平成10257日目

2017/02/06

この日のできごと(何の日)

【政府】辺野古海上工事に着手

政府は6日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とする名護市辺野古沿岸部で海上の本体工事に着手した。海中の汚れ拡散を防ぐ準備措置を経て、5月にも埋め立て区域の護岸造成を始める計画。阻止を目指す沖縄県の翁長雄志知事は知事権限を使って引き続き対抗する考えで、再訴訟の可能性をはらんだ攻防が再燃しそうだ。

海上での本体工事は、濁りが広がるのを防ぐ「汚濁防止膜」の設置、護岸造成、埋め立て、舗装の順に進め、これまでの陸上作業と合わせて5年の工期を見込む。

当面は、膜を海中に張る際の重りにする1個数十トンの大型コンクリート製ブロックを海底に投下する作業を進める。《共同通信》

菅義偉官房長官は6日の記者会見で、政府が沖縄県の米軍普天間飛行場移設に向け、海上の本体工事に着手したことについて「わが国は法治国家だ。最高裁判決や和解の趣旨に従い、国と県が協力して誠実に対応し、埋め立て工事を進めていく」との意向を表明した。

同時に「作業の安全、自然環境、住民の生活環境に最大限配慮する。移設の原点は、普天間飛行場の危険除去だ」と語り、工事着手に理解を求めた。

翁長雄志知事に関しては「米軍北部訓練場返還では、地元の思いと翁長氏の意向は全く違っていた」と指摘。普天間飛行場の移設先の名護市辺野古も「地元は条件付きながら賛同している」と述べた。《共同通信》

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【長谷川豊氏】衆院選出馬を表明

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏(41)が6日、次期衆院選に日本維新の会の公認候補として千葉1区に立候補することを正式表明した。「維新と千葉1区の再生が日本全体の再生につながると思っている。やれることをやりたい」と決意を語った。

昨年9月19日のブログで、「人工透析患者は実費負担にさせよ。無理だと泣くなら殺せ」などと綴り、批判が噴出した。「何度頭を下げても足りることはない。本当に申し訳ない気持ちでいっぱい。あまりにも一方的な文言が並びすぎていた。あれは僕の100%の誤り」と謝罪した。

長谷川氏は1999年にフジテレビへ入社、アナウンサーとして活躍し、2013年からフリーとなり、鋭いコメントで注目を浴びていたが、昨年9月のブログ騒動後、出演していた全てのレギュラー番組を失っていた。《サンケイスポーツ》

【日本将棋連盟】新会長に佐藤康光九段

日本将棋連盟は6日、コンピューター不正使用疑惑に絡む一連の騒動の責任を取り、任期途中で辞任した谷川浩司会長(54)の後任に元名人の佐藤康光九段(47)を選んだ。東京都渋谷区の将棋会館などで開かれた臨時総会と理事会で決まった。任期は定期総会が行われる今年6月まで。

谷川前会長の辞任表明後も執行部への批判は強く、今後も難しいかじ取りを迫られそうだ。佐藤新会長は理事の経験がなく連盟トップに就任した。記者会見で、疑惑を指摘された三浦弘行九段(42)に対し「ご迷惑をお掛けし、おわびします」と謝罪。「今後は将棋界の信頼回復に努めていく」と話した。《共同通信》

【麻生太郎財務相】教育国債「極めて慎重に」

麻生太郎財務相は6日の衆院予算委員会で、自民党内で教育無償化の財源を確保するために検討されている「教育国債」について、「名を変えた赤字国債という意見は前々からある。極めて慎重にやらないといけない」と述べ、否定的な考えを示した。

麻生氏は「借金を子どもの世代に送ることと同じにならないか。教育国債の実質は親の世代が租税負担や教育費の捻出を逃げるため、子どもに借金を回すということ」と述べた。日本維新の会の伊東信久氏の質問に答えた。

自民党は教育無償化に向けた具体策を検討するため、近く党内にプロジェクトチームを設置し、必要な財源には使い道を無償化に限る「教育国債」を創設するなどの議論を始める。《朝日新聞》

【都民ファーストの会】練馬区議ら4人追加公認

東京都の小池百合子知事が事実上率いる地域政党「都民ファーストの会」は6日、7月の都議選(定数127)の候補者として、昨年夏の都知事選で小池氏を支援し、自民党を除名処分になった練馬区議2人と、民進党に離党届を出した元都議2人の計4人を追加公認したと発表した。今後も候補を絞り込み、都議選への準備を加速させる。

練馬区議の尾島紘平氏は取材に対し「都議会の情報公開を進めたい」と述べた。

元都議2人は民進党の公認候補として都議選に出馬予定だったが離党届を提出し、小池氏が設立した政治塾に参加している。元都議の増子博樹氏は「知事の近くで東京大改革に取り組む」と語った。《共同通信》

【台湾】犬猫の殺処分廃止

台湾政府は6日、捨てられた犬や猫などを収容する各地の公立施設で行われてきた犬猫の殺処分を同日から全面的に廃止したと発表した。台湾政府によると、アジアではインドに次ぐ2番目の導入で、世界的にも例が少ない。

動物管理を担当する農業委員会(農業省)は「台湾の動物保護の取り組みで、重要な一里塚だ」と強調した。

台湾では2015年2月、世論の高まりから2年後の殺処分廃止を明記した動物保護法改正法が成立。準備期間を経て実施に移された。

現在、台湾全土の施設に収容されている動物は約2万6千匹。殺処分廃止により収容しきれなくなる懸念もある。《共同通信》

【英・エリザベス女王】即位65年

英国のエリザベス女王(90)は6日、1952年の即位から65年を迎えた。英国の歴代君主として最長記録を更新中で、世界で最も長期間在位している存命中の君主。昨年末に風邪をこじらせ、恒例のクリスマス礼拝を欠席するなどしたが、現在は回復しているもようだ。

在位65年の記念硬貨が発行されるほか、バッキンガム宮殿近くでは王立騎馬砲兵が祝砲を鳴らす。6日は父、故ジョージ6世の命日でもあるため盛大な祝賀行事は行われず、女王は東部サンドリンガムの御用邸で静かに過ごす。

昨年は90歳を祝うさまざまな公式行事が行われたが、負担軽減のため公務縮小が発表された。《共同通信》



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