮮人権決議案の採決に際し、北朝鮮に意向を聞いた上で棄権したとの疑惑を保守系候補らが追及。文氏は否定し政策論議と懸け離れた理念闘争はやめるべきだと反発した。《共同通信》

【仏大統領選】マクロン氏、ルペン氏が決選投票へ

欧州連合(EU)からの離脱やテロ対策を主な争点に主要4候補が大混戦を展開したフランス大統領選の第1回投票が23日、即日開票された。親EUで超党派の市民運動「前進」を率いる中道系のエマニュエル・マクロン前経済相(39)が23・75%を得票し首位、EU離脱を訴える極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン党首(48)が21・53%の2位で、5月7日の決選投票進出を決めた。決選投票ではマクロン氏が優勢とみられる。

FNの決選進出は、現党首の父ジャンマリ・ルペン前党首(88)が第1回投票で2位となり「ルペン・ショック」と呼ばれた2002年以来。《共同通信》

【在ペルー日本大使公邸占拠事件】解決から20年

ペルー日本大使公邸人質事件が解決から20年を迎え、首都リマの大聖堂で23日、元人質らが出席して事件の犠牲者らをしのぶミサが執り行われた。政府と左翼ゲリラとの仲介役を務めたカトリック神父のシプリアニ枢機卿(当時大司教)が主催し「事件の生存者も死者もわれわれの記憶にとどめ、神のご慈悲を祈りましょう」と呼び掛けた。

海軍少将当時に人質となり後に第1副大統領を務めたジャンピエトリ氏(76)は「シプリアニ氏が公邸にやって来て、外の新鮮な空気を運んできてくれるのを人質たちが心待ちにしていたのを思い出した」と話した。《共同通信》



4月23日 その日のできごと(何の日)