平成10264日目

2017/02/13

この日のできごと(何の日)

【金正男暗殺事件】

マレーシア国営ベルナマ通信(電子版)は14日深夜、同国警察当局者の話として、クアラルンプール国際空港(KLIA)で男性が死亡し、北朝鮮の金正恩委員長の異母兄、金正男(45)氏と確認したと報じた。韓国政府関係者も同日夜、マレーシア政府を通じて同氏の死亡を確認したと明らかにした。死因は不明としている。

北朝鮮に詳しい韓国の情報筋によると、金正男氏とみられる男性が13日にKLIAで女性2人に殺害されたという。KLIAを管轄する警察当局者は14日、日本経済新聞の取材に対して「40代の朝鮮系男性がKLIAで突然死した」と語った。

ベルナマ通信によると正男氏とみられる男性は13日午前のマカオ便への搭乗を予定していた。搭乗を待つ間に女性が背後から男性を襲い、液体を染み込ませた布で顔を覆ったという。男性は目に火傷を負い、空港係員に救助を求めた。その後に搬送された病院で死亡が確認されたという。警察当局者は同通信に対し「北朝鮮大使館に事態を伝えた」と話した。

韓国メディアの報道によると、女2人組が男性を毒針で刺したという。2人はタクシーに乗って逃亡したとの情報もある。2人は北朝鮮の工作員だった可能性がある。《日経新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【横浜市・岡田優子教育長】原発避難生徒へのいじめ認め謝罪

東京電力福島第1原発事故で福島県から横浜市に自主避難した中学1年の男子生徒(13)のいじめ問題で、横浜市の岡田優子教育長が13日、記者会見し、これまでの見解を一転させ、男子生徒が同級生に遊興費などとして金銭を支払ったことをいじめの一部と認め、謝罪した。

会見の冒頭で深々と頭を下げた岡田教育長は「男子生徒の気持ちをしっかり受け止めていなかった。認めるまで長くかかったことは申し訳ない」と述べた。その上で「いじめ防止対策推進法の趣旨に沿って、いじめの一部と認識し、再発防止に取り組む」と発言した。また当時の学校関係者と共に、生徒側へ謝罪することも明らかにした。《共同通信》

【将棋・三浦弘行九段】復帰戦飾れず

コンピューター将棋ソフトの不正使用疑惑を指摘され、後に不正の証拠はないと認められた三浦弘行九段(43)は13日、東京都渋谷区の将棋会館で指された竜王戦ランキング戦1組で羽生善治3冠(46)に131手で敗れ、復帰戦を白星で飾れなかった。

三浦九段は、連盟から昨年10月12日から12月末まで出場停止処分を受けたため、約4カ月ぶりの対局となった。復帰を果たしたが、騒動はいまだに収まる気配を見せていない。対局は三浦九段の後手番。約50人の報道陣が見守る中始まり、1度は優位に立ったが、終盤に逆転された。ブランクのせいか、一歩及ばなかった。《共同通信》

【朝日新聞・神田大介テヘラン支局長】首相の持病やゆ

日米首脳会談に関連し、朝日新聞の神田大介テヘラン支局長が短文投稿サイト「ツイッター」に「安倍首相、大丈夫かな…またおなか痛くなっちゃうのでは」と持病をやゆするような書き込みをし、批判を受けて削除していたことが13日、分かった。

第1次安倍政権では、潰瘍性大腸炎の悪化が退陣のきっかけとなった。神田支局長はツイッターで「このツイートは不適切だったので削除しました。安倍首相をはじめ、病気をやゆするつもりはなかったんですが、そのように受け取られて当然のひどいツイートでした。おわびし、撤回します。申し訳ありませんでした」と釈明した。《共同通信》

【民進党の野田佳彦幹事長】首相はスネ夫

民進党の野田佳彦幹事長は13日の記者会見で、イスラム圏7カ国からの入国を禁じるトランプ米政権の大統領令を巡りコメントを避ける安倍晋三首相の対応について「のび太君はびびりながらも、物を言うことがある。今回は完全にスネ夫君になった」と、アニメ「ドラえもん」を引き合いに痛烈に皮肉った。

英国のメイ、ドイツのメルケル両首相が大統領令を批判していることに関し「しずかちゃんは毅然として物を言っている」と指摘。「洗練された言葉を使ってでも日本としてきちんとコメントすべきだ。何でも言う通りに聞いてくれる日本、と思われかねない」と強調した。《共同通信》

【韓国】セヌリ党、「自由韓国党」に正式変更

韓国の与党セヌリ党は13日、党名を「自由韓国党」に正式に変更したと発表した。党は変更について「保守政党としての主体性を固め、責任を尽くす党への生まれ変わりが急務だと判断した」としている。

セヌリ党は朴槿恵大統領の疑惑でイメージが失墜。昨年12月には朴氏弾劾訴追案への賛否を巡り分裂した。国会議席数は13日現在、最大野党「共に民主党」の121議席に次ぐ94議席。

2012年2月13日に、臨時執行部トップだった朴氏の主導で「ハンナラ党」からセヌリ党へ党名を変更してから、ちょうど5年で再び変えることになった。《共同通信》

【米・フリン大統領補佐官】辞任

フリン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は13日、政権発足前にロシア側と対ロ制裁を協議したとされる疑惑の責任を取って辞任した。ホワイトハウスが発表した。フリン氏は安保・外交政策の主導的存在で、トランプ政権に大きな痛手となるのは必至。北朝鮮のミサイル発射への対応など緊急の外交案件にも影響が出そうだ。

ホワイトハウスによると、トランプ大統領は13日、フリン氏辞任を受け、大統領補佐官代行にケロッグ元陸軍中将を充てる人事を決めた。フリン氏は駐米ロシア大使との電話会談について「ペンス副大統領らに不完全な情報を与えた」としてトランプ氏らに謝罪。《共同通信》

【安倍晋三首相】訪米終え帰国

安倍晋三首相は13日夜、トランプ米大統領との会談など一連の訪米日程を終え、政府専用機で羽田に帰国した。日米両政府はトランプ氏の年内の日本公式訪問に向け、日程調整に着手する。両首脳は、5月の主要国首脳会議(サミット)や秋のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議などに合わせて対話を重ね、信頼醸成をさらに進めるとみられる。

首相は、トランプ氏と合意した日米の経済関係強化に向けた対話の態勢づくりの調整も本格化させる。貿易・投資の拡大などを協議する麻生太郎副総理とペンス副大統領らによる枠組みで、世耕弘成経済産業相や石原伸晃経済再生担当相らを加えるか検討する。《共同通信》

【鈴木清順さん】死去

独特の色彩感覚と様式美あふれる作品で知られた映画監督の鈴木清順さんが13日午後7時32分、慢性閉塞性肺疾患のため東京都内の病院で死去した。93歳。東京都出身。

1956年に監督デビュー。小林旭さん主演の「関東無宿」や渡哲也さん主演の「東京流れ者」など、斬新な色彩感覚を生かした映画で人気を集め、自らの青春体験を反映させた「けんかえれじい」を発表した。原色を生かした映像美は「清順美学」と呼ばれ、「ツィゴイネルワイゼン」で日本アカデミー賞最優秀作品賞などを受賞した。元NHKアナウンサーの鈴木健二さんは弟。《共同通信》



2月13日 その日のできごと(何の日)