平成10309日目

2017/03/30

この日のできごと(何の日)

【北朝鮮、マレーシア】金正男氏の遺体引き渡しで合意

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男氏がマレーシアで殺害された事件で、両国は30日、「死亡者」の遺体を北朝鮮にいる家族に引き渡すことで合意したとする共同声明を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。互いの国民を出国禁止にした措置を解除することでも合意。マレーシアのナジブ首相は、外交官らマレーシア人9人が平壌を航空機で出発したと発表した。

ミサイル発射実験などで国際的批判が高まる北朝鮮は事件の早期収拾を目指し、「人質」の解放を最優先させるマレーシア側と思惑が一致した。《共同通信》

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【韓国・朴槿恵前大統領】裁判所に出頭

韓国の朴槿恵前大統領(65)は30日午前(日本時間同)、ソウル中央地裁に出頭、地裁は検察が収賄容疑などで請求した逮捕状発付の是非について審査を始めた。朴氏はこれまでの捜査で容疑を否認。地裁の聴取に対しては在宅捜査を主張し、審査は深夜から31日未明に及ぶとみられている。朴氏は地裁到着時、記者団の質問には答えず、無言で庁舎内に入った。

贈賄側のサムスングループの経営トップ、李在鎔被告は既に逮捕、起訴されており、朴氏は逮捕を免れたとしても起訴は避けられない情勢だ。逮捕されれば、大統領経験者では1995年の盧泰愚氏、全斗煥氏に次ぎ3人目となる。《共同通信》

【東芝・綱川智社長】巨額赤字を謝罪

経営再建中の東芝は30日、半導体事業の分社化への承認を求める臨時株主総会を千葉市の幕張メッセで開いた。綱川智社長は冒頭「株主さまに度重なるご迷惑をかけ、おわびいたします」と述べ、米原発子会社ウェスチングハウス・エレクトリック(WH)の経営破綻で過去最悪の赤字に陥ることを謝罪した。株主からは「突然の巨額損失は納得がいかない」と怒りの声が飛んだ。

上場廃止への懸念を表明した株主に対し、綱川氏は「廃止にならないよう全力で努力する」と答えた。総会は巨額損失を穴埋めするための分社化を承認し、午後1時半ごろ終了した。《共同通信》

【東京都議会】2017年度予算可決、成立

東京都議会は30日、定例会最終日の本会議で、小池百合子知事が初めて編成した2017年度の予算を全会一致で可決、成立した。都によると、本格的な一般会計予算案に全会派がそろって賛成したのは革新系だった美濃部亮吉知事時代の1973年度以来44年ぶり。

夏の都議選で小池知事側と選挙協力を結んだ公明党をはじめ、東京改革議員団(民進党)などは全面的に支持する立場を取り、「是々非々」とする共産党も「都民の要望を一定程度反映させた予算」と賛成に回った。《共同通信》

【衆院】議場に防災ヘルメット

衆院は地震などに備え、本会議場に折りたたみ式の防災用ヘルメットを配備し、30日の本会議終了後、初の着用訓練を行った。大島理森議長をはじめ、与野党議員らが座席の近くから一斉にヘルメットを取り出し、装着した。

衆院事務局によると、昨年9月に実施した本会議場からの避難訓練では、1986年から備えている防災頭巾を使ったが、強度を疑問視する声があった。

防災関連の民間業者とも相談。議員席のスペースに限りがあるため、折りたたみ式のヘルメットの導入になった。

大島議長は、壇上から「災害はいつやって来るか分からない。緊張感を持って、対応してほしい」と呼び掛けた。《共同通信》

【安倍晋三首相】公明・山口代表と桜見物

首相官邸の南庭に植えられた彼岸桜が、ほぼ満開になった。安倍晋三首相は30日、連立政権を組む公明党の山口那津男代表を招いて観賞。首相は「簡単には散らない。何回も風雪に耐えていますから」と語り、自公の結束ぶりを桜に例えた。

学校法人「森友学園」への国有地売却問題などで追及が続いた衆参両院の予算委員会が一区切りついたためか、首相は「やっとお花を見る余裕が少しできたかな。これからも自公政権で頑張っていきたい」。山口氏は「お花もたもとがしっかりしていると、花びらも簡単に散りません」と笑顔で応えた。《朝日新聞》

安倍晋三首相は30日、公明党の山口那津男代表と官邸で会談した。首相は共謀罪の構成要件を変えた組織犯罪処罰法改正案について、早期の衆院審議入りに向け協力を要請した。山口氏は、現在審議中の民法改正案などを優先すべきだとの認識を示し、平行線に終わった。自民党は4月6日に衆院本会議で審議入りしたい考えで、引き続き日程協議を行う。

会談で首相は、共謀罪法案について「法案を提出した以上、成立させるべく審議を進めたい」と表明した。《共同通信》



3月30日 その日のできごと(何の日)