平成10224日目
2017/01/04
この日のできごと(何の日)
【この日の安倍総理】
伊勢神宮を参拝、年頭記者会見
安倍晋三首相は4日午後、三重県伊勢市の伊勢神宮を参拝した。昨年5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)に合わせて、各国首脳に伊勢神宮を案内して以来の訪問となる。午後には年頭の記者会見を行い、2017年の政権運営に関する見解を表明する見通し。
現職の首相による新春の伊勢参りは毎年恒例となっている。複数の閣僚も同行。外宮、内宮を参拝する。
首相は4日が仕事始めで、5日には自民党の仕事始めや役員会に臨む。首相に先立ち、民進党の蓮舫代表も参拝した。《共同通信》
安倍晋三首相は4日、三重県伊勢市で年頭記者会見に臨み、来年の通常国会を1月20日に召集する考えを明らかにした。通常国会を「未来を拓く国会」と位置づけ、今年を「この国の未来を拓く1年とすることを年頭にあたって強く決意している」と述べた。
また、今年が日本国憲法施行から70年の節目にあたることから、「次なる70年を見据えながら未来に向かって今こそ新しい国づくりを進めるときだ」と強調した。
衆院解散・総選挙については「今質問されて初めて解散という言葉が脳裏に浮かんだ。全く考えていない」と述べた。その上で「われわれはアベノミクスをふかしながら経済をしっかり成長させていくことが与えられた使命であり、最大の経済対策は来年度予算の早期成立。そのことに集中しながら全力を傾けていきたい」と訴えた。
首相は記者会見に先立ち、伊勢神宮を参拝した。《産経新聞》
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【四国アイランドリーグplus・愛媛】新監督に河原純一氏
野球の独立リーグ、四国アイランドリーグplusの愛媛は4日、投手として巨人などで活躍した河原純一氏(43)が監督に就任すると発表した。
神奈川・川崎北高―駒大を経て1995年、逆指名のドラフト1位で巨人入りし、西武、中日でもプレーした。愛媛にも所属経験があり、15年に引退を表明。プロ野球での通算成績は31勝42敗40セーブ。《スポニチ》
【東証大発会】
2017年の大発会となった4日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発し、4年ぶりに大発会で上昇した。終値は前営業日比479円79銭(2.51%)高い1万9594円16銭で、16年12月20日以来2週間ぶりに昨年来高値を更新した。終値で1万9500円台を回復するのは15年12月7日以来1年1カ月ぶり。《日経新聞》
【沖縄県・翁長雄志知事】辺野古基地造らせない
沖縄県の翁長雄志知事は4日午前、県庁で県職員らに年頭のあいさつをし、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の県内移設に関して「(名護市の)辺野古に新基地を造らせないのを県政の柱にする。県の有するあらゆる手法を用いて取り組む」と改めて反対の立場を訴えた。
米軍属が逮捕された女性暴行殺害事件や新型輸送機オスプレイの不時着事故など、昨年も米軍基地による事件や事故が相次いだと回顧。「県民の安心安全な生活を脅かす状況が、今なお続いている。沖縄の過重な基地負担の軽減はほど遠い」と強調した。《共同通信》
【自民党・二階俊博幹事長】「東京五輪も安倍首相で」
「誰が考えても、内外を見渡して2020年の東京五輪の時に日本を代表する首相は安倍晋三首相が最適任だ」。自民党の二階俊博幹事長は4日のBS日テレの番組収録で、こんな見方を示した。「安倍さんのあとは安倍さんと私は答えている」とも話した。
二階幹事長は番組収録後、記者団にその理由について「一番政治的に安定しているし、あらゆる政策に精通している。国際的にこれくらい世界中飛び回って力をつけている首相はほとんど例をみない」と語った。《日経新聞》
【麻生太郎財務相】「手数料よりリスク取れ」
「金貸しが金貸さないでどう商売するのか」。麻生太郎金融相は4日、全国銀行協会の賀詞交換会であいさつし、3メガバンクのトップらを前に新年から“麻生節”を繰り広げた。「目利きはいなくなったのではないか」とも話し、担保や保証に過度に依存せず、企業の将来性をみて成長資金を供給するよう求めた。
麻生氏は地元で耳にするという銀行の融資姿勢への批判に触れながら、「手数料ではなく、リスクを取ることに銀行の目が向かないと企業はうまくいかない」と強調。低金利環境が続くなか、内部留保を積み上げる企業に対して積極的に設備投資を促す役割を担ってほしいと要望した。《日経新聞》
【民進党】「衆院選へ臨戦態勢を維持」
民進党の蓮舫代表は4日、三重県伊勢市で開いた年頭記者会見で、次期衆院選に向け「安倍政権との違いを民進党色として出したい」と決意を示した。野田佳彦幹事長は仕事始め式で「今年中の衆院解散・総選挙は十分あり得る。臨戦態勢を維持し、充実させる」と述べ、選挙準備を急ぐ考えを明らかにした。
今月召集される通常国会で安倍政権に厳しい姿勢で臨む方針も強調した。共産、社民両党も東京都内で今年最初の会合を開いた。
民進、共産、社民の3党に自由党を加えた野党4党は、今月中にも次期衆院選の候補者調整や共通政策づくりを巡る実務者協議をスタートさせる見通しだ。《共同通信》
【共産党】新ポスター発表
共産党は4日、今年用の新しいポスターを発表した。昨年の参院選でも使用した「力あわせ、未来ひらく。」のキャッチフレーズの上に、「野党+市民」との文言を新たに加えた。次期衆院選で野党共闘を積極的に呼び掛ける党の姿勢を示した形だ。
ポスター中央では、志位和夫委員長が「結束」を意味する手話のポーズを取った。小池晃書記局長は記者会見で「野党と市民が力を合わせて新しい政治をつくろうと正面から訴えた。私たちがいま一番伝えたいメッセージだ」と説明した。《共同通信》
【米・トランプ次期大統領】国連事務総長と電話会談
トランプ次期米大統領は4日、国連事務総長に1日付で就任したグテレス氏と電話会談した。事務総長の副報道官は「とても建設的な議論が行われた」と述べた。
政権移行チームの報道担当者は、トランプ氏は米国の拠出金が最も効果的に使われるように国連に改革と変化を求めていくと強調した。
トランプ氏は昨年12月に国連安全保障理事会でイスラエルの入植活動を非難する決議が採択されたことに不満を強め、「国連は大きな潜在力があるのに、現在は人々が集まり、おしゃべりし、楽しい時間を過ごすためのクラブにすぎなくなっている」と批判している。《共同通信》